長いフライトを経て、やっと現地の空港に着いたら、真っ先にやること。
それが両替です。

両替って本当にめんどくさいですよね。
場合によっては入国前にアライバルビザ(現地で取得するビザ)の費用がかかったり。しかもドルで必要とか。
ご丁寧にATMが1台置いてありますが、ここでドルを手に入れても、その国ではドルは通用しなかったりして…余計なお金が増える一方じゃないか！

そして空港を出たら出たで、あちこちの両替窓口から「こっちこっち」と声をかけられる。さていざ両替して歩いていくと……もっと安いレートの両替商が見つかったりして。

いやあ、めんどくさい。

一番レートが良いのは、すべてをクレジットカード支払いで済ませることなのですが、そうはいっても現金を何も持たないわけにもいかないですよね。
また、カード読み取り機の故障とか、どうやってもカードを認識しないとか、そもそもクレカがあまり普及していない国ということもあるので、少なくともクレジットカード2種、多少の現金は持っておきたいものです。

昔はトラベラーズチェックという手もありましたが、いまはあまり見かけなくなりました。
外貨預金の引き出し(玄人向けだがこれが一番得なことが多い)という方法もあるのですが、通常、現金を手に入れるには大きく分けてこの二つに分けられると思います。

現金両替か。
クレジットカードのキャッシングか。

現金を両替する

これはとても簡単です。窓口に行って、パスポートと日本円を出せば現地通貨が出てきます。
かならず受け取ったら全て数えること、領収書をなくさないこと(日本円に戻すときに必要となる)以外は注意する点はほとんどありません。

複数の窓口があるときはレートを確かめてみましょう。
通常は、窓口のレートにすでに手数料が含まれていることが多いため、現金を渡せば表示通りの計算で現金が出てくるはずです。
あまりに良いレートの場合は、別に手数料がかかることもあります。

たいていは空港の銀行系窓口が一番レートが悪く、町の中の両替商がレートが良いことが多いのですが、国によって違います。数日分を空港で両替して、あとは町の中で両替をしても良いでしょう。

クレジットカードのキャッシング

キャッシングって借金でしょう？と思う方もいると思います。もちろんその通り。後日に請求が来るのをお忘れなく。
ただ、海外の場合はこのキャッシングが一番レートが良いのです。

厄介なのが、国によって手数料がかかったりかからなかったり、よく分からないこと。そもそもATMがみつからないことがあること。ATMの操作画面はほぼ英語なので、最低限の英語はできないといけないことです。

そして、忘れてはいけない。利息がかかります。
レートが良いと言っても、利息がかかればあまり変わらなくなってしまうかも。その際、返済を早める必要が出てきます。

キャッシングの利息をほとんどゼロにする方法

クレジットカードの中には、電話ではなくネットで繰り上げ返済ができるカードがあります。セディナカードとACマスターカードです。これらのカードは、pay-easy(ペイジー)を使って銀行から入金をして返済が可能なため、海外にいながら繰り上げ返済ができます。
しかも、この2つのカードは海外ATM手数料が無料です。(エポスや楽天などは手数料を取ります)

私はACマスターカード派です。
このカード、なぜかキャッシングしてすぐにネットに反映されるんです。だから、wi-fiのあるところならすぐ返済できる。キャッシングした同日に返済すると、利息がゼロになります。謎だ…。

ただこちらのACマスターカードは、アコムのカードのため、普通のクレジットカードではありません。返済し忘れても来月の引き落とし時に一緒に返済できる普通のクレジットカードと違って、自分で返さないといけません。
ショッピングで支払いをするカードではないのでご注意ください。(ショッピング利用も可能だが、自分の手で返済しなくてはならない)

私は旅行の鞄の中にしまい込んで、普段は出さないようにしています。
ご利用は計画的に！

このnoteにしては実用的なことを書いてしまいました…(笑)
空港で一番最初に遭遇する面倒な両替、難なく乗り越えて、楽しい旅のスタートを切ってください！