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【レポート】「NPO法人オリーブの家」に100万円を寄付いたしました。理事長の山本さんとの対談動画。(2021年5月)

未来シフト株式会社(代表:鈴木実歩、以下弊社)は、「女性の社会進出が遅れている日本社会において、精神的かつ経済的に自立した女性を1人でも多く増やす」ことをミッションに事業を展開しております。

この度、弊社が続けている「売上の一部をチャリティー活動に使う」一環として、2021年は700万円を女性を応援する活動や団体への寄付に充てることといたしました。(2020年に行った600万円の寄付レポートはこちら

2021年5月7日、特定非営利活動法人オリーブの家へ、昨年に引き続き100万円の支援をさせていただきました。

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オリーブの家のビジョンは・・・

『怯えて暮らす小さな声を一人でも多く拾い聴いて、新しい人生をスタートさせてあげたい。支援の輪を広げて、誰もが自分らしく生きられる社会になることを目指す』


貧困母子家庭に対して社会復帰・就職・再婚できる環境づくりの支援活動をおこなったり、DVに悩む女性と子どもの一時保護シェルターを完備し、専門家による心のケアをおこなったりしている慈善団体です。

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理事長の山本康世さんに、オリーブの家を立ち上げた経緯、昨年からの取り組み、そして現状と2021年の活動予定について鈴木実歩がお話を伺いました。

「NPO法人オリーブの家」理事長の山本さん鈴木実歩との対談(23分)↓


「オリーブの家」立ち上げの経緯

もともと女性の心や経済の悩み、 DV、職場でのハラスメントなどの相談を受けていた心理カウンセラーの山本さん。

2011年の東日本大震災後に貧困の状態にある女性や母子に出会い、自宅を解放して保護をし始めたのがこの活動のきっかけになりました。

一時保護ではなく、女性や母子がしっかりと自立するまで支援することを目的に2017年NPO法人オリーブの家を設立
されました。


被害者が声を上げづらいDV問題・貧困問題

実は、DVや貧困問題は当事者にとっても声を上げづらいことが多く、さらに行政も家族間のトラブルにはなかなか介入することができない部分。

そこでオリーブの家のような民間の団体が直接介入し、話し合いの場に参加することもされています。

岡山県津山市では、このような困窮する女性を助ける民間の団体保護シェルターを持つのはオリーブの家だけ


オリーブの家で保護される方々は、約1ヶ月〜半年と通常よりも長い期間滞在されています。

通常のシェルターは2週間程度を保護期間とされているそうですが、2週間だけで解決しないことがほとんど。

心身ともに疲弊しきっている状態から、まずは安心できる場でセラピーや通院などをして、心と身体の回復のために滞在
します。

その際の送迎のサポートや行政・専門家などとの相談に同伴されることもボランティアの方々がされています。


2020年の寄付金を受けて保護シェルターの増設・改修!

この1年で保護シェルターを2部屋増設。水漏れなどが起きていた水回りも改修されました。

4名の女性たちと2組の親子がこの増設された部屋で過ごし、自立されたとのことでした

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家庭内暴力は社会問題

家庭内暴力は、母親だけでなく、子どもたちの成長にも大きな影響を与えるということについてもお話をいただきました。

「母親だけでなく子どもたちにも大きな影響があり、社会問題であることを知ってもらいたい」と理事長の山本さんがおっしゃっていました。

オリーブの家にきてからは「人に助けて守られたこと、優しくされたことが嬉しかった」と言って不登校から立ち直る子どもたちもいるとのことです。

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未来シフトとオリーブの家では活動内容は異なりますが、「女性が自分で自分の人生を選択して生きていけるようになる」という使命は同じです。

心身共に疲弊した状態である時は、正しい決断ができない上、新しい選択肢を探すエネルギーもありません。

こういった女性を実際に支援する団体を未来シフトは今後も積極的に継続支援していきます。

認定NPO法人オリーブの家【NHK おはよう日本 新型コロナの影響で寄付が集まらず危機に直面するNPO DV・虐待を受けた女性を保護するNPOの活動に密着】2020年6月29日放送

支援や寄付の活動レポートはこちら(2021年)

・「活躍できる女性を増やしたい!!ストーリーを届ける参加型のデジタル雑誌の創刊!!」へ100万円を支援(2021年4月完了)

・「和歌山県かつらぎ町に”子連れでも疲れない観光農園”をつくりたい!」に100万円を支援(2021年4月完了)

・シングルマザーの支援団体「特定非営利活動法人オリーブの家」に100万円を支援(2021年5月完了)

・貧困家庭の助成支援団体「NPO法人キッズドア基金」に100万円を支援(2021年5月完了)

寄付活動レポートはこちら(2020年)

シングルマザーの支援団体「特定非営利活動法人オリーブの家」に100万円を寄付(2020年6月11日完了)

DV被害者の支援団体「認定NPO法人 女性と子ども支援センター ウィメンズネット・こうべ」に100万円を寄付(2020年6月17日完了)

「認定NPO法人 フローレンス」に100万円を寄付 (2020年7月1日完了)

貧困家庭の学習支援団体「NPO法人 キッズドア」に100万円を寄付(2020年7月10日完了)

女性と子どもの支援団体「特定非営利活動法人 ウィメンズハウス・花みずき」に100万円を寄付(2020年7月10日完了)


未来シフト株式会社は、2016年から売上の一部を社会貢献活動に充てております。過去の社会貢献活動のレポート一覧はこちら

鈴木実歩のプロフィール・活動ポートフォリオのまとめはこちら

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いつもたくさんの応援をありがとうございます。