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MacOSでUbuntuを最低限使いやすくしてみた


環境

  • MacOS Intel Core i5

  • VirtualBox 7.0.8

  • Ubuntu Desktop 22.04.3 LTS

画面の大きさを調整する

設定画面からディスプレイを選び、Resolutionで画面サイズを変更できる。
ただし、これではうまくいかない場合がある。(変更すると見切れて画面自体が真っ黒になってしまう…。しばらく操作しないと元に戻る。)

原因は最初に設定したビデオメモリー不足。
一度Ubuntuをシャットダウンし、VirtualBoxから設定で変更していく。

原因はビデオメモリー

ディスプレイ→スクリーンから、ビデオメモリーを最大値に上げて「OK」

設定からビデオメモリーを最大にする

再びUbuntuを起動して設定画面に行くと、Resolutionの選択肢が増えている!自分の使っているPCの画面にあったサイズに変更してFractional Scalingにもチェックを入れればOK。
そもそものアイコンの大きさはScaleで変更できる。


日本語入力できるようにする(コマンドの設定をするなら飛ばしてもOK)

$ sudo apt update 
$ sudo apt install ibus-mozc 

updateの時には認証を求められるのでパスワードを入力
完了したら再起動する。
設定→キーボード→+ボタンでMozcを選択する。

画面右上にある「A」をクリックし、日本語(Mozc)を選択。さらに入力モードを「ひらがな」にする。

日本語⇄英語をMacのUS配列のキーボードで切り替えるコマンド設定

アプリケーションのストアから、「Fcitx」を探してインストールする。
インストールが終わったら、Setting→Region&Language→Manage Installed Languages

下の図のような表示が出てきたら、追加でインストールをする。

キーボード入力に使うIMシステム(Keyboard input method system)をfcitxに変更する。

次にMozcをインストールする。ターミナルで以下コマンドを入力。

$ sudo apt-get install fcitx-mozc

これで完了したら、一度再起動する。
アプリケーションから、「Fcitx Configure」を開く。

Mozcが加わっている。

Mozcが自動で追加されていないときは、左下+ボタンを押して、Only Show Current Language のチェックを外し、Mozc と入力し検索する。出てきたものを追加する。

Global Configのタブ

Trigger Input Methodを自分の好きなショートカットキーに変更する。
ダブルクリックするとショートカットキーを入力するように求められるので、今回は「Ctrl+Space」でかなと英数の入れ替えをする設定にした。

コピー&ペーストできるようにする

Guest AdditionsのCDイメージをインストールすることで、コピペができるようになる。
上のメニューバーで、Devices→Insert Guest Additions CD Image…を選択。するとフォルダの中にVBox_GAs_ XXXX(番号はバージョンにより異なる)が出てくる。

その階層までディレクトリを移動し、

$ sudo ./VBoxLinuxAdditions.run

そのあとパスワードを入力すると、インストールが始まる。

終わったら再起動をすると、コピー&ペーストができるようになる。
※Ubuntuではコピー:Ctrl + Shift + c /  ペースト:Ctrl + Shift + v

次にMacとVirtualBox間でコピペができるようにする。
VirtualBoxの上のバーのMachine→SettingsからGeneral→Advanced
Shared ClipboardとDrag`n DropをBidirectionalにし、OKで適用する。
最後に再起動すると、双方向にコピペができるようになる。

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