東北旅行2日目 〜平泉と盛岡〜
はじめに
しとしとと雪が降り続く、そんな朝。
私は岩手に向けて歩き出した。
やはり東北は肌を突き刺す痛みのようなキリキリとした寒さだなぁと思うけども、東京のビル風が無い分寒さを感じないので嫌なものではなかった。
岩手は世界遺産を見に行くことにしていたので、平泉に向かう事にした。
世界遺産の地、平泉の毛越寺へ
平泉というと、平安時代には平安京(現在でいうところの京都市)に次ぐ大都市だったらしい。
そして、そのような場所なので仏教の浄土思考に重きをおいた建築物が多いとされていて
まぁざっくり言えばお寺いっぱいあるんすよ。
当時でいう寺院や庭園は、この世に理想世界を創り出そうとしたもので、海外からの影響を受けつつ日本で独自の発展を築いたとの事。
平泉駅を降りて、一通り歩いていけるので、まずは毛越寺から。
毛越寺の他に、複数のお寺の跡地があるが、火災によって焼失しているようだった。
1番印象に残ったのは、跡地の四方に石が積み上がっていることだ。
何か意味があるのだろう。
石が積んであると言うと、賽の河原で子供が石を積むイメージしかないが、それは違いそうだし。少し調べてみたが、石を積み上げる事は功徳とされているようだ。
石を四方に積み上げている=善い場所である事を示している。お寺は焼失しても善い場所であり続ける。という事なのかもしれない。
面白い。
仏教の精神世界を触れられるのは勉強になる。
金鶏山へ
次に金鶏山に向かった。
さっきまで雪が降っていたのに
登山となった瞬間に晴天になった。
流石は晴れ女である。持っている。
しかし、地味に急な斜面で死にそうだった。
丘レベルの標高しかないので、距離としても長くはないのだが太ももが悲鳴を上げる。
この時ばかりはトレッキングシューズを履いてくれば良かったな、とその後の旅行に必要も無いのに思ってしまった。
もちろんそんな急な道なので私1人しか登ってない。
頂上には祠?があった。
御祈りし、下山する。
下山しようとすると女性が登ってきたので、こんなタイミングで登ってくるなんてこれはもしや運命か!?と思ってナンパしようとしたが、もっと下の方で男性も登ってきていたので
運命が2つもあるわけないな、と思って女性に会釈をして下山する。もちろん男性にも会釈をする。
登山好きとしては挨拶したいものだが、きっとこの2人は登山という意識がないだろうから、陽気な観光客として映る事を恐れて会釈だけにした。
中尊寺へ
次に中尊寺である。
毛越寺とは違い、さまざまなお寺がある。
というか祀っている仏が異なるので複数のお寺があるようだ。
ふと正月を思い出す。
今年はお寺で初詣と護摩焚きをしているので、縁があるのかなぁと思う。呼ばれてるのかな。
お寺でおみくじ引くと軒並み大吉だし。
良い流れな気がする。
見てほら!!
待人来るって!!たよりあるって!!
でも上の文もよく見て!女難ありだって!!!
でもこれ絶対男性に対してだから!!!私は適用しないって!!!!!
もしかして、、、適用します??
なんだったら金難も適用します??
全然関係無いけど、ちょっとワクワクして写真撮ったシリーズ
氷柱が凄い
これ、Anotherなら死んでた(ネタが古すぎる)
〜〜〜〜〜
めちゃくちゃ人の家。
大きい庭にある石の上で私を見つめる犬。
そんなに私と顔を合わせたかったのかな。
お昼ご飯
様々なお寺を参拝し終わった後のお昼ご飯。
絶対に観光地で食べるべきではないやつ。
一応岩手だしさ、、、
でもどこで食べても美味しいよ。うん。
盛岡へ
平泉観光も終わり、盛岡に着いた。
チェックインの時間まで時間があったので、カッフェで焼きリンゴパフェを食べてソフトクリームの美味しさに悶えた。
チェックインの時間になったのでゲストハウスへ向かった。
2日目のゲストハウスは蔵を改装して作られたそう。趣があって良い。
夕方お散歩していると、住居と住居の間にこんな所が。
歴史を感じるねぇ。もののけ姫のたたら場に出てきそう。
近くの小学校すら雰囲気が良い。
綺麗な街だね。
その後はゲストハウスの宿泊者とオーナーさんと鍋を囲み夕飯を食べた。
アットホームでとても良い場所だった。
また行きたい場所かもしれない。
しかし、二日間ゲストハウスに泊まって実感したんだけど
私が1人好き過ぎてゲストハウス向きの人間ではない事が分かった。
寝室は1人がいいな!!!!
さいごに
旅行2日目、早くも仕事してなくてソワソワしてきた。
仕事したい。
私に休日は3日もいらないな。
岩手もとてもいいところでした。
ゆっくり盛岡散策も楽しいだろうな。
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