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韓国ドラマ「ユミの細胞たち」のロケ地めぐりをしてきました。

1. 初!!ロケ地巡り

2022.10.29-11.2で渡韓してきました。
旅行の詳細は別の記事にまとめようと思っているので、この記事では旅の目的のひとつだった、私の大好きなドラマ「ユミの細胞たち」のロケ地巡りについて書きます。^^

私が最後にソウルを訪れたのは10年前……
その当時は韓国人の友人がつきっきりでアテンドしてくれました。「あれがしたい」「これが食べたい」と言えばどこでも連れて行ってくれたので(ありがとう…!)、正直どこへ行ったのか、どうやって行ったのか全く覚えていません^^;(オイ

ですので、今回のロケ地巡りは「ユミの細胞たち」の中でも、韓国の交通事情を全く知らない初心者の私が1人でも簡単に見つけられそうなロケ地に絞りました。^^

これからご紹介する4つのロケ地は、下の路線図のオレンジの地下鉄一本で乗り換えなく巡ることが出来ます。(簡単!!)

これから渡韓を予定されている方も、予定はまだないけどいつかは……と思われている方の参考になったら嬉しいです♡

2. 一山〜ユミの細胞たちの舞台

2-1. ソウル市内から一時間ほどの街、一山

私が「ユミの細胞たち」で最も行ってみたかった場所……
それはユミが2人の男性と素敵な恋に落ちる、「一山(イルサン)」

「ユミの細胞たち」が大好きで韓ドラにハマった私としては、「一山に行けばきっと素敵な恋に出会えるのでは……ウンがいるのでは……」という煩悩と憧れでいっぱいの街。

TVING「ユミの細胞たち」

以前Twitterで「一山は日本でいうところの横浜」というツイを見かけて、行ってみたいけどソウルから少し遠いのかな〜?他のスケジュールとの兼ね合いと、ロケ地をちゃんと見つけられるのか、そしてそんなに時間をかけて行ったとして、1人でただ写真を撮って帰ってくるのが果たして楽しいのか不明だった(笑)ので、少し悩みました。(結果、めちゃくちゃ興奮したし楽しかったです^^笑!)

まず行きたかったのは、2人の恋が始まって終わる、この場所。

検索してみると、この噴水は2話でユミとウギが待ち合わせする「一山湖公園」と隣接しているショッピングモールの中にあるみたい!公園にも行けて一石二鳥!ソウル市内から1時間ほどかかるみたいなので、午前中にホテルを出発しました。

ラッキーなことに、私が宿泊していたホテルの最寄駅「乙支路3街(Euljiro 3(sam)-ga/을지로3)」からロケ地のモール「一山湖公園カロスキル」の最寄駅の「注葉駅(Juyeop/주엽)」まで乗り換えなしでいけました!!^^
(地図の両端の黄色で囲んでいる駅です。1時間ほど電車に揺られて、170円程度でした。韓国は交通費が安い…!)

乙支路3街は明洞にも歩いていけるし、地下鉄でどこに行くにも便利だったので、次に渡韓するときもこの駅周辺に宿泊したいです。^^

2-2. ロケ地#1. 一山湖公園カロスキル

注葉駅(Juyeop/주엽3番出口を出てひたすらまっすぐ歩くと、最初の目的地のモール「一山湖公園カロスキル」に到着します!

旅行中はずっと晴れていて、この日も暖かくて(歩いていると汗ばむくらい)午前中は空気がひんやり冷たくて、お散歩するのが気持ちよかったです。

年配のご夫婦やファミリーが多くて、少し良い住宅地なのかな、ソウルのベッドタウンみたいだな、と感じました。

初めてのロケ地巡りなので本当に見つけられるのか不安で、ひたすらまっすぐなのに何度もGoogle Mapで道を確認。笑
「本当にこの先にモールがあるのだろうか…?見つけられなかったらそれはそれで憧れの一山を散歩したと思って、あまり落ち込まずに帰ろう…」と自分を落ち着かせる…笑

ドキドキしすぎて、途中までの景色をあまり撮っていなかったのが残念!この記事のために色々撮っておくべきでした。GoogleMapの写真を置いておきます。(本当にただひたすらまっすぐですww)

散歩道を抜けると歩道橋があり、右手に何やらモールらしきものが見えました。その歩道橋がモールの2階部分と繋がっていて、そこからモールの中心部に向かって歩いていると、1階部分にありました….あの噴水が……!!

