暁月のフィナーレについて(3/3)※ネタバレあり

(3/3)です。
エリディプスの計らいにより、古代世界のエルピスへと旅立ちます。
行く前は古代だー!!!!エメトセルクが生きていた世界だー!!!という感動で会えるとは思ってなかったのですが、いやまさか行った早々会えるし、なんなら生ヒュトロダエウスも一緒だしで、もう夢...?
頭の中のIKKOがまぼろし~~~~!!!って叫んでる。
ヒカセンどっちにしてもどうしようもなかったので、存在をこの二人に補強してもらいアゼムの使い魔ということでエルピスを一緒に回ることとなります。
 いやーエルピス綺麗!!!桃源郷、古代はこの世ならざる感があります。
エオルゼア、現代の自然は普遍的な美しさ、牧歌的なものがありますが、ちゃんとこういう差異があるのFF14すごいですよね...。このエルピスはヒュトロダエウスによると、アーテリスに対し生成されたイデアが有益が否かを判断する場所だそうです。

 話が前後しますが、ほんとうに古代人と現代人、在り方が違うなと。これからの話やサブクエでもなんとなくわかりますけど、不利益なものを許す傾向にあまりないですよね古代って。現代であれば、不利益である争う蛮族だろうがどうにか手を取りあって、友好、利益に変えていく方向で話が進んでいきますが、古代は不利益を与えるものであればエーテルに戻すという判断があっさり決まっています。これは現代人が不完全なものである故、手を取らねば生きてはいけない面もあり、対して古代人は完全性が高いためこうなっているんだろうなと思っています。ただ、古代人でも例外は居て、ヴェーネスやヘルメス、メインに出てくる十四人委員会の面々ですね。あとヒュトロダエウス。では話を戻しましょう。
 

 私達はエルピスの所長であるヘルメスを探します。この古代で、一番激情的で傲慢なやさしさを持ち、ちょっと抜けているところもある現代の人間に近い男...。彼の少し疲れたように微笑む笑顔に恋するエルピスの職員になりたかった....。
 エメトセルクは視察も兼ねて、このヘルメスに話がある感じですね。職員に聞いて回り、ヘルメスを見つけます。彼の横には使い魔がいます。メーティオンという子です。「流星」という意味合いだそうです。言葉を発するのが少し苦手で、ですが思念で言葉を伝えるのは流暢です。また、感情の同期をヘルメスと行うことが出来ます。
 エメトセルクは本題に入り、ヘルメスに話を切り出します。十四人委員会へのお誘いです。先代エルピス所長、現十四人委員会ファダニエルの座。星に還るためそこが空席になるので後任を願いにきたこと。話していると、ここ古代では「死」に対しての認識が希薄なことがわかります。まあそりゃそうです、基本的には死なないんですから。ヘルメスが死の認識が強いのは、ここの生物が死ぬことがあるからなんですね。とはいえそのエルピス職員でさえも認識は弱いほうなんですけど。で、話は考えさせてくれという方向に落ち着き一行はエルピスの視察を再開します。
 この最中、エンテレケイアという概念が出てきます。これはデュナミスを操る事の出来る存在だそうです。メーティオンもそれなんだそうです。そして現世に生きるものたちも当てはまるんでしょうね。また、ここであの花をヒカセンは発見します。後程分かりますけど、この花はヴェーネス、ハイデリンが作ったものだそうで。現代では感情の発現とともに、それに合わせ花の色が変化していましたが、古代においては人の感情の変化が微細なので白いままだとヘルメスは言います。ヘルメスは続けて、この花は、感情によって生じるデュナミスの作用で色が変化する。アーテリスにおいてこのデュナミスはそもそも作用が少なく、エーテルが強い。ただ星外においてはデュナミスの力は強いこと。そして、この後は、色々な創造生物に会ったり、エメトセルクが飛び方を生物に教えたりと朗らかな雰囲気で話が進みます。この辺で十四人委員会の座についての説明や、「転身」と言われるエメトセルクがハーデスへと変わったもの。肉体の枷を外し、飛躍的に力を向上させるものらしいです。

