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2024.1.13_俳優養成講座

こんにちは、劇団ブルアのみおです。

2024年1月13日より、2024年度俳優養成講座がスタートしました👏

新たなメンバーを迎えてのスタート。
私含めてブルアのメンバーも参加して、一緒に学んでいきます。このnoteでは、私自身の俳優養成講座の振り返りのため、講座の内容を記録したり、その中で感じたことなどをまとめていこうと思います☺︎

講座に興味を持ってくださっている方は、「こんなことやってんだ〜」と、参考にしていただければ嬉しいです☺️

俳優養成講座で何が学べるのか?

俳優養成講座は、約1年間を通して俳優にとって必要な技術の基礎を、ブルア流の解釈(私たちはこれをブルアメソッドと呼んでいます☺︎)で、皆さんと一緒に学んでいくという講座です。

俳優にとって必要な技術。
発声方法、身体動作、台本の読み方、演技プラン…色々ありますが、その中でも俳優として最も大切な技術ってなんでしょう?

それはズバリ、演技プランです。

この技術を習得することで、お客様を惹きつけて味方につける俳優になれる。見えない技術なので、「あの人何がすごいのかわかんないけど、凄い」って思われる俳優になれる。

もちろん、限られた時間の中で全てを理解してマスターするというのは難しいかもしれませんが、最終的にその「演技プラン」を俳優自身で組み立てられるようになるために!

俳優養成講座は、その足がかりになると思います。

講師のさいとうさんは、国内外で数多くの舞台経験を踏んできたバリバリの舞台俳優です。世の中にはたくさんのワークショップがありますが、プロの俳優の視点で学べる、というのがこの講座の最大の強みではないでしょうか。

その集大成として、来年の3月には卒業公演を実施予定!!私も、今から楽しみです♡
みなさん、これから1年間一緒に楽しく学んでいきましょうね〜☺️

第一回目は主に座学からスタート

さてさて。
そんな記念すべき1回目の講座は、主に座学からのスタートでした。

役者として演技をするその前の心構えや知っておくべきこと、例えば時代背景などの歴史とか、それを知った上で役に向き合うことで、格段と演技の深みが変わってくるもの。

ブルアの稽古も、度々さいとうさんによる歴史談義が始まることがあります🤭

なんでそんなことまで知ってるの?ってくらい知識量が半端ないので、ヒートアップすると長くなって🛎️を鳴らすことも(笑)

ヨーロッパ演劇のルーツ、政治や社会現象にまで発展してきたお芝居の話を中心に教わっていきます。


演技って、誰のためのもの?

はい!ここで、皆さんに質問🙋
演技って、誰のためのものですか?

・お客様のためのもの?
・その作品を作っている人たちのためのもの?

実は演技って他人のためにするものではなく
演技は…自分のためにする技術です!

人間には、何をするにも「動機」というものがあります。この動機って、言葉にしてわざわざ説明するものではないですが、なんとなーく、感じ取ることができるものですよね?

「この人今イライラしてるんだろうな」とか。
「この人今、話しかけて欲しいんだろうな」とか。

つまり、思っているだけで相手に伝わっているものなんですよね。

だから、「あなたたちのために今から演技しますよ!」っていう動機も、無意識にお客さんに伝わってしまう。そうするとどうなるかというと、「なんかこの人芝居くさいな〜」って感じられてしまうのです。

うーん。なるほど、確かになんとなく言っていることわかるぞ。ドャァ〜って感じ。お客さんの立場で観ると、「うっ…」ってなりますよね。

逆に、「この人なんか面白いな〜」と思う役者さんは、誰のためでもなく、演技は自分のためにしている人。

つまり、「心から楽しんでその役を演じている」人なんかなぁ、と私は思いました。

でも、じゃあ楽しむってどういうことなんだろう?

お芝居をやるということは、与えられた役を演じるということなので、当然悲しみや苦しみ、色んな感情を表現する必要があります。
「その役を通して、その役のその時の感情を自分のリアルとして表現できている」状態が、

=自分のために演技する
=心から楽しんで演じている

ということなのかしら。
講座を受けながら、そんなことを考えた私でした。

そして、その状態を作り出す技術が、ブルアメソッドの一つでもある「身体動作から感情を誘発する」というものなのであります。

この技術は、後々講座でも触れていくので、乞うご期待!です☺️


最後は、音楽にのせて呼吸の練習

最後はみんなで、音楽に乗せて呼吸のワークをしました。演技をするうえで欠かせない「呼吸」。この呼吸をうまく使えるようになるために、音楽に合わせて息を吸ったり吐いたりする練習です。

音楽を聴きながら、ここだと思うタイミングで大きく3回息を吸って吐く。面白いもので、みんなそれぞれタイミングが違うんですよね。「こんなところで吸うんだ」というのが、個性として表れてくる。

正解はありません。気持ちよくなってこれば、それが正解。

こんな感じで、1回目終了!

いかかでしたか?
こーんな感じで、1回目を終えた講座。3時間半という中で、密度の高い内容を詰め込んでいきました。

最後は記念写真をパチリ。
改めまして、これからよろしくお願いします🙌


あー、それにしても長えな文章!ってところまで読んでくださった皆様、ありがとうございます🙇‍♀️

もうちょい慣れてきたら、まとめるのもうまくなるかなぁ。


ということで、次週もよろちくです🐣

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