北関東にしょぼ喫みたいなお店を作ろうと思った

「しょぼい喫茶店」の存在を知った後、ああ、自分も昔こんな風に生きづらさを抱えている人たちが安心して過ごせるようなカフェがしたいなぁと思っていた頃があったなというのを、ある時思い出しました。
その当時はもちろん「しょぼい起業」のことなんてこれっぽっちも知らず(恐らくえらてんさんは小学生くらいの頃だっただろう)、多少の貯金はあっても少額でカフェみたいなお店が開けるかどうかなんて、思い付きもしなかったのです。

しょぼ喫に行ってみたいと憧れながら、実はまだ辿り着けていません。
本当はエデンで一日バーテンをして、交通費と仕入れ代以上自分に入ってくるものがあればそれを使って行こうと考えていたのですが、そうはならなかったということでお察しください。
「店舗を借りて営業する」ということは、まずそのお店に利益をもたらす必要があるのです。
(それでも、エデンは良心的です。
もしひとりもお客さんが来なかったとしても、こちらが何か請求されたりすることはありません。なのでやってみたい人は気軽に~とおすすめも出来るのです。
店長さんもすごくいい人だし)

私が今、先に進みたいのにある地点でどうしても足踏みしてしまっているのは、単純にお金がないから。
あの頃と同じ貯金額があれば、迷うことなく踏み切れるのに。
貯金を切り崩しながら家族のお世話をして、お金も職もなくなってしまった今では、なんにも出来ないじゃないか。

「お金がない」という突き抜けた一点のお陰で、私は悩んだり苦しんだりして、結局諦めていました。
沢山お金を持っている人たちには、50万や100万なんてはした金なのかも知れない。
でも、知らない人たちには「たいしたことのない」金額でも、私にとっては生活費も含めて何か月働いたら貯められるのかと、考える度に目の前が真っ暗になっていました。

もっと都心に近い場所に住んでいたら。
田舎ではどこにも雇って貰えなくても、日雇いの仕事でなんとか頑張れたのかも知れない。
試食販売のマネキンの仕事は、漏れなく長時間勤務で朝早くから移動しなければならなくて大変なことも多かったですが、楽しみだって幾分かはあったのです。
でも、地方では回ってくる仕事もそう多くはなくて、回ってきてもやっぱり遠方で、とてもじゃないけど生計を立てられるほどこなせない。

すごく悩んで、今はクラウドファンディングという方法があることも知ってはいたけれど、自分がそれでお金を集めるのは難しいんじゃないかと思っていました。
実はカフェのようなものをやるチャンスは、去年一度だけあったのです。
とある市で公共の場に付属するような売店の出店者を募っていて、私はそれに企画を出して最終面接のような場に行ったのですが、プレゼンで他の人に負けてしまったんですね。
そんなことやったのも初めてだったし、やり方が正しかったのかも分からない。ですがその時の経験や、ずらりと並んだご年配の男性たちの値踏みするような様子が、失敗の記憶とともに私の胸に苦いものを広げてきます。
今まで感じてきた理不尽なことや、仕事を辞めさせられた時のこと、弱い立場の人たちを踏みつけにするような、筋の通らない社会への不信感も、私の中に染みのようにこびりついた暗い影に拍車を掛けていました。

でも、どうしたらいいんだ。
このままでは生きていくことも出来なくなるだろうと不安や苦しみを抱えながら、それをブログに綴っていた時、同じようにブログやTwitterをしていて交流のあった方からあたたかいDMを頂いたのです。
その人もとても大変な状況なのに、私のことを気に掛けて励ましてくれた。
人に働き掛けてお金を集めることに否定的だった私にご自分の想いを伝え、背中を押してくれたから、私もどうにか「出来ないだろうか」と前向きに考えられるようになったのです。

クラウドファンディングは支援者に監視されているようで…というようなことを、えもてんさんは「しょぼい喫茶店の本」の中で書かれていたのですが、私にとってはその方がいいのではとも考えました。
私は子供の頃、宿題や自主勉強のようなことが出来なくて困っていました。
何事も準備までは出来るのです。
でも、ドリルやプリントと筆記用具を揃えて椅子に座っても、そのまま何時間も始めることが出来ないような子供でした。
誰かが見ていてくれる、一緒にやる子がいるような状況なら、問題なく始められるのに。
まだADHDという言葉も世間にはなかったような頃、私はずっとそれに困って、苦しんで、しまいには学校へ行けなくなってしまった。
「はじめること」を見守ってくれる人さえいたら…当時は自分を怠けた人間だと責めるばかりでしたが、原因の一端が見えた今ではそう思っています。

私には、見ていてくれる人が必要なんだと、そう思います。
監視というよりは、支援や応援をしてくださった方に見守って貰っているという気の持ちようで行こうと。

どうか、私が「はじめる人」になれるように。
北関東一帯で私と同じように、あるいはそれぞれ違う辛さや苦しみを抱えている人たちが安心して羽を休め、また飛び立っていけるようなみんなの居場所を作れるように。
応援やご支援の程、よろしくお願いします。

追記:これを書いている間にも、ご支援を頂きました。
本当に有り難いです…!ありがとうございます!
道は険しいかも知れませんが、精一杯頑張って、成功に向けた活動をしていきたいと思います。

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北関東にしょぼ喫みたいなお店を作りたい!

北関東の生きづらい人、疲れてしまった人たちがほっと一息ついて羽休めが出来るような「みんなの居場所」を作りたい―― そんな想いや、実現に向けての日々を綴っていくマガジンです。
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