 エメトセルクとヒュトロダエウスが休んだあと、ヒカセンはメーティオン、ヘルメスと話をします。メーティオンはヘルメスが出てくるまでに色々話してくれて、私は言葉が下手でとか。メーティオンで言葉が下手だというなら、私たちはもっと言葉が下手くそな生き物だよ…。で、メーティオンが落ち込んでいる(?)ヘルメスにエルピスの花の色を変えるところを見せてあげます。この時に変える花の色、綺麗な色ではないんですよね。ヒカセンに頼んだ色、悲しい色はメーティオンがきっとヘルメスと気持ちを分かちあいたいという気持ち…。ヘルメスは驚き、仮面を外します。まあこの男...褐色で迸るエメラルドグリーンの瞳...。好き…。前述しましたが、ヒュトロダエウスたちが言う星に還るというものは「人」に当てはめるものであってエルピスに居る生物たちではないこと。不要とされれば生物たちは死を与えられること。古代人たちは生きてきた成果が各々あるので「還る」が美麗に聞こえますが、不要とされた生物はそも成果がありません。ヘルメスはその不要とされる生物が死ぬ間際の瞳や憤り。それらを見て、聞いて。その違和感が拭えないんですよね。ヘルメス~~~~~~!!!!ヘルメス…。
 そして翌日、生物が暴れている話を聞き対処することになります。ヘルメスはこの暴れてる生物を殺し、イデアに戻します。これをヘルメスは繰り返してきたんだなと思うとやりきれません。ヘルメスは生物にどうか安らかにと願ったあとエメトセルクは諭すように委員会に入るよう勧めます。お前にここは向いていないと。やさしいよね、エメトセルク…。ヘルメスを慮って彼は言うのですがヘルメスは返します。
「教えてくれ、星を善くするという名分は今消えた息吹より重いのか。」
なんも言えねえ…。言えねえよヘルメス…。
ここでヘルメスは事後処理のため案内をヒュトロダエウスに託し、私たちは別のエリアへと視察を続けます。

 そこでヴェーネス、のちのハイデリンに会います。そして、前代アゼム。暁月の最初、シャーレアンへ向かう船で会った彼女そのもの。彼女はここでヒカセンが未来から来たことを予測します。役者が揃ったところで原初世界の話をします。さすが古代人組、理解が早い。エメトセルクは嫌な顔をして出て行ってしまいますが...そんなお前が好きだ...。この後ヒカセンはヴェーネスとこれまでの旅の話をします。旅路の話からヴェーネスがハイデリンなんだなと実感できます。当たり前というものを取り払い、これが数多の奇跡の上に成り立っていることを考えると、すべてが新鮮に思い、光景ひとつひとつに胸があたたかくなること。そして未来の私、ハイデリンも探しているのかもしれません。生きる理由ではなく、死ぬことができる理由を。問う、あなたの旅はよいものでしたか、と。もう大丈夫だよと彼女が納得してくれるよう人は示さねばならない。あと、彼女との手合わせでアルゴスがヒカセンを認めてくれます。月で妙になついてくれてたのはこれがあったからなんですね。あとは意外と大事になりそうな、ヒカセンの超える力の説明がありますね。過去視の力。これを自発的にして、ヘルメスとメーティオンの過去を視ます。

なぜヘルメスがメーティオンを創ったか。
星外に他の生命体が存在するかの確認と、存在するのであれば問うてみたい。命のとらえ方。命の意味。いや、とんでもないこと問うよね。
調査方法はメーティオンを星外に派遣して、直接聞いて回るという単純な方法です。エルピスのメーティオンが受信の役割をしている感じですかね。
今でこそ成功しているみたいですが最初のうちは星外に出るのが困難だったようです。メーティオンに空の飛び方は教えたが、君に命の歩き方は教えなかった。でもその旅の果て、それを知る者に会うだろう。形として、欲しいのであれば心から君に花を贈ろう、と。
 これを見た感じであれば意図的にはヘルメスが終末の災害を起こすとは考えられません。ヴェーネスからの提案でヘルメスにも終末のことを話してはどうかと。そしてヒカセンは終末についてヘルメスにも話します。で、ヘルメスによれば時代によるエーテルの差で終末の現象に違いがあるのではないか。そして真に注目すべき点は負の感情によってのみ作用する。デュナミスは作用する側とされる側が同じ感情を抱いていればその作用は増すこと。そしてそれが天脈の弱いところからなっているのであればそれは星の外からということであり、天脈の弱い箇所から浸食されていくこと。それが判明したところでメーティオンに星外から「答え」が届きます。

