61. TRPGのおもしろいところ

最近、仲間内でTRPGをやっている。

昔から興味はあったのだけど、やるには何人か一緒にやってくれる人が必要だったので、なかなか手が出なかったジャンルだった。

やってみると、思っていたとおり面白かった。

個人的にこれがTRPGの面白さだな〜と思うポイントを書く。

自由

まずなによりTRPGは自由だ。ストーリーはいくらでも改変できるし、まったくの自作でもいいし、システムも基礎はあるがおもしろくなりそうだと思えばいくらでもいじったって構わない。

昔々「他人がつくったRPGは窮屈だ」と思い、はじめはRPGツクール、そしてより自由なゲームをつくりたくてプログラミングを学んだ身としては、自由であればあるほど面白いと思える。

正解がない

TRPGには正解がない。

なかにはクリアすることが正義だと思っている人もいるかもしれないが、自分はそうは思っていない。

正解がないと何がいいかと言うと、誰がどう参加してもいいということなので、能力や経験というものが意味をなさなくなる。他のゲームにありがちな「うまい人」みたいなものがなく、みんなが同じ目線で参加できる。

この価値を実現できているゲームはほとんど存在しないので、TRPGの面白さと言っていいと思う。

強いて言うなら、その世界で活き活きと生きることができて、一緒にプレイするみんなが楽しかったー!と終われることが正解とは言えるかもしれない。

創作

TRPGは、誰もが創作者だ。

創作の余地は色んなところにあって、キャラクターの設定、行動、ビジュアル、振る舞い、声、舞台、ストーリー(以下略

それをリアルタイムに生み出してその場のみんなと共有できる。

個人的に、創作とは他人と共有して初めて完成すると思っているので、即興的に生み出してみんなと共有しながら共同創作にまでもっていけるという意味で、TRPGは圧倒的にハードルの低い創作活動と言ってもいいと思う。

会話

自分は人と会話するのが好きなのだが、なにが好きかというとその人の価値観や人生観が見えるのが好きなポイントだったりする。

TRPGは、様々な角度から色んな人のそれを抽出する側面があるなと思う。

日常ではなかなか出会わないようなシーンで、「へぇ、そこでそう考えるんだな」という反応を見ることもTRPGではよくある。


というわけで、例えば牧場物語でロールプレイするのが好きだった人とかはTRPGを楽しめると思う。

機会があればぜひ試してみてほしい。

以上!

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