キンプリを観てほしい話

最近、『キンプリ』という謎のワードを度々目にする人も少なくはないのではないでしょうか?

わたし自身、2月頃から「キンプリはいいぞ」という文字列を目にしていました。それと共に、キンプリとやらを観てきた方々のレポート漫画も流れてくるようになりました。

それらの内容をまとめると、

・そもそもキンプリとはアニメ映画らしい
・一応シリーズモノらしいが、初見でも楽しめる
・『プリズムショー』とやらをしているらしく、プリズムの煌めきを感じる
・宇宙のようなキラキラしたものがあるらしく、鑑賞後は世界が輝いて見えるらしい
・公道での自転車二人乗りは禁止(そりゃあそうだ)
・尻から蜂蜜(?)
・ハグ乱舞
・シックスパック(?)はソードより強い
・EZ DO DANCE
・嫌いな食べ物はセロリ
・電車でハリウッドに行く
・自転車や電車は空を飛ぶ
・よくわからないが主人公らしき子がプリズムショーの素晴らしさを伝えてくれる

とのこのらしい。なるほど、わからん。
ということで気になってはいたものの、友人との予定の兼ね合いでなかなか行けず、フォロワーさん達がどんどん陥落していくのを見るだけだった。

そんな中、先日ようやくキンプリを観に行くことが叶いました。
スケジュールの都合で初参戦から応援上映になってしまい、正直不安に包まれながら上映を迎えました。
まず、予告編から。
この時点から本編と噂では聞いていましたが、正にそうでした……。なんだあれは……。
恋愛モノの時は本当に会場中がピンクの海になっていて、想いを告げようとする少女に「がんばれー!」「いけるよー!!」などの声が聞こえました。そして少女が想いを告げた瞬間、会場は大きな拍手に包まれ、「よくやった!」「おめでとうー!」「よかったね!」という声が。(いや、本当なんなのこれ)と思いながら、腹がよじれるほど笑いました。

けれども、本編はもっと恐ろしかったのです。
詳しく書くとネタバレ…と言っても、キンプリはネタバレしたところで意味がない気もしますが念のために細かい話は控えておきます。
ただ、《虹の向こうにあるのはパラダァ〜イス》だった、とだけ……。
簡単にまとめると、

・主人公というより、メインなのは2パターンあった。
初めてプリズムショーに触れ、魅了された一条シン。この子は比較的視聴者目線でした。
もう一方は絶世の人気を誇るプリズムスタァであり、グループの『Over the Rainbow』(略称:オバレ)のメンバー達。
・初見で事前知識がなくても楽しめる構成でした
・レポート漫画は全て真実をそのまま表したものだった
・たしかにEZ DO DANCEが一番楽しかったんですが、個人的にはメインのオバレのメンバーのうち二人であるコウジくんとヒロ様の因縁であり、絆でもある楽曲の『pride』が好きでした。

と、言ったところです。

当方、一応腐女子の端くれなんですが、BLチック(?)なシーンがあったにもかかわらず、大爆笑してました。あれは萌えるもの、というよりも笑いにしかなりません。そして会場は謎の拍手に包まれてるし、男性まで温かい眼差しを向けているわで脳がキャパシティを超えるのを感じました。
初見の感想を表すならば、《何だこの作品は》という感じでした。それなのに、何故か再び劇場に行きたくなる謎の中毒性。
ちなみに、初見では「キンプリはいいぞ」にはなれませんでした。

ところが、わたしは一週間も経たずに再び劇場にいました。というのも、友人にこのようなブッとんだ世界観が好きな人がいるからでした。彼女を誘うと1日だけ行ける日があったので、再び劇場に舞い戻ることになりました。
二度目…ということで、流石に初見時ほどは笑いませんでしたが、いくら冷静に観てもやはり脳の処理が追いつきませんでした。
ただ、二度目ということで応援自体はバッチリできたことが楽しかったです。初見なのに後半に友人が泣き出した時は驚きました。
とはいえ、今回もかなり楽しかったけど、初見時の衝撃はやはりなかったなぁ。なんた思ってました。

…初めのうちは。

それが起きたのはその翌日。わたしの脳内には劇中歌が延々と流れるようになってしまったのです。巷で話題になっているのはEZ DO DANCEですが、先ほどまとめでも記したようにわたしはprideがお気に入りなのでそればかり流れました。
そしてその脳内リピートに耐えかね、キンプリと同シリーズであり、オバレが初出演したプリティーリズム レインボーライブとやらのそれぞれのキャラの映像を観てました。
そして、そのぶっ飛び具合だけでなく、鑑賞中はただ笑っていたあの様子の裏にこんなことがあったのかと思い、陥落してしまいました。
また、わたしの陥落を後押ししたのがこの動画でした。
http://nico.ms/sm27849157
動画が見れないという方は、こちらのサイト
http://irissoku.com/archives/1228
にて文字起こしされていますので、是非読んでみてください。

『KING OF PRISM』とは、クリエイター達の愛と情熱で創られた作品です。それも、逆境の中で。
そう思うと、どんどん深みに入ってしまい、気づけば現在レインボーライブも勉強中です。
もし良ければ皆さんもキンプリを観に行ってみてください。とても楽しい時間が待っています。では、最後に一言。

「キンプリはいいぞ」

#キンプリ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?