 メーティオンに星外からの返答がありますがこれは様子がおかしく良いものではなさそうです。メーティオン自体もこの答えが受け入れがたいようで
エルピス内で行方をくらませます。みんなで探し、その答えを聞き、話をします。
 あらゆる星から持ち帰った答えは、他の星に生命がなく、あった星でも生の意味を問うには至らなかったこと。エメトセルクが何を問うたか尋ね、その生の意味という前提がなければそれらは何を答えとしてこのアーテリスに持ち帰ってくるのか。メーティオンをアーモロートへ連れ帰り調査を行うことを提案します。ヘルメスは了承しようとしますが、彼女の目を見てそれをやめます。彼は前に言いました。どんな答えであっても頭ごなしに否定しないと。彼は思うのです。今、彼女の目の前にある問いと捨ててもいいのかと。ヘルメスがそれを止め二人はそのまま造物院へ。ここでエメトセルクがヘルメスに対して、なぜおまえは「それだけのもの」を捨てきれないと。そういう男なんだヘルメスは…。
 てっきりここはCFで突入するしかないのかなーと思っていましたが、まさか古代人組とIDに行けるとは思ってませんでした。ありがとうございます...ありがとうございます...。
 ヘルメスは最後に彼女に聞きます。命の喜びを。メーティオンは訥々と受け止めてきたことを報告します。どの星も一生懸命生きたのだと。その上で彼らが知ったこと。絶望や悲しみは決して無くすことはできないのだと。だから私たちは、終わりを謳う。アーテリスの人、生の軛から解き放ってあげると。なんにもならないんだもの、なにもしなくたっていいでしょう、と。それを聞いたヘルメスは問います。私たちは基準に満たない生物を屠ってきた。だがそれは終わりを謳って私達を滅ぼすことと何が違うのかと。私も正しくはないが、君たちも正しくはないと。エルピス、生物の実験場。ここで「人」の裁定を執り行うと。裁定である以上、公平を期すためカイロスを起動します。なんでも記憶操作装置らしく、ここにきてからの一切を消すものであるため、エメトセルクたちはせめてヒカセンだけでも逃がすべく機転を利かせます。なにその、エメトセルクとヒュトロダエウスの長年の相棒ムーヴ。私にもやらせろ。ヒカセンとヴェーネスは二人のおかげで逃げおおせます。で、ここのメインクエスト名、幸せを運ぶ青い鳥なんですよ。は?考えてクエスト名つけすぎでは???また、メーティオンがヘルメスを一緒に連れていきましょうかと誘うのですがヘルメスは断ります。これはもうエメトセルクがいう「そういうもの」を捨てられない男だから彼は行けないと、人として終末に抗ってみせるよと穏やかな顔で言うんです。も~~~この男~~~~~!!!!逃げる間際にエメトセルクは、まだ未来の話は信じることはできないが、あえて言うなら「私」に託されたものを投げ出すなよと言うんです。二度目のは????ですよ。やっぱりエメトセルクはエメトセルクなんですよね。ヒカセンはヴェーネスがメーティオンにかけてくれた追跡の術、そして二人が残してくれた記憶。これらを携え現代へと帰ります。人が生きるに足るものだと示し、終末を超えるために。

帰る間際。ヴェーネスの記憶を垣間見ます。終末のアーモロート。エメトセルクがあの時に再現した炎。この時に初めて、古代の人は絶望や悲しみを知っていく。いつか見た光景です。神へと手を伸ばすその姿を。蛮神へと向ける手を。ヴェーネスは言います。仮初の全能を捨て、人はこれから歩き出すと。これがヴェーネスからハイデリンへの「転身」だったのかもしれません。白かったローブは灰に汚れ、血は滴っても彼女は歩いて歩いて、執念の歩み、止めぬ足。どれだけ汚泥に塗れてもなお輝くヴェーネスのその瞳の輝きが眩しくて眩しくて…。エルピスから去る間際に、ヴェーネスが「あなたも最後まで歩き続けて。」というのですがもうまさしくエンドウォーカーですよね。またヴェーネス自体がそれを体現するということ。

