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“マイインターン”日記 #8 「一人ひとりの強みを活かすために必要なこととは?」

マイインターン日記8話です。
打ち切りにならず連載が続くのも皆様のお蔭です~
さて、今回は少し~真面目な硬いお話しになります。
「マジメか!」と硬い話しを聞く(読む)気分でない方は
スルーしてください~(笑)

“マイインターン”とは何ぞや?については
こちらの記事をご覧くださいませ。

さて、本題です。
『ビジョナリー・カンパニー』という名著をご存じますか?
その著書、ジム・コリンズは、
『ビジョナリー・カンパニー2』で以下のように述べています。

『適切な人をバスに乗せ、
不適切な人をバスから降ろし、
その後にどこに向かうべきかを決めている。』

要約すると、こう言っています。
このバスでどこに行くべきかは分からない。
しかし、分かっていることもある。
適切な人がバスに乗り、
適切な人がそれぞれふさわしい席につき、
不適切な人がバスから降りれば、
素晴らしい場所に行く方法を決められるはずだ

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どこへ向かう、つまり目的は「後」、人によって決まる(変わる)
ということで衝撃を覚え記憶があります。

それまで戦略ありき、戦略に組織を合わせ、
必要なら人を外からもってくる
と考えていました。

ただ、ミライLABOという会社に来てから
アンゾフが提唱した「戦略は組織に従う」
がよりしっくりしている感じがします。
つまり、集まった人の特性、強味を活かして
戦略が作られる
ということも有効だということです。


人材育成を生業としていると、
戦略と採用・育成・評価の仕組みをどうリンクさせ、
どう向上させるかは常に考え続けているテーマです。
(まぁ、終わりはありません)
ミライLABOというビジョンに溢れた、
ベンチャー企業に参画していると冒頭の言葉の大切さを感じます。
(バスというより、むしろ”安全バーなし”のジェットコースターかもしれませんが)
(ですがw)

ここで一点誤解なきように、補足説明をしますと
この場合の「適切な人」は仕事ができる、
優秀な人という意味ではありません。
「適切な人」はビジョン、クレドに共感できる、
マインドセットを持っている人を意味します。
どんなに能力があり、優秀な人でもここが欠けていれば、
ミライLABOというバスには乗れません。

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また、適切、不適切な人に関係なく、
途中でバス(会社)から下車することはあります。
それは致し方ないことで、
「会者定離」(えしゃじょうり)」は世の常ですから・・・
「会者定離」とは出会った者とは
いずれ必ず別れることになるという意味で、
世の中の無常をたとえた四字熟語です。
(一期一会は出会いに主眼をおき、
会者定離は別れに置いているのが、違いです)

極端な話、バスの運転手である白井さん以外、
いつか全ての人がバスから降り入れ替わっているかもしれません。
会社という組織が長く続くとした場合、白井さんですら、いつか
後継者に譲りバスを降りることもあるでしょう。
林は「お客様!終点ですよ!降りてください」と言われて
降ろされるまで乗っていたいと思います(笑)
ということで、活躍できる内(老害とならないうち)は、
頑張りたいと思います。
(老害になっていると自覚した場合は静かにバスを降りたいと思います)

ミライLABOというバスに乗った仲間達、
素晴らしいマインドセットに溢れたメンバーの能力が発揮できる。
ここでは、「それぞれふさわしい席についてもらい」、
活躍できるようにすることすることが私のミッションだと感じています。

そのための仕組み、
人事制度、採用制度、
そして人材育成(教育)を準備し
アップデートしてゆきたいと考えています。
ミライLABOというバスに乗ってよかったと教育面でも思ってもらえるように。
いつか、ミライLABOバスが素晴らしい場所にたどり着けるように。
そして、そのバスがずっと走り続けていけるように。

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