80/1095 やっぱり好きではないこと。
私はやっぱり好きではないことがある。
それは、人の個性をひとくくりにしてステレオタイプとして語られること。
女性だから男性だから、というようなことはもちろんなんだけれど、特に最近はHSPだからみたいな表現も好きじゃないな、と感じるのだ。
いや、よく感じてみるとその表現自体がどうこうというよりも、それを言い訳に使っている感じが嫌なのだ。もう一段深めるとすると、言い訳に使ってそこにとどまろう、とする感じが好きではないのだ。
HSPだから、繊細だから仕方ない、みたいな文脈が言い訳に聞こえてしまう。毒親だから、というのも同じに聞こえるし、幼い時にこんなことがあったからとか、前世がなんだったからとか、広げればきりがないのだけれども。
端的に言えば、「で?」と言いたくなってしまう。
で、あなたはどうしたいの?
で、私はどうしたいの?
~だから仕方ない、という言い訳の空気感が文脈から感じ取れてしまうのは、結局のところ変わろうとしていないだと思うんだよね。変わらずにそこにとどまろうとすること自体は悪くないんだけれど、言葉では私こんな人なんだから変われなくても仕方ない、みたいな言い訳がましさ。それならいっそのこと、私はかわいそうな自分にとどまり続けた方が楽だから変わるつもりはありません、って言ったほうが、言葉と行動が一致していて清々しいのではないだろうか。
変われない自分を正当化したくなる理由は何だろうね?
そこにちゃんと目を向けていくこと、自分とちゃんと向かい合おうとすること。
そこを通っていけば、HSPだろうが、毒親だろうが何だろうが、それを理由に目を逸らすってことはなくなるはずなのだ。
だからハウツー本のようなものに書いてある対処法にチャレンジするよりも、あることをないことにせず、あるがままを受け取る、逃げずに通っていくってことをした方が、実は自分が思うよりも何十倍も何百倍も大きな力が自分に備わっていることに気付けると思うよ。そしてその力をエネルギーにして、より楽しく満ち溢れて生きていけると思うんだよね。
そして念のため終わりに書いておくけれど、言い訳に使って逃げ続けてきたのは過去の私、そのまんま。逃げ続けていた時代って、しんどかったなーって今思うよ。受け入れて、通り抜ける方が、大変そうで清々しいし、なにせその先に思いっきり自分の力を発揮できるあれこれに出会えるから。
一気に世界が楽しくなるよ。
マジで神っているんだって思うよ。
自分が創造主というのは、嘘じゃないんだなって思うよ。
誰かのせいにしないで、自分で引き受ける人生の方が絶対に楽しい!
ハウツーに、逃げるなよ!
あどまーに!
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