現代ではサベネア島の住民たちを月に移動するべく、
フルシュノや暁の面々がガレマルドへ向かっている最中でした。
ここでも終末現象が起きており状況は混乱を極めています。
フルシュノが場をなんとか収めようとしますが、うまくいきません。
これを助けるのがアルフィノっていうのがいいんですよね~!!
また、ここで新たに助けに来てくれるのがユルスたちです。ユルス~~~~!!!!!誇り高きガレアンとして。これに込められた意味ですよね。
人種という壁を排して、誇りをもって助けるということがもうね~~~!!!トレーラーでみた光景も回収が素晴らしくて…。
アリゼーとラハのコンビもいいですね…。啖呵きるアリゼー泣いちゃう…。
暁の助けもあり事態は安定しますが、月へは向かわずシャーレアンへと一時避難。アルフィノとフルシュノが話しているとき、ゼノスがやってきます。

 彼を見ていると、少しうらやましくなります。いまだにヒカセンとの再戦を望んで、月から帰ってからも己が爪を研いでいる。月で憎しみでも怒りでもヒカセンの目を自分へ向けることができないと知って放浪していた彼。ユルスが彼に詰め寄ります。お前のせいで同士討ちがあり、ガレマルドはがれきの山になってしまったんだと。ゼノスはそれに対して、では納得できる理由があればよかったのか?理由を他者に求めたところで返ってくるのは誰ぞ都合よ。すべては己が決めること。それでも刃を向けるなら向かってこい。この辺の考え方はああやっぱりお前は皇族なんだなと再認識しました。お前は強いよゼノス…。それを聞いて剣を収めるユルスも人間が出来てるね…。

 アルフィノがフルシュノを呼ぶときは「フルシュノ殿」で、この二人は親子の関係でもお互いを対等に見ていてものすごく好きなんですよね。アルフィノがいう約束は破られたことがないんだね。親子の間でもそうなんだね…。アルフィノ…ほんとうに眩しい男…。
 ここでじゃあシャーレアンに戻るかという話になり、ウリエンジェとレポリットたちが合流します。アーテリスの文化をウリエンジェから聞くうちに行きたくなったというのが本音のようです。シャーレアンに戻り、月への移送計画の全容を聞きます。アルフィノは暁が方舟の改良を行うことを提案し、それを終えられた場合の報酬を提案します。そのまま私たちは方舟の改良の為ラヴィリンソスへと降ります。

 どこの改良が必要なのかというとエーテル縮退炉。話を聞くと改良にもしあればという素材がエクスアダマント。ダラガブの核に使われているそう。エオルゼアの各地に散っているあの破片ですね。暁としてこの状況でできることは何かとアルフィノは考えます。彼は、蒼天でやったように薪を集めます。彼がいままでに築いたものを用いて、各地の薪を。アルフィノがいままで経てきたことが実を結ぶことがなによりうれしいですね…。各地がこうして、分かち合い我らはともにあればきっと立ち上がれると。

暁の面々は手伝いをしたり、話を聞いたりして方舟の製造を手伝います。その中でウリエンジェもレポリットと研究員たちの橋渡しをする。いやーここは不意打ちでした。ここにムーンブリダの両親がやってきます。彼が避けていたことですね。彼女の母親はウリエンジェを言葉を用いないで、抱きしめます。彼女はぽつりぽつり言う言葉がなによりあたたかく、ムーンブリダとウリエンジェをとても想っていることがもうだめです。涙腺ぼろぼろです。ムーンブリダが亡くなったとき、彼がよこした手紙は震えた文字で書かれていたこと。唯一怒っていることがあるとすれば、ウリエンジェと一緒に泣けなかったこと。ウリエンジェはこの悲しみを、過ぎ去った思い出を語れる言葉を持たず、読んだ本も詩もなにひとつ意味がなかったと。ムーンブリダを語る言葉を、言葉をいつくしみ親しんだウリエンジェだからこそ響きます。ウリエンジェの中で回顧するムーンブリダとの思い出は、今までは悲しいもので泣いてしまうものだった。でもこの両親の言葉を聞いて感じて、ムーンブリダの、彼女の笑顔がまぶしく、あたたかいものだったことを思い出す。ただ悲しいものではないことを彼は思い出す。ほんとうによかった…ウリエンジェ…。

 この各々の手伝いの最中で、レポリットたちが文化を学んでいきます。この面倒くささ、もとい文化の多様さが凝縮されているラヴィリンソスの中でレポリットが言う言葉たちも良いんですよね…。クッキングウェイが言う完全ではない幸福にそれでもひたむきになれること。人生の教訓ゲームか…?FF14…。

