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覚醒するは•••汝にあり! 特別編 5.


エブリディナイト•セルフヒーリング


イメージ•トレーニング

 
 一口にイメージ•トレーニングと言っても、アスリートのパフォーマンス向上の為、舞台や面接等人前に出る時の緊張を解く為、試験や試合や対戦などで勝ち抜く為、気合を入れる為等と色々あると思います。 
 
 此処でのイメージ•トレーニングは、人生に於いての願望を引き寄せ、幸せになる為の長いスパンの中で日常的に行う、将来へのビジョンをイメージするトレーニングと思って頂けると良いかと思います。
 
 察しの良い方は、フライデーナイトが、エブリデイナイトになっている事に、お気付きでしょうが•••そうです、毎日やってみて下さい。

偶に、サボってもいいですから•••。

 教室では、集中力を養う為に、毎回、儀式的に短いイメージ.•トレーニングをしていましたが、受験やオーディションのある生徒さんには、特に念入りに幾つかのバージョンをお家に帰って一人でも出来る様に簡単に短くしてやっていました。

 何故なら、イメージする事が楽しくなると、ほおっておいても、ひとりでにイメージは展開していくので、あまり詳しく、難しく考えなくても良いからです。

 寧ろ、実行するには、サッといつでも何処でもイメージ出来て、繰り返すのが習慣になるくらい手軽な方が良いと思います。
 
 今では、アスリートのイメージ•トレーニングの様により具体的に、鮮明にイメージする事が、普通になって久しいのでしょうが、当時は、何事にも集中できる様にとやっていたのですが、その頃は、まだ一般的には理解されておらず、瞑想すらオカルトと思われて、大変だったように思います。
 
 けれども、親御さんの理解があり、ご一緒に積極的に取り組んだ生徒さん達は、成果を出されていました。
 
 オリジナルで考えたイメージ•トレーニングでは、呼吸、瞑想、自己暗示、ライト•ワーク、プレ•イメージ•トレーニング、自己誘導、イメージ•トレーニング、覚醒、の順で行っていましたが其々を別々ではなく、幾つかを組み合わせて連続して行うと効果的でした。
 
 何故なら、宇宙の潜在意識のエネルギーは、光、大気、波動と、遍く同時に全ての人に届いているから其々を受け取る器官を同時に活性化して脳の機能である、共鳴共振作用と高速大量インプットが可能で、しかも連動して働いていると思ったからです。
 
 最後に感想を述べ合う事で、他の人と、同じ場所で、同じワークを経験する事で、形態形成場の相乗効果もあり、更なるブラッシュアップが期待されます。

言葉による癒し

 
 一般的に、よく言われるのが、言語や文字や計算は左脳で、絵画や映像や音楽は右脳と、其れらを分けて考える事です。

 しかし、名曲、名演奏等の音楽を聴いている時の人の脳波を調べてみると、左脳が反応している人もいれば、右脳が盛んに反応している人もいて、人による違いがあり、その人がどの様な精神的、身体的或いは、経験のある無し等の様々な状態と条件で聴いているかによるのです。

 算盤等も計算でありながら、数字という概念ではなく、珠の数そのものが実体なので、右脳が働いています。

 文字や言葉も、其れ自体、情報処理としては、左脳ですが、言葉により、イメージを想起されたり、エモーショナルな情動があれば、右脳が活性化し、文字を単なる記号と捉えるか、象徴として見て、深く捉えるかでも、脳の反応は違ってくると思うのです。
 
 例えば、詩ですが、詩は、文字や文章として、書こうと思っても、中々書けるものではなく、書こうと思わなくても、自然と心が突き動かされるような衝動で、書ける時があったりします。
 
 詩は、事実を書くのでは無く、浮かんできた、言葉の中にあるメタファーを感性によって掬う様に表現するものなのです。
 
 なので、イメージ•トレーニングでは、否定的な言葉は使わずに、最初は誘導している人も、優しく、感情を込めた心からの愛に満ちた言葉であれは、同時に癒しを得る事が出来ます。
 
 文字にしても、左脳で情報として捉えた後に、長い間に象徴としての文字として、或いは、暗示の言葉として捉えた場合は、脳の奥深くに迄届くからです。
 
 御呪いや呪文、祈りの文言、言語療法、アファメーション等が、其れにあたります。

 言葉を洗練させる事は、パフォーマンスの向上や成果等の目的を持ったイメージ•トレーニングの効果だけでなく、日頃からの意識を高めたり、安定させる為の癒し効果も期待できます。

 人生の中での長いスパンで見た時、日常からのイメージ•トレーニングは、自己肯定感を高め、自信や自分自身と将来への信頼感、不安を取り除く事にも有効で、単なる一過性の成功だけに終わらない持続性と、いざと言う時にネガティヴ思考を跳ね退ける、地頭を使っての自前のイメージ力が、自力の行動力とパフォーマンスを上げる結果となります。
 
