不便な時間をつくる。
先週末、精進湖までキャンプへ行った。
中央道の長い渋滞を抜け、富士河口湖町へ。
山の斜面には薄く雪が積もっている。
キャンプ場に到着し、車から降りると足元には霜柱。
前日はマイナス10度まで冷え込んだらしい。
この時期は空気が澄み渡っていて良い。
晴天にも恵まれ、富士山の解像度はこれ以上なく美しい。
新調した焚火台の中で燃える炎の柱。
ひとつのかたちにとらわれず揺らぎ続ける
不完全燃焼色のそのフォルムは、いつまで見ても飽きることはない。
この安心感は、太古の祖先が火によって