動画も配信も歌ってみたも、何もかもやってみると想像の何倍も大変だったよねって話

こちらの記事は VNOS Advent Calendar 2019 の6日目の記事です。
いやーあぶなかった!ギリギリ書き上がりました……

昨日は夢乃名菓さんの「数字は全てではないが、役に立つ」でした。
明日は U・N・オーエンさんの「オーエン的楽しい音楽の聞き方」の予定です!

歌ってみた動画を作った話

というわけで本日はこちらの歌ってみた動画を作ったときに考えていたことについてお話したいと思います。

結論から言うと、動画編集もDTMもやったことがない人が歌ってみた動画を撮ろうとしたら結構大変だったよって話です。

このTwitterに投稿した歌ってみた動画を作り始めたのは12/3なのですが、いろいろと記念日的なものもあり、12/5には完成させたいという無茶な突貫スケジュールで作ったものでした。
なので正直自分の中では、クオリティに納得していない悔しい部分が多々あるわけで。

特に今回歌わせてもらった曲を作っている千歳ゆうりさんのこちらの記事を読んで、素の音源からmixすることでこんなに変わるのかという驚きと、歌わせて頂いてるのに中途半端なクオリティでどうしよう……という気持ちがかなりありました。

特に、この記事を読みながらmixを初心者なりにやってみようとしてみて、記事中に何気なく出てくるプラグインの価格を覗いてみたら結構なお値段がしてびっくりしたり(そもそも相場がわかってないですが……)、無料でも手間を掛ければできるという部分を実際にやってみたらめっちゃ大変だしクオリティ全然低かったり。

元々わたしが何かを作るクリエイター気質ではないからこそ、クリエイターさんは作品を作るためにいろいろな努力を積み重ねていて、その積み重ねの結晶である作品を楽しませてもらっているという敬意は持っていたのですが、実際にほんのちょっとでも自分がやってみようとしたことで、それまでの想像よりもさらに機材投資であったり技術の積み上げがあるんだなというのを具体的に感じました。

正直、自分の拙い歌ってみた動画でいいのかな、投稿したくないな、もっとうまくなってから……って今でも思ってます。

SHOWROOMで2週間毎日配信した時の話

別の話になりますが、わたしは11月にSHOWROOMという配信プラットフォームのイベントで、2週間毎日配信というのに初めて挑戦してみました。

そのときにもまた感じたことが「普段自分が見て楽しませてもらっているSHOWROOMの配信者さんたちが、どれだけリスナーを楽しませるために工夫しているか」ということでした。

リスナーさんが楽しくコメントできるような、交流できるような企画の用意。配信時間を事前にしっかり決め、告知をして、時間どうりにスタートさせるスケジューリング。
毎日、仕事終わってから配信をはじめてその配信を楽しいものにしながら、次の配信のアイデアを考えて告知して……というのを続けるのはとてもじゃないけど時間が足りない!

とはいえ楽しく配信できないと意味がないので、常に頭の片隅では何を優先して何を切り捨てるかを考えつつ、目の前のリスナーさんたちに楽しんでもらえるように自分も楽しんで配信をする。
これを毎日続けると、今度は自分の時間が足りなくなって私生活が犠牲になる……

自分の推しは当たり前にこなしているように見えたことが、意外とやってみないとわからないけど難しい。

自分でやろうとして初めて分かること

自分でやろうとして初めて分かること。ここまで大変なこと、難しいことばかり話してきましたがそれだけでもないんです。

動画を出して、それを見て聴いて褒めてくれる人がいたときの喜び。
配信にいつも遊びに来てくれる人が増えて、コメントしてくれて、リスナーさんたちと一緒になって楽しめてくる感覚。
同じ目標を一緒になって追いかけるイベント特有の連帯感。

大変なこともある分、嬉しいことがあったときはよりありがたみを感じるし、応援してくれる人がいるから頑張れる。
上手くいかないから悔しくて、もっと練習しよう勉強しよう上達しようという気になれる。

そして、自分でやってみてほんの少しでもその大変さの一端に触れることで、今まで見ている側だったときには感じられないクリエイターさん、配信者さんへの感謝や尊敬が生まれる。

そんな気がするので、やっぱり大変だけどこれからも下手っぴなりに動画を作ったり配信したり歌っていきたいなと、そう思うのでした。

みなさんも、もし興味が少しでもあるんだったら、一歩踏み出してみたらどうですか?

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