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有坂昌剛 / チーズ作成プロジェクト

本日紹介するのは、岩手県盛岡市出身、葛巻高校1年生の有坂昌剛(ありさか まさよし)さんです。彼は葛巻高校の「山村留学生」として葛巻にやってきました。
彼のマイプロジェクトは『チーズ作成プロジェクト』
2023年7月にプロジェクトを立ち上げ、独自にチーズの作り方を学び、寮生に自作のチーズ試食会を重ねてきました。この活動をもとに、2023年度マイプロジェクトアワードの参加にも挑戦しました。

ーきっかけは?
チーズ作りたいという気持ちは最近になってからです。中学3年のころ酪農家さんの牛乳が捨てられているという番組を見ました。酪農家になりたいと思い、先輩の友達の酪農家さんに体験に行ってみたら、酪農家さんがせっかくいるなら、牛乳を活用したい気持ちがわきました。そこからチーズだと思いつきチーズの歴史とか、チーズのことについて調べるようになりました。

ーマイプロジェクトとしての探究の問いは何だった?
牛乳の成分からチーズになる要素を取り除き、そこからどのようにチーズになるのかを知りたいです。

ーこのプロジェクトを立ち上げる前の気持ち
正直、うまくできるかな?という不安がありました。酪農家さんの夢をやめていいのかな?、年明け前までずっと悩んでいました。

ープロジェクトの準備中で印象に残ったエピソード
「ばず部(くずまきDMO若者高校生部会)」で伴走してくれた大学生と交流して、チーズに対する疑問の角度をたくさんもらいました。
自家製チーズを作ろうとこの一年ずっと頑張りました。最初は失敗続きで味も悪かったのですが、今では生で食べれるくらいになりました。試食してくれた寮生のみんなに、チーズに興味関心を持ってもらえたのが嬉しかったです。

ープロジェクトが終了したあとの気持ち
最初は不安でした。僕は今までチーズ用のノートをとっているんですけど、書いていくうちにわからないことがわかるようになったり、つながっていく感覚が面白いです。学校の先生にもチーズ作りの風景を見せるとすごいと言われ、自信がつきました。

ープロジェクトを通じて身についたこと
チーズの研究と並行して、チーズ職人の方とアポどりを頑張っていました。目上の方に対してどのように話したらいいか先生と相談を重ねて、前よりもできるようになりました。また、マイプロアワードの振り返りのときに自分の思いが言語化できた感覚があり、振り返りって大事だなと思いました。

ー今後の展望
まずは春休みにチーズハウスに行って工場見学をしたいです。
その後千葉県でチーズ職人として活動されている方にアポをとり活動をつなげたいです。葛巻の「おでってマーケット」で販売するため、10月までにチーズの完成を目指したいです。

昌剛さんは”マイフェス!”17日にチーズを約20名分おふるまい予定。数に限りがありますが、ぜひ食べに、お話に来てください^^

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my favorite story マイフェス!
vol.1
2024.3.16(sat),17(sun) 10:00-17:00
@いわてユースセンターミライト
mail: iwate.miraito@gmail.com
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