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思考の仕方で変わります~ちょっとした気持ちの持ちようで

かなり辛くなってくると「ああ・・私はもうだめだ・・・」と思うことがあります。

脳の世界ではまず脳の中で「ああ、私はもうダメ」と思考します。ここで1回暗示になりますね。言葉に出るとき、脳はそれを言葉にする活動をします。はい。ここで2回。そしてその言葉を自分が聞きます。そう、音として再度脳の中に返ってきます。そこで言葉を理解している。

これで3回め。

そうです。言葉を発するだけで脳の活動はこれだけのことを瞬時に行っているわけです。よくマイナス思考はダメと言われるのは、そう考えることが暗示的に残るからなんです。

潜在意識とか普段考えていないところで自分何を思うのか・・・

よく言われていますよね。潜在意識を開放しましょうといいますが経験からそんなことできないって思うわけです。そもそも潜在意識なんぞ何を思っているかわからないから潜在意識なのですよ。

ただ少なくともマイナス思考のままでいると、顔つきも暗い、周りも暗くなる、いいことない・・・の連鎖は起こります。

プラス思考でいることや、ネガティブなことを口にしないだけで顔も明るくなったりするんです。人間の思考が及ぼす影響って大きいわけです。

人の顔つきを決めるのは考え方
考え方って、プラス志向かマイナス思考か位のものですが、実はその分かれ目はとても大きいと思います。プラス思考でも、しょうもない人いますしね。マイナス思考でも嫌われていない人もたくさんいます。基本誰かのため頑張っている人っていい感じに見えるような気がします。

別に美人じゃなくても、美男子じゃなくても輝いている人はいます。やっぱり明るいことが人を素敵に見せるような気がします。

先日起訴された「青汁王子」という方。確かにぱっと見はハンサムですね。でもTVでみているせいなのか、起訴されたという報道のされ方のせいなのか。決して「いい顔」をしているとは思えませんでした。

なんていうのかな・・・・お金に振り回されている感じですかね。儲かっているからか、えげつなさは見えてしまいました。

でも、好きなもの沢山持って好きなところで人に会って、好きなところに行けて・・・自由な時間があって。いわゆるノマド市民って一時よさそうに見えるんだけど、そうなのかなぁ・・・


生徒たちに話すのですが、「人は誰かを幸せにするために生まれてきたんだよ。君たちだって産まれてきたとき御父さんとお母さんを幸せにした。この上ない最高の幸せをくれたんだよ。生まれてきただけでだよ。
じゃあ、今度は君たちが成長する中で誰を幸せにできるのか。考えてみようよ。君たちが大人になった時、いったい誰を幸せにできるのか。」

「モノ」を作ること「システム」を作ること、それが誰かを笑顔にできるのか考えてみると、どんなものが人を笑顔にできるかわかってくる。多くの発明品だって、お母さんを楽にしたい・・とかもっと便利にならないかな・・
くらいの気持ちから始まっています。
出回っている商品の中には、人を病気にしてしまうものもありました。そこに悪意があったかどうかは別として、利益の追求によるものは数多くあったように思います。商売は利益を追求するもの。経済も社会の利益があってこその論理です。ですが社会の構成員である「人間」を無視して語ることはできないはずです。「人間」にフォーカスするのであれば、利益の追求は個人の幸福に繋がるというものでなければいずれ衰退します。
 笑顔でできる仕事を増やしていかないと、良くはならないですね。
おめでたいといわれるかもしれませんが、若い子たちが幻滅する世界ではいけないのではないかといつも思います。

 学校では夢を売ってはいません。

でも、7歳から18歳まで通う「学校」で何を学ぶのか。やっぱり自分が幸せに生きていくためにはというテーマは根底にあると思います。

 幸せに生きていく・・・自分の人生を生きること

そして、誰かに「ありがとう」とか「出会えてよかった」とか言われるように生きていると、何となく満たされた気持ちになるものです。幸せってお金で買えるものもあるかもしれないけれど、継続的に満足できる幸せっていうのはささやかな「ありがとう」の笑顔で十分なのかもしれないと思います。

脳というのは、使い方次第で変わります。そしてその影響が顔に出る。

例えばスポーツ選手などの本番の試合の時は、アドレナリン全開にすると言います。やっぱりモチベーションが大事なのです。その時の顔は皆さんシャープでエネルギーに満ちています。でも競技が終わると別人のように柔らかい表情になっている。脳の中の物質が人の表情を変えるのです。それをコントロールするのが感情であり理性であり思考であるということです。

 モチベーションって、この先暗い・・なんて思うだけでぐっと下がってしまいます。わずかな可能性を信じることが出来るか。困難なことがあっても、やり続けることが出来るか・・・そういうことだけなんです。

顔つきというのは、日ごろの生活がそのまま出るといわれています。

美人じゃないし・・・とか、ハンサムじゃないし・・・とかそういうことよりも、明るくて一生懸命頑張っている人ってなぜか素敵に見えます。

年を取ってからだと、取り返しがつかないのではないかと思うことがあります。生き方って変えられないからかもしれませんね。

おばあさんになった時・・・どんな顔でいられるか

やっぱり今を大事に生きよう。







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