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私はきっと、彫りの深い人生と顔になる〜『読書する人だけがたどり着ける場所』を読んで〜

「深さ」かあ… 

人の深さ、深い人生、
なんなら顔ももうちょっと彫りが深くなってみたいなあ

この本を読み始めて、一度読むのをやめた。
ふと手を止めて考えてみる。


読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)齋藤 孝

ネットで情報量は足りているはずなのに
深さが足りない。

たしかに日々たくさんの情報に触れているのにすぐ忘れちゃってる。

現代人のアテンションスパン(一つのことに集中できる時間)は8秒と言われている。金魚より短いらしい。
ひとつの情報につき秒単位のペースでサッサっと情報を読み流す。
何か得た気になってるけど、

実は浅い情報を目の前で流しそうめんみたいに流しているだけかも。


よく、インスタグラムのReelやその他ショート動画も8秒以内、
何なら5秒くらいで作っていた。
作っていた時は、でた瞬間から終わりまでさらっと楽しめるようにって思っていた。
金魚以下なんて言われたら余計に短く感じる。

適量取って味付けせずに、そのまま飲む。そして「ああいい夏だ」なんて満足してしまっているのかもなんて考える。


AIが活躍してなんでも効率化した時代についていくには、流しそうめんのような情報の取り方だって便利なのかもしれない。

でも「深く生きる」には…
まだ自分の中でざっくりはしてるけど、
なんとなく
なんとなく自分がそっちに行きたいのはわかってる。

AIがあってもなくても自分の人生を生きるとしたら、それはどんなカタチになるだろうかなんてちょっと深く考えてみたくもなる。


これから、今からでも「深さ」を求めていきたいなあ

何ができる?



本を読む時📚、ツッコミを入れながら、感情入れながら、先の展開を予測しながら。

人との話を聞いたあと👂印象に残ったとこはメモって…

なんてことはクセで、もう何年も自然にやってることだった。
でもその後見返して深める、考える、までは行けていないことに気づく。
そんな「深める時間」を1日のふとした時間にとってみることは
なんだかやってみたい。

わりと素直だから、早速目の前にあるチューリップのお手入れ方法を調べてる。
そしてそれをきっかけに「どうして花って人の心を癒すのだろうか…」
「その鮮やかな色か、凛とした姿勢の良さか、香りか、それともこちらがケアするとそれに応えてくれる素直さなのか… 」
なんて性にも合わず考えてみたりしてる。笑


深い人生にしたかったら、先にそう決めればいい。
チューリップに関する情報だって自分から取りに行って、そこからちょっとでも深く考えてみる。

全ては自分から。
そんなことを楽しんでしていたら、
今から10年、20年後の自分の思考もついでに顔つきまでも
どこか深みが出ていくかもしれない

うっとりと待ってみることにした。

時が人の顔つきを変えるように、習慣は人生の容相を次第に変えていく。
そして本人はそのことに気づかない。
ーヴァージニア・ウルフの日記より


With love,
Mirai

創作のために使います!もっともっと愛を広げていきたい