ここが…!!2人が出会った場所……!!!!(上がる心拍数)

噴水もウンが座っていたベンチもないので、1人でいろんな角度から噴水周辺の写真を撮るただの不審者。笑

ここに、ウンが座っていたベンチがあったんだね……と1人で「ユミの細胞たち」への想いを募らせて胸が熱くなりました。T^T

誰かに記念写真を撮ってもらいたかったのですが、12時近かったはずなのに、モールの60%~70%くらいの店は閉まっており(コロナの影響でしょうか)、あまり人が歩いておらず、声をかけやすい感じではない……

前日夜にたくさん食べてお腹はあまり空いていなかったので、カフェでコーヒーだけ飲んでひと息つくことに。
モールの中に営業しているカフェも数店舗ありました。こちらの「ToPresso」というカフェがなんだか入りやすそうな雰囲気だったので入ってみました。

韓国で数件カフェを巡ったのですが、ハイセンスなカフェは日本より高い!!!!アイスアメリカーノやカフェラテで、一杯600〜700円します。(サイズは少し大きめ)

その点、こちらの「ToPresso」さんはこじんまりとしたドトールのような印象で、コーヒーも他店舗に比べて安かったです。チェーン店のようなので、街中で疲れた時、「ToPresso」を見かけたらここでひと休みすると良さそうです^^

普段韓国ドラマを見ていて覚えた韓国語を使いたくて、ひたすらカタコトの韓国語で話そうとするわたくし。(割とチャレンジャーww

このカフェでも、「アニョハセヨ〜、カペラテイッソヨ?」など、超カタコト韓国語でラテを頼んでいると、客席の方から何やら視線を感じて……

少しイニョプ味のある優しいナムジャ店員さんと英語を交えながら話して、ラテを待っていると、近くに座っていたマダムにいきなり声をかけられました

マダム「Where are you from?」
私「I'm from Japan. チョヌン イルボヌ イェヨ^^」
マダム「!!!!(目が輝く)ちょっとここに座って話してもいいですか?日本語が話したいです。」

何やらマダムは昔3ヶ月間ほど日本語を習ったことがあるらしいのですが、その後、日本語を話す友達もいないので話す練習をしたくてもできずにいるそうで。迷惑じゃなかったらちょっとお話ししたい!と…。(韓国の方のそういう好奇心というかなんというか…人との距離が近いところ、大好きです。)

マダムは小学校高学年くらいの娘さんとカフェに来ていたのですが、娘さんはそんなマダムの様子を自分の席からそっと見守っていました。笑

日本人観光客が一山をウロウロしているのが珍しいのか、「1人で旅行に来たのか?なぜここにいるのか?」と聞かれたので、
「ヨギヌン、ユミエセポドュル ロケ地 イェヨ。^^ イゴ、イゴ。チョヌン ユミエセポドュル ノムチョアエヨ。」
など、写真を見せながら、「出川イングリッシュ」ならぬ「みるハングゴ」で、このモールがユミの細胞たちのロケ地であることと、ユミの細胞たちが大好きなことを伝えました。笑

マダムと話していると、ラテを持ってきてくれた店員さんも、「ありがとうございます^^」と日本語で言ってくれました。

カタコトの日本語と韓国語で、30分ほど話していたと思います。最後に、「チョグン シカン イッスミョン、サジン チゴジュセヨ!」とお願いして、念願の「ロケ地で写真を撮る」が実現しました……!!T~T♡感激!!

私は旅行で現地の方と話すのが好きで、一人旅の醍醐味だと思っているのでこのマダムとの出会いはとても嬉しかった。加えて、この日は前日の夜に梨泰院の事故があり、1人で遠出するのも少し心細く感じていたので誰かと話すことができて、韓国の方の優しさに触れて心が温かくなりました。

2-3. ロケ地#2. 一山湖公園

マダム&娘さんとさよならした後は、もう一つのロケ地である公園を散歩しながら帰りの駅まで歩くことに。

  1. 行きに到着した駅:注葉駅(Juyeop/주엽)

  2. ロケ地1:一山湖公園カロスキル

  3. ロケ地2:一山湖公園

  4. 帰りの駅:鼎鉢山駅(Jeongbalsan/정발산)

