40度の発熱！「今すぐ助けに来てー！」って言えるかどうか。
朝7時に、突然40度の発熱！
「今すぐ助けに来てー！」って、連絡できる人はいますか？
前回の話はこちら＞＞「人生をかえたきっかけ。【対談音声30分】」
仲間がいて、遊ぶ友達もいて、仕事も忙しくて、SNSでは常に沢山の人たちとつながっていて、日常生活で「孤独」を感じることって少ないと思う。
でも、突然高熱にうなされ、身動きが取れなくなったら・・・？
馴染みのない場所で40度の発熱を体験したとき、寝返りも打てないほど全身がギシギシと痛くて、呼吸をするだけで苦しくて、自分の熱の熱さで意識がもうろうとする中、
「これ、東京だったら誰に連絡していただろう・・・」
と、考えてちょっとこわくなったのです。
前回のnoteに載せた音声「人生を変えるきっかけ」の中から、自分と相手を区別する？同化する？というテーマについてお話しようと思います。
＜＜1本目の対談音声をまだ聞いていない方はこちらをどうぞ＞＞
【ちこ×みほ】特別対談音声1「人生を変えるきっかけ」（約30分）
自分と相手を区別する？同化する？
私たちは、日常のさまざまな場面で、自分と相手は別の存在だと境界線を引いて「区別」しながら、適度な距離を保ったり、深入りしなかったり・・・
逆に、想いや考えを共有しながら、相手との境界を越えるように近づいたりもしますよね。
リトリート滞在中、ちこさんと周りの人たちとの家族みたいな濃～い関わり方を近くで見ていて
「今まで気づいていなかったけど、私は相手と自分をすっごく区別していたんだな」
と発見して、けっこうショックを受けました。
「私けっこう冷たいのかも・・・！？」って。
結果を出すために、効率化！目的意識！
長い会社員生活に嫌気をさしていたころ、私はインターネットの検索で偶然パソコン1台で、会社に属さず、ちゃんと稼ぎ、楽しく自由に生きている人たちの世界を知りました。
そんな生き方にめちゃくちゃ憧れて、会社に依存せず、自力でどこでも稼げる力を手に入れようと決意したのです。
会社員を辞めてSNSを使って起業したとき、特に意識したのは、「効率化」・「目的意識」！
個人事業で求める結果を出すためには、やることがマジでエンドレスにでてきます。
会社員時代のように「会社を出たらプライベートの時間」という区切りもなく、24時間仕事になり得る。
当時はスタッフもいなくて、それらを毎日1人でこなさなきゃいけなかったので、いかに「無駄を省き」「短時間でやることをこなせるか」が超・重要でした。
毎朝、その日のTo Doを書き出し、終わったらタスクに完了チェックをつける！！
自分の時間やエネルギーを、他人に奪われることをとっても嫌いました。
だから、結果が出るのも早かった。けれど・・・
誰と会うときも、どこへ行くにも、何をするにも、目的を明確に！
誰かとランチをするときだって、時間通りに切り上げるために「ランチの後に次の予定がある」ということにして、おしりの時間も明確に伝えていました。
「じゃあ、ランチは12時から14時までね^^」って。
時間は何よりの資産で、1日24時間しかなくて、それを明日に持ち越すことはできない。
無駄に使った時間は返ってこない！
目指すゴールのために最大限に活かすのだ！
起業初期はとくに、個人起業でしっかり結果をだすことを最優先にしていたから、たしかに結果が出るのも早かったです。
ただ、いつの間にか「非効率」や「無目的」を、人生から排除することを当然として、過ごしてきたなあーって思うんです。
目的がない集まりや、生産性がない永遠続く女子トークとか、ほんと嫌いだった。（笑）
「私の時間」「私の知恵」「私の問題」「私の仕事」「私のエネルギー」・・・
自分と、他人との境界をバッチリと引いています。
「自分と相手を区別する」ということは「自分と相手を分離する」ということでもある。
逆に言えば、相手と「同化する」ということは、相手と自分の境界をなくしていくということだから、一体感や調和という感覚を味わうことになります。
”区別”と”同化”の割合は、人それぞれ。
ちこさんと周りの人たちとの関わり合いを見ていて、真正面からぶつかり正直に語り続ける熱さや（深夜すぎまで毎晩のように語り合ってる！）
ぐいぐい相手の領域はいってくるある意味のお節介さ。（これは相手の課題と自分の課題の境界線が薄いから。目の前の人が抱える悩み・課題は、”自分の悩み・課題でもある”という考え。）
そして、関わり続ける根気強さ。
私はこういう距離感は、今まであまり好きじゃなくて、いつも「適度な一定の距離」を保ちたい、それが心地いいって思っている人でした。
ちこさんと仲良くなってから、私も、効率・生産性・目的を気にせず、ラフに人と関わろうと思ってさ、試してみたことって、例えばね、すっごく具体的な話なんですが・・・
ネイリストさんと会話をした。90分！
いや、私、今までね、ネイルサロンでネイルをしてもらっている時間は、ずーっとイヤホンで音声教材を聞いていたんですよ（笑）
「ネイリストさんと話すよりも、教材を聞いていたほうが時間の価値が高い。」と思っていたので！
さらに言うと、こうやって私は人を「能力、機能、ファンクション」で見ていたんですよね。
ネイリストさんはネイルをする人。
タクシードライバーさんは、目的地まで安全に運ぶ人。
その「機能」で見ている。
だから、そもそも「会話」や「関わり」を楽しもうなんて思ってもなかった。
でも、先週行ったネイルサロンでね、私はいつものお決まりのイヤホンを取り出さず、施術中ネイリストさんと90分近く（！）たわいもない話をしたんです。
彼女の人生のストーリーを、たくさん聞いていたの。
帰りがけお互い笑顔でほっこりで、とてもあったかい気持ちになった。
ほんとに小さなステップですが、こうやって私も自分の「対極」を、少しずつ取り入れています。
あなたは、周りの人たちと、普段どんな関わり方をしていますか？
考えるヒントになったら嬉しいです！
続く・・・
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”ちこ”と”みほ”のプロフィール。
料理人ちこ
・料理人／「食と生き方」講師
・「御食事ゆにわ」店主／ドキュメンタリー映画「美味しいごはん」主演
・「食と生き方」をテーマに著書多数。
高校時代、塾の先生（人生の師）が作ってくれた塩おむすびをきっかけに、料理に目覚める。
自然食という枠を超えた「御食事ゆにわ」を仲間とともにオープンしたところ、食材、調理法にこだわったメニューを食べた人からは、妊娠、就職など奇跡の数々が報告された。
現在は、自身の経験と来店者の体験談から、「食べ方を変えると生き方が変わる」として食生活を大事にするというメッセージを発信し、セミナーや講演活動を行っている。
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みほ（鈴木実歩）
・ビジネス書著者
・女性のためのコーチング／起業コンサルタント／プロデューサー
・未来シフト株式会社代表取締役
10年間の”会社員生活”に終止符を打ち、2014年11月、クライアントゼロから「未来シフト・コーチング」という肩書きで起業。SNSとDRMを融合した独自のインターネットマーケティングで、あっという間にソーシャルメディア起業界を代表する存在となる。
起業塾やビジネススクールを主宰し稼げる女性たちを続々と輩出。
現在は様々な分野の著名コンテンツホルダーをプロデュース。
100名〜1000名規模のオンライン教材コミュニティを複数運営しながら、日本だけでなく海外でもセミナーを開催し、4年間で延べ4,500人以上の女性と関わり、新しい働き方を伝えている。
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