最近
近所の薬局にプライベートで出入りしています
薬剤師としてではなく
近所のおねーさん(断固としておばさんではない)としてです

店舗を改装して
半分は薬局
半分は誰でも気軽に入れるくつろげる場所
となっていて
そのくつろげる空間にパソコンを持って
ぱちぱちやっております

子供が遊ぶようなスペースもあるので
たいていが子連れのおかあさんか
近所の高齢者の方が顔を出しにきているように思います

「みんなの居場所」
という貼り紙がその薬局に貼られたのは
コロナ禍の前
毎朝出勤途中にあるので
その貼り紙
気になっていました

自分はコミュ障な部分がありつつも
人とのつながりが欲しいと思っていたので
こういったところに行けば
近所の人と仲良くなれる！！！
…
もじもじして
なかなか入っていくことができませんでした

そして
コロナ禍
そのハードルがぐんと上がってしまったのだけれど
人とのつながりがさらに希薄になると
ますますそういった場所にいきたくなるんですよね

ということで
意を決して
会社勤めを社員からパートにする区切りで
週２、３回行くことにしました

初めてそこに行ったときに受けた印象が
そこにいるオーナーさんやスタッフさんの
「気」がむちゃくちゃ優しいこと

私でも気軽に話すことができて
それだけですごいなぁという印象を受けました

ママさんや高齢者の方と仕事以外で話す機会なんてなかなかありません
とても貴重な場所となっています

そして
何気ない今日のオーナーさんとの会話で
やっぱり私
この人の「気」に惹かれたんだなと思ったエピソードを聞きました

とあるママさんがお子さんを連れていて
あっちこっちで子供２人の世話をしないといけないから
自分があと２人欲しい
とおっしゃったんです

そしたら
オーナーさんが
自分は20代の時にそれを思ったよ
とおっしゃったんです

勉強したい自分
遊びたい自分
結婚して母になりたい自分
薬剤師をしたい自分
ボランティアをしたい自分

５人の自分が欲しかったそうです
現実的にそれは無理だから
横に分身するんじゃなくて
縦に時系列に並べることにした
と

私なんか20代
遊びたい自分しかいなかったです
オーナーさんは５人の自分をすべて並列にしたかったんでしょう
私は「遊び」の自分に付録程度に「勉強」する自分をくっつけていたくらいで
分身の術を使いたいなんて若い頃に思ったことはないです

そしてまさに
全部やってきてるんですよね
私はここで子供食堂のお手伝いをちょいとだけさせてもらっていますが
そういったボランティアもやりたかったそうで
自分でイチからすべてやったそうです

最初に惹かれた「気」の部分に
バイタリティにあふれていてすごい
と思ったところがあったんです

私も今イチから自分で立ち上げてやりたいことがあって
それがなかなかできなくてモヤモヤしているんですが
オーナーさんは
やりたいことやるー
って突き進んでいるので
憧れですね

今日はすごく素敵な話を聞いたので
それを憧れにとどめないで
自分も前に進もうと行動を起こします！

(因みに「気」って言っても
スピリチュアルななにかがわかるわけではありません
人と対峙している時のその人の雰囲気を
できるだけ感じるようにしています)