 で、ここで頼んでいたエクスアダマントが港に届きます。まー騒動です。あんま港は広くなかったしね…。いままでの人たちが総集合です。三地方、イシュガルド、東方。暁の面々が辿ってきた旅路がひとつに束なっていくのがとても美しくて泣いちゃう…。あと暁の資金の源が判明します。アルフィノママです。好き…一生献身しますルヴェユール家…。エレンヴィル~~~~シド~~~~ガ-ロンド社~~~~ドラゴンたち~~~~愛してるよ~~~~!!!!この状況と材料を前にして、シャーレアンとの取引を認めることとフルシュノはなります。これをもって報酬であるハイデリンへの邂逅と方舟の使い方を得ます。
 この時の返答。アルフィノの返答。暁月までのアルフィノのすべてが詰まっていました。みんなが私が語る世界に「中身」をくれた。も~~~~~!!!!!そしてフルシュノは身をかがめ、兄妹に語りかけます。父の胸中、ルイゾワへの葛藤。フルシュノの瞳がおだやかに、父の瞳になるのがとてもよくて…。この家族のあたたかさが骨身に沁みます…。そしてフルシュノの暁への感謝。エオルゼアが一体となり進んでいる感覚に熱を覚えました。

 さてこの取引の報酬ということでまずはハイデリンへの邂逅の為星晶鏡へともぐります。星海。魂があるところ。このIDの中で色々な人が出てきます。今まで助けてくれた人、戦った人。これまでの歩みをたどるようなIDで。最後はアモン、助けてくれるのはイゼルだった。あの時のヘルメスは希望をもってなぜ生きると問い、最後のアモンは絶望をもってなぜ生きるかと問う。アモンが忘れたものは、ヘルメスが求めたこと。アモン、次は答えを得られると良い。そしてこの先にはハイデリンが待っています。

 ハイデリン戦。ここだけは暁のメンバーで討滅戦に挑めます。最高か?
私達アーテリスの人を示す時です。彼女が安心してこの星を任せられるように。人を試す。そしてマザークリスタルが天の果てへとたどり着く最後の動力になる。エメトセルクといいハイデリンといい覚えておくことが多すぎるよ…。彼女が挫けそうになったとき、あの時ヴェーネスと話したヒカセンの冒険譚が立ち上がる活力を与えたことにお礼を言われますがお礼を言うのはこっちのほうなんだよな…?真の光の戦士は私達ではなく彼女なんだよなと私は思いたい…。数多の思いが幾重にも重なった上で私たちはメーティオンにあの流星に届こうとしている。FF14…。そしてシャーレアンに戻り最後の休息を暁の面々たちはとります。兄妹は親の元へ、年長のシュトラ、サンクレッド、ウリエンジェはラストスタンドへ酒を酌み交わしに。また、ここでサンクレッドがミンフィリアに誓ってなとか言うじゃん…。ひん…。そしてウリエンジェ…お前なに着ても怪しくなるんだ…わかるけど…。シュトラはルナル~~~~!!!!早く向こうに行けるようになりたいね…ルナルに顔を見せておやり…。

そして私たちは天の果て、「ウルティマ・トゥーレ」に到着します。
降りたところは宇宙でありながら息が出来るため地上に降ります。
付近を少し歩いてみますが、そこは見渡す限りの荒野でした。
メーティオンが現れウルティマトゥーレについて説明してくれます。
ここは絶望の集積地だと。そしてお前たちの仲間、サンクレッドはお前たちが息ができるように
このウルティマトゥーレで大気となりお前たちを守っていると。
サンクレッド...お前は最後まで人を守ろうとする...好きだ...
メーティオンの元へ進むために、付近を探索するとここの場所は、
ミドガルズオルムが去った星、天竜たちの故郷。
かつて機械の星、オメガたちがいた星と争い、疲弊、衰退し子も育たず
あとに残ったのは夢の跡だけ。語られる諦観の言葉は、どれも故郷に居ながら郷愁に満ちていていいですね...。
この集落の長である竜種と話す中で、エスティニアンはいい顔をしません。
エスティニアン...一番竜との付き合いが長い男...。
エスティニアンは彼らの諦観を良しとせず、彼らを挑発します。
そしてエスティニアンは彼らの絶望に飲み込まれ、一陣の風となって、
私達を次の場所へ送ります。
あとから思えば、戦争ということに対して、おまけに竜というものにも
エスティニアンをぶつけるのは分かってやってますよね...。
竜詩戦争で全て亡くし、竜詩戦争で何かを取り戻した男...。
あとから思えば、戦争ということに対して、おまけに竜というものにも
暁の槍であるエスティニアンをぶつけるのは分かってやってますよね...。
竜詩戦争で全て亡くし、竜詩戦争で何かを取り戻した男...。
燻っているだけでは、平和は来ないとアルフィノに示されたこの思いをここで彼はぶつけていく。アルフィノは涙を流して、彼の風に乗るのがもうね…。

