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研修用動画を観てレポートを書きながら、悶絶中。

*在宅ワークで、研修用動画を観る*

引き続き在宅ワーク中なので、研修用の動画をずっと観ている。

動画を観たらレポートを提出しなくてはいけないので、コーヒー片手にレジュメを眺めたりメモ取ったりしているわけだ。

一応、真剣に観なくてはいけない。仕事中なので。しかし、基本的に家のダイニングテーブルに座っているので、誘惑も多い。

長時間にわたるとだんだん疲れてきて、もう何も考えられないくらいゼロの表情でフリーズしたり、たまに居眠りしたりもするけれど(笑)、初めて聞く単語や分かりやすい体験談がおもしろくてリアルに声を出して笑ったりもする。

*新人向けの動画を見てわかる、客観的に見た自分*


私はもうすぐ50歳になるのだが、転職したてでまだ入社1年目。今回は新人向けの動画を観ている。

竹原ピストルの「東京1年生」という曲があるが、私は「転職1年生」。OL経験だけで言うなら4年生か。

しかし、前職は契約社員のような感じで、こうした研修動画などを見せてもらえる環境ではなかったため、初めて触れる言葉や捉え方が多々存在し、驚いている。

こんな歳のおばちゃんが「へぇー」「ほぉー」などと関心しながら観ているというのは、なんだかちょっと恥ずかしい。


同年代や年下の講師たちがしてくれる話を聞いてメモをとっているのだ。私はその講師たちが社会で成長をし続けている間、子供を産み育てていた。

じゃぁ主婦業と子育てをしている間に、人間として成長していなかったのか?と言われればそうではないが、会社に勤めながら主婦をしていれば、また違った人生になっていたのかもしれない。

そんなことを考えたのは、そう思ってしまうほどに赤面する場面が、何度か訪れたからだった。

*赤面の連続*


研修用動画は、自分がこの転職後の数ヶ月で経験した「やらかした感漂う瞬間」をフラッシュバックさせる。

自らを客観視したもう1人の自分が「うぅっ」とうめき声をあげながら赤面する場面が、次から次へと思い出されるのだ。

そうか、みんなこのような研修を20代で終えて、30代になって部下が増えたり、40代で更にスキルアップしたり経験を積んで転職したりとか、そんな事をしてきたわけだ。自分とは、自分とは、ち、ち、違いすぎる。

まぁ、そんな事で劣等感を持つ必要もないのだけれど(→もう持っちゃったけど、笑)、今からまたコツコツと取り返していけば良いのだし(→あと10年しかないけど、笑)、何気ない顔で方向転換のターンを決めれば良いのだし(→方向間違ってたって思わなくても良いのに、笑)などなど。

いろんな思いがめぐって脳内が忙しかったのは紛れもない事実だが、このタイミングでこんな機会がもらえて良かったなと、今はそう思っている。

入社して半年未満ではあるが、毎日、あっという間に退社時間を迎えるほど、日々の仕事は多い。その慌ただしさに忙殺されていたら、こんなにゆっくり動画を観るチャンスは無いまま、1〜2年が過ぎていたはず。

思いがけず在宅ワークが長引いたことに感謝して、あと数日、しっかり勉強しようと思った。

*私はまだまだ進化できる。進化しようと思って捉えよう。話はそれからだ。*


どれだけ赤面したって、「うぅっ」とうめいったっていいじゃないか。そんな青春チックな事を思いながら、清々しい気分で明日も学ぼうと思う。


知らなければできなくて当然。知った事は少しずつできるようになっていけばいい。

いつか私も新人を教育する日が来るはずなので、この新人目線で学んだ事も、しっかり覚えておこうと思う。恥ずかしエピソード込みで、笑。

この数年で、多くの企業で在宅ワークができる世の中になった事は本当にありがたい。たった2〜3年で、ここまで新しい生活様式に変えることができた人間の柔軟性は、本当に素晴らしいと思う。

私も焦らず、少しずつでも成長していきたい。
よし、頑張ろ!

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