今週の3月12日(土)から2022シーズンのJ3リーグが開幕します。

高校を卒業して、今年で10年目のシーズンになります。
その中で大きな喜びや挫折、様々なことを経験してきました。

例えば、昨年Jリーグに復帰させてもらって感じた、応援してもらえることのありがたみ。

素晴らしい舞台でサッカーをできることの幸せさ。

長い期間チームが決まらず、そのときに感じた「サッカーを取ったら神田夢実には何の価値もない」という思い。

それらの経験から、

もっと自分を応援してくれるファンの皆さんと、サッカー人生を共に歩むことやプロを目指す子どもやその親に対して貢献していきたい。

そう思うようになりました。

お互いに勇気づけたり、支え合えるようなプロサッカー選手でありたいと思います。

今回、このような想いから、自分自身が取り組みたいことが浮かびました。

2022年シーズン、まずは3つの取組みを行っていきたいと思います。

○公式戦無料招待

社会人リーグでのプレーを経験したのちに、幸せなことに1年でJリーグに再挑戦させてもらうことが出来ました。

試合に出て、大きく感じたサポーター・ファンや支えてくれる方々の大きな力。

高校を卒業して、Jリーグデビュー戦で僕の緊張を吹き飛ばしてくれた応援の声。

そんなサポーター・ファンの力も、いつしか当たり前のように感じてしまっていました。

2020年シーズンは、コロナウイルスの流行で、完全無観客の中でサッカーをプレーしていました。Jリーグへ戻ってきたときに、サポーターがスタジアムで発してくれている熱によって、いつもより1歩足がでたり、いつもより走れたり。皆さんに背中を押してもらう感覚を思い出し、その力の大きさを再認識させて貰えました。

だからこそ、少しでも「皆さんに喜んでもらいたい」という思いと、皆さんとの接点を強める事で「お互いの気持ちを、より近く感じる事ができる」という思いがあります。

ぜひ会場で一緒に戦いましょう！

○個人サッカーレッスン

これまでずっと経験や思考のアウトプットの重要性を感じていて、その場所を作りたいと思っていました。

自分の経験を全力で子どもに伝え、少しでも子どもたちの成長の力になれたら幸せです。

今後、競技者ではなくなる瞬間がいつか訪れます。競技者としても指導者としても、サッカー界に何か還元できる人間でありたいです。

○試合行動計画のシェア

2年前から2年間メンタルコーチの武井謙介氏と、様々な取り組みをしてきました。取り組んでいることの1つとして、『試合行動計画』を試合のたびに書いています。

プロサッカー選手がどんな事を考えてプレーしているか、試合前の準備の大切さなどを伝えていき、子どもたちが何かを考えるきっかけになれば嬉しいです。

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神田夢実の経験や価値を1人でも多くの人々に届けられたら嬉しいです。