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息子のおいたち(1)

私には生きていれば24歳の息子がいました。
親の背中を見て子どもが育つと言葉もありますが、私は息子の背中見せて、もらい育ててもらったと思っています。そんな訳で勉強の1つと捉えていて写真に国語算数息子と表記させていただきました。

今回は、息子について綴りたいと思います。
生まれて4ヶ月で障害が見つかり、さらに1歳に満たないうちに小児癌が見つかりました。それも10万人に1人という横紋筋肉腫。膀胱から発生したものでした。
障害により発達が遅れて、小児癌になるなんて、もう、言葉に出来ない悲しさと辛さがありました。
検査をしていくうち白内障まで見つかり、もう神さまなんていないんじゃないかと思いました。何でうちの子が・・・。と毎日のように思ってました。
私は、子育て、赤ちゃんはオッパイをあげて、オムツを取り替えあやしてれば育つくらいの能天気な考えでいましたので、初めての子育てに、息子の大病に障害、受け入れるだけでもかなり時間を要しました。

息子のがんには、専門治療が必要なため大きな病院に入院、抗がん剤治療、放射線治療、膀胱を全摘、大腸の一部を切除する手術をし人工膀胱を付けました。直腸の一部が病変と接していたため直腸も一部切除し、一時的に人工肛門と人工膀胱の両方をつけていた時期もありました。2歳の誕生日を過ぎた頃には寛解を迎え退院できました。それからは、小児がん、発達の遅れのために別の病院にそれぞれ通院しながら家で過ごしていました。たまたま地域の施設でリハビリが受けられ、その先生からの紹介で、リハビリを行なって支援してくれる施設が見つかり通うことになりました。息子にとってはその施設がとても気に入っており、毎朝施設に行くため着替えをすると機嫌よくなり、私も嬉しさを一緒に感じていました。息子が4歳の時に下の子も生まれて賑やかになり、忙しいながらも幸せな日々を過ごしていました。息子は、下の子が生まれてからは、下の子を一生懸命目で追いかけたり一緒に過ごしとても幸せそうでした。今日はここまでにさせていただきます。続きはまた次回させていただきます。

ここまで読んでくださりありがとうございます。
#コーチング
#人生


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