次は高度な技術と知恵を持っていた異星人の里です。
自らの体を不死のものとできるほどの技術と知恵。
それ故、彼ら「イーアの者」は星と、この宇宙がいずれ滅ぶことを知った。
その知恵と技術の全てをもってしても、回避できぬものであるとも知った彼らの中にはサナトリウムで永久に眠りに入るものもいれば、エーテルを分解し自死するものもいた。そんな彼らは私たちに問います。
終わると分かった世界で、今死ぬのと、生き長らえることは一体何が違うのか。結局、いずれすべては滅んでしまう。
知の果ての星と言ってもいいこの星で、これに異を唱えるのはシュトラなんですよね~~!!
暁の知識である彼女をぶつけてくるのもわかってやっているなFF14...。
彼女が思う、知る事の本質。それは「自分で納得すること。」
たとえ滅びるということであっても彼女の好奇心はそれで止まることはないと。
ウリエンジェも渦に入り、彼女の共をします。暁の知識たちよ…。
彼女らのおかげで知賢のポータルが開き、私たちは次の場所へ向かいます。
またこの移動場所の命名よ…。畜生…。

やってきたのはどこか見覚えのある場所です。
ここはオメガたちの星、ミドガルズオルムの故郷と戦争したらしき機械の星。
彼らは大本となる機械の主、マスターからの指令により星々との戦争を行ってきました。ですが、その指令も途絶えて幾星霜、彼らはずっとそれを待っている。その中でのユニットのひとつ長期計画ユニット、種族の未来を考えるユニットが悩みを持っています。彼らは原初、弱い種族だったがこの宇宙を生き残るために体を作り変え、ついには身体を機械化するまでに至った。その得た力を持って、星々を制圧してきた。だがこの先、いくら強くなったと言って得るものはあるのか。我々はいたずらに星々を滅ぼしてきただけではなかったのかと。彼は「選ばない」ことだった。
ここで彼らに可能性を示すのは、ラハなんですよね...。可能性の水晶公。
漆黒の物語で、私たちやノルブラントの民に可能性を示してきた彼だからこそ。機械が命令を実行するだけの実行端末に過ぎなかったのですと言うと、ラハの顔がはっとします。「水晶公」という機能をやり続けた彼だからこそ…同じように彼らに可能性を示唆することが出来る。そして、ラハはヒカセンと約束をします。そう…漆黒のときやクリタワに入るときいつも彼としてきた約束、私たちの未来を開いてきたものをここでするって言うんです彼…。これまでのヒカセンの冒険を辿るような旅をこれからもしたいって…。新しい旅もしようと…。おやすとおはようの間に叶った望み…。ひん…。そして、彼によって出来る道は水晶の道。もう...FF14...。
移動場所の名は残光のポータル…。うう…パッチタイトル…。

最後の場所です。ここには誰もいない。
では誰がこの場所を絶望たらしめているのか。
託すという行為。アルフィノ…アリゼー…。
泣かないで~~~アリゼー~~~!!!
ここを見ているとアルフィノはやっぱりお兄ちゃんなんだなって思います…。ありがとう二人とも…。
メーティオンが自分のことを濁流っていうの、あの莫大な絶望の量をそう表現するのいいですね…最後の執着「もう生まれてこないこと」それが本当のおわり…。「成長」を一番知っている、この旅で双子が得たことがここで…。
そして出来る道は極彩色に輝く道。双子らしい、イイ道です。
ここでインターバルでシャーレアンに戻り、そこに暁との面会を希望する者が現れます。
また、できた道を登っていくとき、幻影たちから声が聞こえます。
ミンフィリア、オルシュファンたち。とても、とても勇気をくれる。

