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嫌いになりたくないから決めた

こんにちは。石川県で行政書士事務所を経営しております吉田です。

私は2015年2月に、神奈川県川崎市から両親に強制送還される形で石川県に帰ってきました。川崎市では行政書士事務所・社会保険労務士事務所のスタッフとして働かせて頂き、仕事のために川崎にきたので本当に仕事しかしていない毎日でした。

とても仕事にはやりがいを感じていました。未熟だった私は所長に求められている以上に勝手に自分を追い込んでいました。「もっとこうしなきゃ」「こんなんじゃダメだ」そんなことを自分勝手に思うあまり、本当に当時の私の行動は若かったなと反省しています。組織にいる以上、トップの想い以上に行動して権利主張をしたり、自分の置かれた立場を真に理解しないで他のスタッフに求めたりすることはいけないにも関わらず、そんなことが多々ありました。

熱いのはいいことなんだけど、本当に扱いづらいよと所長は言いたかったと思います。そんな日々が2年経とうとしたころ、私の身体に異変が起きました。体調を崩して病院なんかに行ったら仕事が終わらない…甘えている…と思っていた私でしたが、さすがに疲労が溜まっている気がしたので、近くの内科(心療内科)を受診しました。

血液検査の結果、医師から妊婦の方と同様に疲れている、仕事は休めないのかと聞かれました。私はこの後も仕事だし休めないと回答しました。そういうと、医師から「専門医ではないからあまり言えないけど、血液検査の数値が精神を病んだ方の数値とよく似ている」と言われたのです。そして精神科の受診を勧められました。

もちろん血液検査で精神が病んでいるなんて判断は出来ないけど、医師としては心配ですよってメッセージを頂いたわけです。

生まれてこの方、変わり者ではあるけれど友達は多いと思って生きてきたし、落ち込むことはあってもポジティブで明るい性格だと思って生きてきました。

人生で初めて精神科という言葉を聞いた時にハッとしました。私やばいな、このままだったら小さい頃から目指していた士業が嫌いになってしまう、と。たかが2年スタッフとして働いたくらいで辞めたくなかったし、石の上にも3年という言葉があるからではなく、純粋にまだ川崎の事務所にいたかったという想いがありました。あなたが辞めたら困ると言われる存在になりたかったんだと思います。(いつか辞めるなら早く辞めてよ…と今ならわかります…。)いつかは独立出来たらいいなとは思い、川崎で働いていましたが、呆気なく私の補助者人生は終わりを迎えました。

自分の人生、全て自分で選択し後悔はないのですが、いくら体調を崩したからといってとても悔しかったです。あいつ地元に帰って独立するんでしょと思われたでしょうし、当時結婚を考えた相手もいたので身体を壊して子供が産めない身体になったらという焦りもありました。休業などは選択肢にはありませんでした。本当に休むためには石川に帰るしかないというのは両親にも相談し結論は一致しました。

ということで私は石川県に帰ることになりました。これからどうしようかな…とりあえず夢だったし行政書士登録はするけどマイペースに身体第一にやっていこうと思っていた矢先、行政書士法人GOALの石下さんの話を聞いて人生が好転していきます…。

来週末のセミナーでは開業前の話(イケイケな学生時代、受験生時代、補助者時代…)や、行政書士法人GOALの石下さんに出会ってからの話、そしてこれからの話をしたいと思っています。

こんな私に興味を持っていただけた方は、是非⤵からお申し込みください!当日参加出来ない方のためにもセミナー動画の送付も予定しております<m(__)m>

川崎から帰ってきたあの頃、エネルギーも大してなかったし、目標とか目的とかもわからなくなっていました。そんな頃の自分が聞きたかったなと思う話をする予定です。開業6年目、がむしゃらにやり人を雇い30代を迎え、今の私だからこそ伝えられることがあると思い、セミナー開催を決意しました。

来週の土曜日!皆様よろしくお願いいたします♡

それではまた…(^o^)丿