看板に焦り、すごい人をみては焦る

フリーランスのWEBデザイナー、ってめっちゃかっこいいな。と友達に言われた。たしかに、かっこいい響きがする。フリーだし、自由だし、デザイナーなんてすごくセンスが良さそうだ。

わたしはWEBデザイナーなんて名乗れるような実績もないし、その友達が持つようなかっこいいイメージから最も離れた人間だと自認しているので、やっぱりこの自己紹介はまずいかな、と口にする度に毎回居心地悪く思っている。でも唯一お仕事としてやらせてもらっているのが、WEBサイトのデザインとコーディング(と英訳)なので、多分間違ってはいない。

フリーランス、というかニートになった頃、世の中の「自由に生きようぜ」と発信している人たちを知った。とても勇気が出たし、とてもかっこいいと思った。その人たちが結構共通して布教していたのが、「勉強中です、といわずに看板をあげてしまえ」という教えだ。

そういう後押し?もあり、なにかと自己紹介が必要な場面−銀行の海外送金受付とか役所での立ち話など−では「WEBデザイナーです」と言ってきた。

しかし、最近SNSなどで「すごくマーケティングセンスのある駆け出しWEBデザイナー」を発見してしまった。芋ずる式に何人も出てきた。その人たちは学んだことや練習方法などを公開していて、しかもうんと若くて、賢くて地道でストイックで本当にすごかった。

わたしはやっぱり、WEBデザイナーですなんて言えないわ。

いままで掲げてきた看板への焦りも、ここで一気に噴出した。彼彼女たちは本気で、わたしは本気じゃない。ああ、これはもうそういうことだ。

いろいろなことに目移りしてきたけれど、ここらでしっかり絞って勉強して発信して地固しないと生きていけないな。と思いました。なんじゃこりゃ。ただの日記です。はぁ、踏ん張り時期に突入しました。

創作活動の糧にします!