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競う

競ってることを忘れてた。

コピーライターは、コピーライティングという競技を戦っている。-TCC展2017

もちろんクライアントはそれぞれの業界で戦っている。彼らの影で、僕らコピーライターはクライアントの課題解決に応える。コピーライターどうし知恵を交換し、支え合い、世の中により良い解決を生み出していく。

そういうことだと思っていた。

でもその考えって、甘いんでしょうね。
コピーライターどうしでも、競い合っている。そうしないと、業界全体での技術の底上げはないし、個人としても生き残っていけない。

最近感じてた仲間たちとの意識のズレはここか。

地球に生まれた生き物として、競争なくして、生き残ることや自由を手にすることはできないらしい。もちろんすべての仕事がそうじゃないんだけれども。

にしてもコピーライターの仕事は企業のみなさまの競争のお手伝い。加えて自分たちもコピーライターどうし競争している。これはちょっと疲れるし、さみしい。だからこそ時々気楽に話せる先輩や仲間たちの存在が際立つ。

銭湯いこっと。
この場所ほど競争と遠く、人間に平等を与えてくれる場所って、そう多くないですよね。

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