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morning note 第1日目

10月10日 5:48

おはようございます。まだ暗い。台風はどこらへん?今日は天気はまだ大丈夫かな。夜明け。何か思い出す感覚。昔々。どのくらい昔?よくわからない。悪い感じでもない。明かりが一つずつ消えていってだんだんあたりが明るくなっていく光景。まだ若かったころ、ずいぶん昔だ。

いろいろやらなきゃならないことで心を煩わされるのは嫌だな。本当はやらなきゃならないことでもないのに。

考えることは好きなんだけどね。現実とは関係のない世界に飛ぶ。パラレルワールド?いや、横並びじゃなくて縦に重なった層だ。その奥に行く感じ。

本当のものが見たい。本当って何?何が本当かってどうやって知るの?本当であるかの証明や保証がいるっていうの?誰かの保証。その誰かっていったい誰?その件に於いて権力を持っている人。…って、よくよく考えるとわたし自身しかいないじゃん。つまりわたし自身が真にリアルに感じられるものってことだな。

麒麟が王を見つけた時の確信。ああ昨日読んだ物語が残響しているのか。ここではない世界で遊びたいのか。ここではないリアルな世界で。わたしが神楽を舞うのが好きなのもそういう理由だな。

昨日は稽古に行くのはやめようと思ったのに。神楽以外のものは舞うのをやめようと思ったのに。いざその時になったら行ってしまった。どうしてだろう?習慣だから変えられないってことなのか、よくわからなかった。習慣を変えるのには意志が必要でわたしには意志が足りない。って自分を責めるのはちょっと違う気がして。意志を行使するのとは違ったやり方を選択するのもありかと思ったから。

なので、昨日は自分の行動をすんごく注意深く見ていた。友人に声をかける自分、受け答えするときの心の反応。舞っているときの心の状態。感情。感覚。少しだけ距離を置いてみている。ニュートラルな場所。

自分を責めない。卑屈にならない。調子に乗って行き過ぎない。がっかりは放っておく。嬉しさにも楽しさにも完全に乗ってしまわない。

妬みや嫉妬、の気配。わかるよ、そこにきみたちがいるのが。洞穴の奥に棲んでいるんだよね。つついたりはしないよ。でも出てきてもいいよ。背中の一点が痛む感じ。なんで痛い?それはわたしが欲しいものだから。わたしが認められてないということが残念だから。それが悲しい。哀しい。かなしい。かなしいままの自分が嫌なのだ。

つながりを切られてしまったわたしがいる。つながりはずっと前に切れたまま。わたしはつながりを取り戻したい。何とのどんなつながり?

そこには探るべきものがいろいろありそうだ。


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