イヤイヤ期

私には、嫌なものや事象が割と多くある。

例えば、家事が自分のペースで進まないことが嫌いである。

休みの日は、大体の時間帯を決めて、極力その通りに活動できるよう心がけている。例えば、9時〜10時の間に起きよう、とか、ご飯済ませたら洗濯干そう、とかいう具合にざっくり予定を決めて過ごしている。

しかし、急に仕事が入ったり来客があったりすると、私のリズムは狂ってしまい、洗濯物は洗濯機の中で発酵されてしまうし、汚れた食器は台所にうず高くそびえてしまう。もちろん仕事が終わり、くたくたになって帰ってきてから洗い物や洗濯をする元気はない。最悪である。

したがって、家事が思い通りに進まないことが本当に苦手であるし、嫌いである。

小さい頃のことを昔話されることも嫌いである。

「あなた小さい頃はこうだったのよ〜」なんて話されると、何と返すのが正解か分からず、結局「へえ」としか言えないし、こう返すと冷たい印象になってしまい得るからだ。ぶっちゃけ、私が小さい頃どうだったかなんて知らんし、幼少期は嫌な思い出が割と多いのでそっとしておいて欲しい。


一番嫌なのは、家事が進まなかったり、子供の頃の話を上手く聴くことができなかったりしてイライラしている自分である。

こんな小さな事でイライラせずに、でっかくどっしり構えていたいのだけれど、なかなかそれが出来ない。

明日は、祖母が「家事できているかチェック」をしに来るらしい。

昨日ピカピカにした居間は既に少し散らかっているし、台所は鍋やザルが放置されている。

こんな時間に食器洗いや掃除をガチャガチャすると他の家族が起きてしまうしなあ、などと言い訳をしながらこのnoteを書き上げ、私は眠るだろう。

そして早朝が来て、祖母が来て、掃除をするだろう。

考えるだけでげんなりする。いい雰囲気のカフェに出会った頃に戻りたい。

しかし、こんな生活ももう少しでおさらばである。

私はもうすぐ引っ越すからだ。

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