見出し画像

本『千葉からほとんど出ない引きこもりの俺が、ルーマニア語の小説家になった話』

済東鉄腸著

これはまず表紙がいいよね。横山裕一さんのキレッキレのイラストがいい。装丁がいい。

この本との出会いは翻訳家の岸本佐知子さんのXフォローしてるからそこから流れてきて気になってた本だった。

毎夜少しずつ読んだ。

この人世界のニュースよく知ってるなぁ。いろんな事件が出てくるけどほとんどよくわからない。シャルリーエブド事件てなんだ。

すごいのはこの人本の虫なんだ。
貪欲なまでの宇宙広がりまくり。
それからSNSの行動力半端ない。
家から出ずにルーマニアに友達ができて、それでルーマニアの小説家になっちゃったっていう。

実は私は1人でルーマニアに行ったことがある。
木造の宗教建築が見たくて行ったんだけど、、オーストリア、チェコ、スロヴァキア、ハンガリー、ルーマニアと周遊して、1番面白いと思ったのはルーマニアだった。お金ぼられて怖い思いしたり、なんかいいムードになったり、いい意味悪い意味ひっくるめて1番いろんな体験ができた国だった。
日本ではルーマニアはマイナーな国扱いだからこそ、ルーマニアってきくと、お?って思う。

さて、本の話題に戻そう。

他国語を学ぶことでいろんな理解が深まって世界が広がるってことを言葉たくみに著者が教えてくれる。
なんか言葉を学ぶのって楽しいのかもと思えた。

シオラン(作家のエミール・ミハイ・シオラン)とか気になったな。難しそうだけど😅

チャットを読んでる感覚で読めた。

あと、日本語の一人称の単語が多いってとこ、面白かった。著者が俺、僕、私のなかで俺ということにしたいきさつを話してて、なるほどな〜私が男だったら俺と僕、どっちだろう?僕って言うかもな。俺ってちょっと強い、激しい感じがするから。

そして終わりに、
そこにあなたがそうしているだけですごい。って著者からのメッセージがとても胸熱でした。

巻末にはルーマニアックの本、映画、本が紹介されてて、気になるのをピックアップ

ノスタルジアはYouTubeで見てるけどまだ途中だった。最後までいつか見よう。
本 悪しき造物主、EMシオラン
本 生まれてきたことが苦しいあなたに最強のペシミスト・シオランの思想、大谷崇
映画 Veronica ElisabetaBostan
プレイリストについては全部聞きしたい

著者のあくなき探求は今も続く
この本の巻末にそんな言葉を入れたくなった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?