本:知られざる色覚異常の真実
以前こんな記事を書きました。
Facebookがきっかけで色盲補正メガネで色がわかるようになった人の動画を観たのがきっかけで(安直ですいません)
(人が涙を流す理由の一つにこのように今までにない情報が脳に流れ込むことがあるのかもしれませんね。そう考えると赤ん坊が泣くのはよくわかります笑)
この本を
表紙;交通事故を暗示する車2台、青い炎に驚いているおばあさまの絵。
一般的には青い炎は高い温度を示しますが、もちろん今回は違うでしょう。
自分が小学生の時にやった色覚検査は2002年に中止されているんですね!
これはびっくりした。あかんでしょ
加齢による色覚異常
これは意識したことがありませんでした。
緩徐に進行するため本人も無自覚になるようです。
この本を読んでいて、「緑っぽいうんちが出た」という患者さんが意外とおおい謎も解けたかも知れません。
あとは加齢による色覚異常を治療する(例えば白内障の手術)と不眠症が改善するという仮説は非常に興味深いな、と感じました(加齢で短波長の光が取り込みにくくなると体内時計が調節できなくなるとのこと。)
色覚異常が日常に問題になる例
これ以外も
・顔に泥がついていてもわからない
・靴下の色を左右間違える
などなど高齢者であれば、認知機能低下と捉えられてもおかしくないような所見かも知れません。
いやー診療で意識していなかったなぁ。
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