ミュージカル「美少女戦士セーラームーン」 -Un Nouveau Voyage-(アン ヌーヴォー ヴォヤージュ)
2015.9.19 マチネ感想

今回で3度目のネルケセラミュ。
5戦士の卒業公演、そして外部戦士勢揃いということで、発表された時からわくわく♩

やっぱり外部が揃うと一気に華やかになりますね。

さて、感想を言う前に少しご注意。
わたしの普段の言動をご存知の方ならわかると思いますが、結構ずばずば思ったこと述べちゃうタイプなので、辛口感想もあります。

自分の好きなキャラや役者さんのマイナス意見は聞きたくない！無理！って方の閲覧はおすすめしません。ご了承ください。
こんな見方もあるのね、っていう軽い感じで読んでいただける方のみお進みください。

そして、ネタバレありです。これからご覧になる予定の方はご注意くださいませ〜。

幕が上がって、早速はるみちの登場。初っ端から否定的で申し訳ないけど、正直言って「え、これ、誰？」って印象でした。

Twitterで、ウラネプやばいだの、カリスマだの、っていう意見をお見かけしまくっていたから期待していたんだけど、どうやら私は期待値を上げすぎていたらしい。

まあ、確かに、バンダイ版の大多数のみちるさんに比べたら圧倒的クオリティだったかもしれんけど、皆さんが言うような「はるみちそのもの！」には、私には見えなかったなあ。

もっとしつこいくらい、二人の世界に浸って欲しかったし依存し合っていてほしかった。

そして、はるかさんってアイドルだったっけ（笑）キメキメすぎてちょっと戸惑った（笑）
ミーハーキャピキャピ美奈子ちゃんが見られたので良かったけど＼(^o^)／

無限学園の体験入学場面の歌はまさにミュージカル！って感じでわくわく♩

過去2作品と違ってお歌に「ん？？？」ってなる方がいなかったので安心して見ていられた。そしてウィッチーズ5かわいい！ユージアル先輩がちっこかったけど。

セーラームーンが一人変身して4人を助けに来る場面。もうね、さーとんすっっごいかっこよかった。キマってた。軽く鳥肌立ちかけた。

私がセーラームーンよ！っていうオーラがね漲ってたね。

3年でこんなにも成長したんだなって。頼もしくなったなって。母のような目で見てしまった（笑）
伝説は永遠にでアンザさんにお会いできたのも大きかったのかなあ。良い刺激を受けたのかも。

一人でバキバキ戦ってしっかりダイモーンを浄化しているのもかっこよすぎた。

その後のちびうさとのシーンでも変身前の姿で傘を武器にばっちりダイモーンと戦ってて、なんだこのうさぎちゃんwって思った。卒業公演だからってかっこよすぎるよw

で、まさか影武者ムーンが見られるとはwwwでも、できればあの胡散臭いビジュアルで見たかった（笑）てかちびヴィーナスわろたw
あと、にぎやかすうさぎちゃんがかわいい（笑）

そうそう、髪型でセーラームーンの正体に気付く優秀な魔女達に感動したw今まで気付かれないのがお約束だったから（笑）

そしてここでついにウラネプが登場するけど、やっぱり演出に助けられてるよなーって感じ。
普通にかっこいいのよ。ちゃんとウラネプには見えるよ。華麗で優雅で、さすが宝塚って感じ。でも、カリスマオーラは演出のおかげだと思った。

去年みかこプーを見た時の衝撃と彼女の放つ存在感には及ばなかった。

ネプ様がなあ、ちょっと可愛らしすぎるんだよなあ、、、色気と余裕が少し足りない感じ。優美さはさすがなんだけどね。

あ、あとカオリナイト様の歌声が迫力あって！教授より圧倒的な存在感（笑）てか、教授のイカれた親父感が全くなくてつまらなかった。原作だとあんなもんだっけ。去年のサフィール同様ものすんごい小物感だった。。

そしてプルート！！！なんだろう、あの安心感。去年から既に完全体だったけど、今回もさらに磨きがかかっていて。やっぱり歌お上手だし、オーラはんぱないし。これぞ外部太陽系だわ。

ほたるちゃんもね、すんごい。初舞台であれだけ出来たら大したもんです。
正直、ビジュアル見た時は「この子で大丈夫かなあ、、、」って思っちゃったんだけど、いざ蓋を開けてみれば、ほたるちゃん、サターン、ミストレス9と、しっかり演じ分けられていて感心させられました。歌もお上手だし、声もほたるちゃん。
繊細で、穏やかで、神秘的。良い意味で期待を裏切られましたね。

脚本的には今までで一番綺麗にまとまっていたかなって思った。去年の方が途中までの盛り上がりはよかったんだけど、最後の呆気なさがねえ、、、

ただ、5戦士の卒業公演と言いながらも、話的にどうしても外部の方にスポット当たりがちだし、正直内部4人の印象があまり残っていないのが残念なところ。

要所要所での台詞とかラストの歌には感動したけど。5人の表情もよかったし。

あ、でも、タキ様の出番が必要最小限に抑えられていたのは良かったです。心底うっとーしい拍手も聞くタイミング少なく済んでありがたい。
ラストの歌には戸惑ったけど、帳尻合わせは必要ですよね（笑）

あとねー、映像に頼った舞台演出は嫌です。
なんで今回に限ってああしちゃったんだろう。照明とか音響とか、舞台ならではの効果で表現してほしいのよ。

タウ星系を映すくらいならいいけど、必殺技とかミストレス9とか映しちゃダメね。

で、忘れちゃいけないのがカテコ後の愛のスターシャイン！！！
10戦士揃って歌ってる！踊ってる！！！これぞセラミュだあ〜～～( ；∀；)

ここ見るだけでも行った甲斐があったと思えるくらい、わくわくして、眩しくて、幸せな瞬間でした。

きらびやかで、麗しくて、華やかで。
セラミュの楽しさってこれだよなって改めて感じました。

プリティガーディアンを歌っていないので、きっと千秋楽で泣きながら歌うんだろうなあ、なんて思ったり（笑）

そんなわけで、まとまりないけど感想でした。

一年目はひたすらにゾイ亜美萌え！！！で思ったよりいいじゃん。って感じで。
二年目はちゃんと成長して戦士になったけど、ルベウスとデマ様のかっこよさに盛り上げられたところもあって。
三年目にしてやっと、セラミュが見られたなって思えました。

なんだかんだ言ったけど、不満らしい不満もなく、楽しませていただけました＼(^o^)／

あと一回、東京千秋楽を観劇しに行くので、またどれだけの成長を見せてくれるのか楽しみにしていたいと思います♩

昔のようにキャストを変えて続けるのか、今回で終わりにするのかはわからないけど、ひとまず最後だと思って目に焼き付けてこよう。

ここまで読んで下さりありがとうございました！