 言葉は、言霊と言われる様に私達の想いや魂にまで深く影響しています。
 

祈りについて

 
 私も、言葉に其れ程のパワーが有るとは、最近まで、実感しなかったのですが、最近其の事を実感する機会がありました。
 
其れは、祈りによる、言葉の力です。
 
 数ヶ月前から、一日の始まりを長いのや短いのなど、幾つかの祈りからスタートすると決めてから、世界が少しずつ変わり始めたのです。
 
 然も、現状からすると、絶対絶滅の、エマージェンシーサイレンと赤いランプが点滅している状態で•••その状況を皆さんも、想像してみて下さい。

 其れが、夜中に起こされ、目の前に其の元凶の裏側にある、隠蔽された出来事や、その解決方や対処方まで、インスピレーションと知恵を授けられ、其れ以降は、何かが少しずつ、変わっていったのです。

 多くの人は、其処までの状況までは中々いかないので、祈りをあまり重視せす、故に実行しないのでしょうが、イメージ•トレーニングと同じ様に習慣化すれば思いは通じ、現実化するのです。

 母が危篤の時、友人に、「母の為に祈って下さいますか•••。」と、お願いした事があったのですが、「貴女、本当に祈りを信じてるの•••。」と、冷たく言い放たれた事がありました。
 

私は、其の時、呆然としてしまいました。

 
 何故なら、其の方のお父様は、牧師さんで、家族全員が、敬虔なクリスチャンだったからです。
 
 私は、其の時は、祈りの大切さを信じていましたから、友人の其の言葉を聞いて、心が揺らぎました。

 しかし、今では祈りとは、宇宙意識と自分自身の波動を合わせて繋がる架け橋のようなものだと思うようになりました。

 祈りができない日には、一日の終わりに、寂しさと虚しさが残ります。

 そして、たとえ信仰する宗教がなくても、信仰がある人も、各々が信じている宗教で、祈れば良いのだと思います。
 
 例えば、バスや電車等の乗り物を待っている時、バスや電車が来ると信じていなければ、私達は、バス停や駅で待ってはいられません。
 
 ある意味、其れは、この世への信頼や無意識の形而上に於ける絶対的信頼感の様な物で、其処には、ある種の高純度なエネルギーが、働いていて、螺旋状の見えない波動の回路が開かれている様に感じます。
 
 神社やお寺や教会などに行った時には、特に其れを感じます。

 但し、祈り方の違いの問題は、あるとは思いますが•••。

 もう一つは、幼い頃に言葉により深く傷ついた経験は、将来大人になってからも、思わぬところで、現れることがあると言う事です。
 
 其れらは、良くも悪くも、私達の心の深いところにあり、何かのきっかけで、ふと思い出す時があるのです。
 
 ですから、くれぐれも、イメージ•トレーニングでは、其れらのネガティブな言葉を払拭するほどの、パワーのある言霊を使って頂きたいのです。


脳内ホルモンと残像

   
 皆さんの脳の中には、松果体と言う器官があるのをご存知かと思いますが、其れは、メラトニンと言うホルモンを分泌する腺であり、最近では、子供でもストレスでそのホルモンの働きが衰えていると言われています。
 
 イメージが見えないと言うのは、この働きが衰えて、文字通り夢も希望も描けないと言う状態で、ある科学雑誌の記事にあった、自殺したロック歌手が亡くなった時の死因を調べる為に、医師が体内のメラトニンのレベルを調べたら、このホルモンが、著しく低下していたと言う記事を読み衝撃を受けたことがありました。
 

文字どうり、夢(イメージ)も希望(祈り)も無い状態だたのです。

 

 人工の刺激や薬に頼り過ぎると、時前の機能が退化してしまうのです。

 其のホルモンが、メラトニンであり、子供達には、今のうちから活性化して、其のホルモンとの関わりのある、松果体の機能を護らなければいけないと感じました。
 
 特に最近では、スマートフォンやパソコンの普及で、脳内のデリケートな場所がdamageを受ける可能性が高いのです。
 
 当時でも、学校や家庭や塾のストレスと、コンピュータ•ゲームのし過ぎで、ライト•ワークの時に、残像が見えないと言う子が何人かいましたが、何回か訓練するうちに再び残像が見える様になりました。
 
 日中には、太陽の光を浴びる事で、睡眠などの体内時計のスイッチが入り、睡眠や起床のタイミングを調整するのですが、夜の暗闇でないと脳内でのこのホルモンの分泌は少なく、深夜まで、スマホやパソコンを使って、人工の光を見過ぎていると、レベルのピークが、午前二時から三時頃なので、せっかくのゴールデン•タイムをのがしてしまいます。

 つまり、明るい時は、メラトニンは分泌が少なく、暗い方がメラトニンレベルが上がりイメージするのには向いているのです。
 
 ですので、教室の照明は極力落としておりました。

 メラトニンは、ローソク🕯の光以下でもレベルが変化するといわれていて、光の多い少ないを感知して働いているのです。
 
 生体の遺伝子レベルで其れらのリズムは、長い進化の歴史の中で、私達の中にプログラミングされてきたわけです。 
 
 動物の繁殖期も、この機能が働いて、季節の気温や気象条件の変化により、淘汰されるかもしれない生命の存続の為に、生物の誕生時期を生まれてから生き延びる事が出来るまで成長する期間を調整し、プログラミングされているのでしょう。
 
