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『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円』 遠藤洋 著


この本では、株価が1年以内に3倍以上になる小型株をみつけてお金を増やす方法が具体的に紹介されています。その方法とは、ズバリ、上場して5年以内、時価総額300億円未満の株を見つけることです。そして株価が数倍に成長する企業には8つの条件を知れば、普通の会社員でも「10年で1億円がつくれる!」と著者は言います。

投資を余裕資金でおこなう普通の会社員は、投資資金が限られています。少ない資金で資産1億円を達成するには、大企業の株や投資信託では、到達は極めて困難です。

大企業の株は、値幅が大きくなく1年で株価が数倍に上がる成長は期待できません。なので狙うべきは小型株です。 小型株は大きな成長が期待できます。さらに集中投資することで大きなリターンが狙えます。

集中投資はリスクが高いと心配になりますが、損失の上限を設け、マイナス10~20%程度におさまるようにすればリスクヘッジできます。株価が数倍になることを考えれば、トータルでは大きな利益がでます。

投資対象を選ぶ条件は8つあります。より多くの条件に合致するほど急成長する可能性が高くなります。

1 上場して5年以内の会社
株式を上場すると市場から資金を調達できます。その資金を活用して企業は成長するので、上場して日が浅いほうが成長の「伸びしろ」が大きくなります。実力のある会社は上場後5年以内に業績を伸ばし株価も上がります。

2 時価総額が小さい(300億円以下)
1年以内に株価が3倍以上になるということは、一年以内に時価総額が3倍以上になるということです。時価総額1000億円の会社が3000億円になるよりも、時価総額100億円の会社が300億円になるほうが実現の可能性は高くなります。

3 創業社長が活躍している
創業社長は、自分でリスクを負って起業したので、雇われ社長より経営責任の意識が高いです。創業社長はカリスマ性を持ったいるので、会社を成長に導くリーダーシップもあります。IPO(新規株式公開)で自分の持ち株を売
却して、創業者利益を得る会社は、注意しましょう。

4 社長や経営幹部が大株主
社長や経営幹部が大株主の場合、株価が上がれば経営者の資産も増えるので、株主の期待と会社の経営方針が一致します。 上場企業の大株主は証券会社のサイトで確認できます。どんな人物が大株主かチェックしてみてください。現役の創業社長が筆頭株主であれば、株価上昇を目標にする会社経営をします。

5 高学歴の新卒社員がいる
高学歴で優秀な学生は、有名企業から就職内定をもらえるのに、上場してすぐの会社に入社するところは、その会社には有名企業にはない可能性があるはずです。

6 社員の平均年齢が若い
若い社員が多い会社は、最先端のテクノロジーやトレンドに乗った会社です。新たな商品やサービスを生み出す可能性がある会社と言えます。

7 社会ニーズに応える商品がある
会社の業績が大きく成長する期待がある会社には多くの投資家が集まってきます。そしてその結果、株価が上がります。流行に乗っている商品や流行を作り出す会社を見分けるのは、会社が出す広告にそのヒントがあります。消費者の心に響く広告を作り、その商品が売れている会社を探しましょう。

8 株価チャートが上昇トレンド
初株価が安いときに買って値上がりを待っていては、株価がいつ下がり止まり、いつ上昇に転じるかは永遠にわかりません。 むしろ、今、値上がりしている銘柄に投資したほうが投資効率は上がります。

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