ヒカセンはアゼムのクリスタルを携えます。
これまでの言葉を思い出すように、希望も絶望も両方とも。
ここにくるのは、エメトセルク、ヒュトロダエウス。
旧きと新しき、双方の人類。彼らの最期の創造魔法。
そこに咲かすはエルピスの花。希望の花。そしてみんなを呼び戻します。
ヘルメスが言った「君に飛び方は教えたが、歩き方は教えてあげられなかった。」
ヘルメス、お前が教えるべきはそれだった…。

また、エメトセルクが還るときに言う「お前たちの未来は、私の愛した過去じゃない。私が今の私である限り、この思いは砕けない。」が好きなんですよね…。感情激重男め…。

最後のIDレムナント。疫病、戦争、停滞。
滅んだ星の記録を巡って攻略します。
そして、終焉との対面。またこのデザインがいい…。
皆が戦い、傷つく中でヒカセンは転送装置を使い、皆を逃がします。
終焉の攻撃が、嘔吐だったり涙だったりするの絶望の表現としてめちゃくちゃいい…。ヒカセンがあわやというとき、何かがきます。
そう、ゼノスです。神龍バージョン。絶望、希望と無縁の男。埒外の傑物。
シャーレアンへ面会に来たのはお前だったんだな…。
彼はクルルと取引し、マザークリスタルの残りを食べ、果てまで来た。
この絶望に対して、人の価値観の枠から外れたこの男を持ってくるのはいいですよね…。確かに絶望にぶつけるならこの男しか居らんのよ…。
また、最初で最後の共闘となるのも熱い…。

 ヒカセンは終焉を打倒し、最後にメーティオンと話をします。
メーティオン…メーティオン…。ここにきて、エルピスで最初に言ってくれた「仲良くしませんか…?」が効いてきますよね…。生の歩き方。歴史への敬意。彼女の生の果てに、花と希望が最後にあって良かった…。
「死が、あなたのやさしい隣人となるまで。」
この言葉が良すぎて震えました…。また、この世界を皆で作ってきたことを、「花畑のよう。少しずつ、色を加えて広がって。」っていう表現がもう…。
そして、最後に彼女はいつものメーティオンの色に戻り、暗闇だった場所をたとえばエルピスの空の色のように明るく希望を歌ってヒカセンを船まで戻る道を作ってくれます。最後のこの風景は、暁月そのもので…。

 最後です。そう、残ったのはゼノス。彼は言います。
「お前を英雄たらしめる世界に戻るのか?俺は考えた。俺が何を追い求め、お前に求めているか。そう、命を燃やすことだ。俺がお前に与えることができる唯一がこれだ。故に、お前に再選を申し込む。ここは外だ。英雄でも救世主でもない、お前は今ここにおいて「ただの冒険者」に過ぎない。思い出せ、武器を手にしたときの高揚を、技を会得したときの喜びを。」
英雄である光の戦士を一介の冒険者に戻してくれる唯一の男。
光の戦士に闘争という贐を、決別を与える男よ…。
勝負すると分かったときのこの男の顔がめちゃくちゃ嬉しそうでいいな…。この男が笑ったのここだけじゃないか…?

 闘争の果て。ゼノスの問い「存分に楽しかったか?」。
これを最期にゼノスは息絶えます。さようなら…唯一の男…。
ヒカセンは走馬灯のように、これまでの旅を回顧します。
閉じかけた瞼に、終焉との闘いの最中に投げた転送装置のきらめきが映り、ヒカセンの傍に落ちてきてヒカセンを船へと転送します。
着いた先は船の中。皆の祈るような声が聞こえます。
泣かないでアリゼー…。泣かないで皆…。
大人組は、軽口をたたいて少し冷静です。
泣かないでアリゼー…。ごめんアリゼー…。
ヒカセンが気を失っている間、船はウルティマトゥーレを出、アーテリスへと帰還を始めていました。タタルさんが走ります。クルルも。一番におかえりなさいって言ってくれるために…。ひん…ありがとう二人とも…。

 6.0暁月のフィナーレ完。
「暁の血盟」の解散です。石の家で。表向きはですが。
暁として秘密結社という元の鞘に収まる形ですね。
 しかし良かったですね…暁月のフィナーレ…。今までノートにも感想は都度都度書いてるのでここで書くこともないのですが、ほんとにやっててよかったですこのゲーム…。自分のゲーム史上で一番泣いたと思います…。どうしても何かに感想を残したかったので満足です…。また6.5くらいになったら一気に書くかもしれないな!!!ありがとうFF14!!!!!!愛してるよ!!!!




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