 そして、メラトニンは、抗酸化の働きがあり、疲労の回復にも有効で、若返りのホルモンとも呼ばれているそうです。
 
 イメージ•トレーニングの時のライトワークは、此れらの松果体や脳内ホルモンの活性化につながっていた事を、随分と時間が経ってから知りました。

イメージとビジョン

 
 よくイメージとビジョンの違いを聞かれるのですが、私の個人的見解は、イメージは、自分の意思で、脳内のスクリーンで見るものであり、ビジョンは、突然何処からかくる映像というか、出現する映像です。
 
 或いは、イメージとは個人の願望や欲求の脳内での視覚化で、ビジョンとは、高次からの啓示enlightenment 、” 閃き “ みたいな感じです。

 教室では、イメージトレーニングをそんなに頻繁にやらなくても、将来のビションが見えてしまい、進路が決まった子が何人かいましたが、その子が持つ本性みたいなもので、後から見え出す子もいて、個人差があり、そう言う事もあるのかな、くらいに思っていたら良いと思います。
 
 何が何でもと、力むと、現世利益だけに縛られ、限定的abundance(豊かさ)しか得られない様な気がします。
 
 より多くの人の為になる様な、拡大、拡張された寛大なイメージを持ち、個人的な要望に於いては、段階的に目標があっても良いので自由に描いてみて下さい。

“ 思考は実現化する か?•••“
 

 “ 苦難を超えて、栄光へ•••覚醒への道!Vol. 7 “ の中でも書いたのですが、ある日、自己啓発の為のトレーニング•プログラムの会社の方が脳波測定して下さり、私の脳波が、θー波と偶にα波だったので、帰ってしまわれたお話をいたしました。
 
 当時は、自己啓発などは、私個人としては、興味があったのですが、ビジネス関係の一部の人にしか理解されていなかった時代でした。
 
 あれから、既に三十年くらいの時間が経っていますが、封印している間に、時代は変わり、世の中の認識も変わってきてはいますが、スポーツやビジネス•シーンでは認識され始めてはいるものの、一般的には、応用されてなくて、日常的には、変わっていない気がいたします。

 其処で、もっと簡単に、誰でも出来るようにと言う事を考えると、いくつか私なりの見解が見えてまいりました。

1、
宇宙の波動は常に変化しており、其れに人が共振共鳴する器官がある事を意識し、その機能を高める。
 
* 科学的実験としての測定数値結果は、数値化、可視化してわかりやすく理論の裏付けとして証明し、納得、説得する為には有効。
 
2、
呼吸、瞑想、暗示、ライト•ワーク、プレ•イメージ、イメージ•トレーニングを連続して行う方が、相乗効果がある。

何故なら、宇宙の潜在意識の波動は、絶え間なく同時に存在している。

 故に、其れらを受ける感覚器官が同時に活性化すると、相乗効果が期待できる。

3、
個人の現世利益だけに留まらず、如何に多くの人の為になり、全体としての意識で繋がる事が出来るかをイメージする。
 
 何故なら、潜在意識は、自他の区別がつかず、全てを一人称で解釈する。
 
4、
個人的な願望や、情報を並列処理する為、物質的な要望も同時に叶う。

5、
脳内に、自分だけの劇場を持ち、イメージトレーニングの度に、将来の夢や願いを、舞台上か実写の質感で上演、上映する。
( “ 覚醒するは•••汝にあり!特別編 1. “ )

6、
潜在意識は、自分と他人の区別がつかない。
全て一人称で判断する。

7、
潜在意識は、願った事は ( 否定しなければ ) 必ず実行する。

8、
途中変更が、きかない。
諦めなければ、たとえ苦労や失敗があっても続行される。

9、
他人を羨んだり、出来ないと思うと其れが否定の波動になり、潜在意識に実行不可として書き変えられる。

10、
自分がクリエートした未来のビジョンを信じる。

11、
文字で文章化する事で、自分自身がそれを読み、行動に移す機みをつける事が出来る。

 
 “ 覚醒するは•••汝にあり!Vol. 29 “ では、新年のお節料理の来年のお重の中身を、皆さんに予測してもらい、何品実現化するかのゲームをしましたが•••。
 
 教室では、不可能と言われている事を敢えてやってみる•••。
と、言う実験をして、出来てしまって盛り上がった事がありました。
 
 そのひとつが、割り箸を名刺で切るゲームです。
 
 一連の儀式の後、割り箸が名刺で、切れる様子をイメージして、本当に切れるイメージが出来たら、切れてしまうのです。
 
 其の時の様子は、次回の特別編で•••。

其れでは、次の回まて、おやすみなさい💤

“ bonne nuit ! ” 

遍く人の覚醒と癒しの為に•••。

May both awakening and healing be with you.

                  Mio

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