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アダム徳永さんにヒントを得た美容法

こんにちは。
saoriです。

私は子供の頃から
<ぬのどうぶつ>とお話をしていました。

(皆さんはぬいぐるみと言いますが私にとっては
ネコちゃんやワンちゃんと同じくらい家族なので
ぬのどうぶつと呼んでいます)

今日は私が<ぬのどうぶつ>たちとどんなお話をしているか
ちょこっとご紹介したいと思います。

お相手はやさしいコーギーの女の子、りつこさんです。

「りつこさん、見て。
私、ちょっと鼻筋が通ったように見えない?」

「あら、ハイライトを入れたんですワンか?」

「違うわ。素よ。そもそもお風呂上りよ」

「一体何をしたんですワン」

「新しい美容法を編み出したのよ」

「もったいぶらないで早く教えてくださいワン」

「ジャジャーン!アダム徳永式美容法です」

「アダム徳永...プロレスの人ですワンか」

「ダンプ松本でもライオネス飛鳥でもなくアダム徳永...
プロレスの人と間違えるのも無理はないわね。
アダムさんは...私もよく知りません!」

「ズコーですワン」

「知らないんだけどアダム徳永さんの本がいいよ、とオススメされまして。コレなんだけど」

「本を読む前にとりあえずAmazonのレビューって見るじゃない。
そこに”アダムタッチが秒速3cm”とあったわけ。
秒速3cmでタッチ...ふむふむ。
それならクレンジングミルクを顔に伸ばすときに秒速3cmをしてみようじゃないかとさっそく実践したのよ」

「イラチのsaoriさんが秒速3cmでクレンジング!
素晴らしい進化ですワン!」

りつこさんは常々お肌を丁寧に扱うことを提言しています。
雑にちゃちゃ~っとクレンジングをお肌に伸ばすなんて論外なのです。

「ほんとすごくて。秒速3cmってかなりゆっくりなのよ。
このまま永遠にクレンジングするはめになるのか不安になるくらいゆっくりなのよ。
だけどこのゆっくりペースだと不思議とお肌に圧がかからなくて
ソロリソロリとお肌に触れるものだから確実に負担は少ないと思うわ」

「素晴らしい事ですワン!そして鼻筋はなぜ通るんですワンか」

「そろ~っと鼻筋を上下に撫でていると勝手に通ったのよ」

「勝手に鼻筋が通るんですワンか」

「そうなの。勝手に通ったの。鼻、高くなっちゃった♪
これは私の推察だし感想でしかないんだけど
ゆっくりと丁寧にお肌を扱っていると
自分が高貴なお姫様になった気分がするのよ」

「スン、と一本通った筋が鼻にも通ったというわけですワンね」

「そうとしか思えないんだわ」

「Amazonによるとどうやらアダム徳永さんの著書は
女性を女神にするためのもののようですワンから
高貴なお姫様になった気分というのはまんざらでもない着地点ですワンね」

「でしょう~。
クレンジングだけでなく体を洗う時も秒速3cmを実践してみたら
さらにプリンセス感がアップしたわ~」

「丁寧に自分を扱うと丁寧に扱われるのに見合った自分になるんですワンね~」

「なるほど~そういえばせかせかした高貴な人なんて見たことがないわね」

「時間がもったいないとせかせかしているのって貧乏くさいですワン」

「ゆとりのなさが貧乏くさく見えちゃうのかしらね」

「貧乏な事より貧乏くさい事の方がイヤですワンね。
美輪明宏さんが若くて一間のアパートに住んでいた時も
お部屋を美しく保っていた話を見習いたいですワン」

「人としての『ありよう』ってそういうところに出るものなのね」

アダム徳永さんから派生した美容のお話が
まさか美輪明宏さんの生きざまに及ぶとは...
美しくあろうとすると結局は『生きざま』から美しく、となるのですね。


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