子供には伝記を読ませると良いらしい

私は三浦春馬くんの作品をほとんど観ていない。
海外暮らしが長いのもあるけれど
日本にいたとしても
注目はしていなかったかも知れないけれど
注目し出したからと言って気軽に観られない。
「天外者」もここでは上映されていない。
悔しい...。

でも役者としての彼もろくに知らない私が
気になって気になって仕方がないということは
何かあるのだろう。

もちろんその理由の一つは彼の突然の死が
謎に包まれ過ぎているからというのはある。
本当に彼が自〇をしたというのなら
その事実をシンプルに伝えればいいだけのこと。
けれどなにもはっきりしないのは
それをうやむやにしなければいけない
嘘があるからだろう。

米国の大統領選と同じだね。
嘘があるから自分のことは棚に上げて
相手を悪者に仕立て上げる。
というか自分の悪事を相手になすりつける。
自分の本当の姿なんて喋るわけにいかないんだもの。
だから相手を責める。
嘘でもなんでもいいんだよ。
だませればさ。

こまかいことはわからないよ。
それを追求したい気持ちもあるけれど
彼の言葉を聞いたり佇まいを見ているだけでも
誠実さは伝わってくるんだよ。

「銀魂2」のDVDは7月中すぐに買いに行った。
とにかく彼が出演しているものなら、と
手に入ったのがそれだった。
なのにまだ開封してもいない。

ユーチューブで配信している記念特番や
試写会の動画は観たのだが、
変な内輪だけの和気あいあい感が好きじゃない。
私の見方がおかしいのか
春馬くんが無視されている気がしたのだ。

2019年に出演したという
伊集院光のラジオを聴いた。
聞き手との相性が良ければ
こんなにもお互いの良さが引き出されて
話が拡がって よいものに
仕上がるんだなぁ。

本人としたら自分が頑張ってきた作品を
観てほしいのだろうと思う。
もちろんどれも素晴らしいものなのだろうし、
彼が何をしてきたか、知りたいけれど
(特にキンキーブーツは観たい!)
環境が許さないのだからそれならば
今は彼の人となりを知りたいと思う。
「俳優 三浦春馬」よりも
「三浦春馬」を。

言葉が巧い人や
綺麗に魅せる人はいるけれど
誠実さは繕えないような気がする。
それは人さまのnoteを読んでいても感じること。

本物を見極める目は持っているつもり。

好きな人には好きを伝えたい。

昔バイト先の小さな飲み屋?で
仲間外れにされているようなおじさんがいた。
禿げたちいさいおじさん(って失礼だよね)。
店主の女性がそのおじさんを小ばかにしたような
雰囲気があって
常連客たちもそれに同調しているようなのが
私にはとっても不愉快だったので
気づかれないように応援してた。

私にはハゲおじさんの言ってることの方が正論で
店主が偏った見方をしていることにも不満だったし
おじさんはとにかく明るい人で
気にしてる風でもなかったのだけれど
私はどうしても
「おじさん間違ってないよ」、
と伝えたくて
手紙をそっと渡した。

私も元々その店主とは折り合いがあまり
よくなかったので
すぐに辞めてしまい、
その後どういう展開があったかも
覚えていないし、
私の思いなんて勝手な私の感じ方であって
おじさんにしたら
気分を害してなどいなかったのかも知れない。

おじさん今も元気にしているかなぁ?

同調圧力に屈しない強さを
維持するのって難しいよね。
自分の信念を貫くことも時に苦しさを伴うし
誰にも打ち明けられない孤独感と
必死に闘ってきた春馬くんを尊敬している。

言いたかったのは
多くの人に気づきを与えた
「俳優 三浦春馬」
を日本の偉人の一人に挙げたい
ということ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?