相手を知るための会話とは

友達が、相手を知るための会話や質問の仕方について、本を読んで学んだことをシェアしてくれた。例えば、相手が「釣りによく行くんです」と言ったとき。          

ここからどう話を展開していきますか?

わたしはいつもそこから

「どこに釣りに行くんですか?」

「何を釣ることが多いんですか?」

「どんな魚を釣ったことあるんですか?」

「道具はこだわりあるんですか?」

というところから質問して話を膨らませていました。           ですが、、これが間違っていたのです。

上記の質問は、すべて「釣り」に関すること。ここでよく考えたいのは、会話で知るべきは釣りのことではなくて、相手のこと。相手のことについてフォーカスを当てたい。「釣り」に関することを聞いても意味ないのです。その会話は「釣り」についてだから。

ということで、ここで展開すべき質問の仕方は

「いつから釣りをするようになったんですか?」

「誰といくんですか?」

「釣りのどんなところが楽しいんですか?」

など。この質問だったら、相手の釣りに対する考え方や、普段は1人で行動するのが好きなのか、仲間と行動するのが好きなのかがわかるということなんです。相手のことをより知ることができるのです。

この話を聞いて、わたしは猛反省しました。この「釣り」が好きという男性との会話で、魚の種類について延々と話を展開していたことに。

結局相手のことを知るというよりは、魚のことに詳しくなっただけということに気づいたのです。相手の価値観などなにもわからないまま。浅い会話で終わっていたのです。

話が途切れないようにうまく会話するのが得意だったわたしにとって、衝撃でした。

相手の考え方や、人生観、性格、本質についてフォーカスを当てる質問をすること。相手にスポットライトを当てられるような会話をしていこうと思った瞬間でした。

そして、わたしがついこの前までデートしていた相手に感じていた会話についてのモヤモヤ感がずっとあったんですが、そのモヤモヤもフォーカスが違っていたことによるものだったと気づいたのです。

その会話とは。。。

相手「料理とかする?」

私「しますよ!最近は新鮮な野菜とか珍しい野菜を買うことに目覚めて、その野菜を使って工夫していろいろな料理を作るのが最近好きなんです」                             ここわたしの料理好き、家庭的アピール☆(でもちょっと回りくどいアピールだった(笑))

わたしは相手に、家庭的な子だなとか、自立してるな~とか、料理食べてみたいとか思ってもらいたかったし、どんな料理を作るのかがアピールポイントだったのですが、その返答が、

相手「新鮮な野菜だったら、うちのおばあちゃんが作ってて、家に送られてくるからいつも無料でたくさん野菜食べられるんだよね~。無農薬で作ってるからたまに虫とかついてるんだけど」

この男性は、わたしのアピールしたいことには、一切気が付いてないっていう。これはわたしの話し方もダメダメだったのですが、いつも話の展開、そこじゃなーい!ってなっちゃう。というか、自分のアピールなんて相手にこれっぽっちも気づかれないものなんだな~と思った。

この繰り返し、何度デートしたときに思ったことか・・・

なので、私自身も、相手に興味持つふりして、実は強引に自分の話にもっていってないか。自分自身にスポットライトをあてていないか。相手を知ろうとしているか。

「相手」を意識した会話をしていきたいものです


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