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「凹みスタディ」のスタディ2024 の記録

札幌国際芸術祭の期間中に、会場のひとつであるSCARTSの吹き抜けにある谷口顕一郎さんの作品『凹みスタディ―札幌のかたちを巡る2018―』に関するイベントをおこないました。2024年1月28日と2月18日の2回おこないました。様々な年齢層の方たち10名程度ずつ、ご参加いただきました。

イベントは2部構成でした。まず館内を歩きながら、みんなで谷口さんの三作品を鑑賞しました。次に、札幌の古地図から昔の河川の流れを知り、それぞれが制作「『凹みスタディ』のスタディ」をおこない、スタディの成果を皆で鑑賞し感想を共有しました。

1部:色々な方向や角度から、作品を鑑賞します。

横で勉強している学生さんも耳を傾けている気配
下から見上げると、同じ黄色なのに見え方が変わってきます
ここから見るのは初めて!との感想が寄せられた3階


2部:それぞれが選んだ川の流れを切り取り、スタディをおこないます

会場はスカーツ2階のスタジオです


1月のようす
2月のようす


参加者の方からは
「谷口さんのことや作品の作り方について知る事ができて良かった。札幌についても深く知るきっかけとなり、参加者との交流は楽しかったです。」
「ワークショップが夢中になるほど楽しく、少ーしだけアーティストの方の気持ちに近づけて嬉しかったです。‘札幌の地形のアート’発想が豊かで素敵だと思います。」
「川ってこう地図で見ると平面なんですけど、それをこう立体的に改めて行ったりすると流れとか、頭の中でそれをこう表現しようとできたらいいなと思いながら作った。いい体験だった。」
「私も、立体的にどう見せようかっていうのが、最終的に自分の中で夢中になったところで。面白いのが出来て、良かったな、楽しかったな。」
などの感想をいただきました。

会場では、イベント時間に合わせて、制作過程の映像を流していただきました

開催については、「共生社会」をつくるアートコミュニケーション共創拠点 共創の場形成支援プログラムより、物品や準備段階の場所の提供をいただきました。

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