天気も良く紅葉も綺麗。湖のほとりでゆっくり本を読む人やファミリーで散歩する人などで賑わっていました。(ウンはどこ…T^T)
きっと、この辺をシーズン1のエピソード2でゴウンちゃんが爆走していたんだな〜と思っていると……

ありました〜!ユミとウギが待ち合わせしていた噴水!私が訪れた時はバラの時期が終わりかけていたのですが、きっと春と秋のバラの季節はあたり一面に咲いていて、ドラマのような華やかな景色になるのでしょうね^^その時期にもう一度訪れてみたいです。

エピソード2のウギとの待ち合わせのシーンを見返していると、このハートのオブジェもちらっと映っていました^^♡

ロケ地を2つ巡って満足した私。公園から鼎鉢山駅を目指して歩いていると、BTSのRMさんが描かれた壁が…!色鮮やかで素敵〜♡

ちなみに私は"Butter"と"Dynamite"しか知らないニワカすぎるほどのニワカですが、BTSは好きです。

この後、ソウル市内に戻って他のロケ地に行こうとしていましたが、一緒に旅行に来ている仲間と落ち合って遅めのランチにすることになったので、ロケ地巡りパート2は次の日に繰り越しました。
ロケ地巡り、楽しいぞ!!!!^^

3. 景福宮周辺〜カフェと本屋さん

3-1. お洒落なカフェとギャラリーがいっぱい!景福宮周辺

「ユミの細胞たち」といえば、おしゃれなカフェがたくさん出てきますよね。その中でも、ウンがユミと初対面の時に行ったカフェ。ウンがユミに一目惚れして、テンパって頭が真っ白になって、頭をぶつけてしまったり、くだらないギャグを連発してしまうカフェ

それが、ソウル市内の行きやすい場所にある!これはユミセポファンなら必修のロケ地!カフェ「RADIO M」と、シーズン2でユミが働くことになる書店は、どちらも「景福宮」の周辺にあります。景福宮を挟んで東と西にあり、徒歩で20分程度。

わたしは「Radio M」に先に行きたかったので、右下の「安国駅」で下車しました。本屋さんに先に行く場合は、「安国駅」の隣の「景福宮」で下車してください。(ここも、私が宿泊していた「乙支路3街」から一本!ホテルを予約してくれた沼チング、ありがとう…!)

景福宮周辺は美術館やギャラリー、おしゃれなカフェが集まるエリアのようで、のんびり散歩しながら巡るのが楽しかったです。

安国駅〜カフェに向かう途中に公園があり、コスモスが綺麗でした^^

古い建物とモダンな建物が混じっていて、フォトジェニックな路地も。歩いているだけで楽しい。もっと時間があったら小路をゆっくり散策してみたい!

3-2. ロケ地 #3. RADIO M

駅から15分ほど歩くと、ありました……!!ここが2人がソゲッティングをした日に行ったカフェ「RADIO M」です…!!
1階がパン屋さん、2階がイートインスペースになっています。

わー!!!ここ、ここ!!!ここです!!
ウンがつまらないギャグをかましてユミをドン引きさせてしまうところ……!!感激……T^T
お店が11時開店で、11時半ごろ行きました。ランチのお客様もまだ少なく、店内が混んでいなかったので写真を撮ることができました!^^

並んでるパンが全部可愛い〜♡私はフルーツのワッフルとアイスコーヒーを頼んで、2階のイートインスペースへ♪もう、心はルンルンです^^♡

そして……!!あった〜!!ユミとウンが座っていた場所……!!この席はこの時間日差しが強いからか、お客さんが座っていなくてラッキー!!向かいにウンが座っている想像をしながらワッフルとコーヒーを美味しくいただきました^^♡

ドラマ「ユミの細胞たち」

この日のロケ地巡りは一緒に旅行に来た韓ドラ仲間のぽ〜やん(Twitter@poyan0078 / イ・ミンギペン)が同行してくれたので、記念写真を撮ってもらいました♡

カフェ周辺の雰囲気も良くて散歩も楽しいし、パンも美味しいし、カフェスペースも心地よいし…
ロケ地巡りでなくても楽しめるカフェです^^

3-3. 景福宮周辺散策

カフェでまったり過ごした後は散策しながら最後の目的地へ向かいます。
カフェで飲みきれなかった「アア」を片手に散策。(ぽ〜やんに「みるさんそれ全然飲んでないやんww」と突っ込まれる。  飲むのも食べるのも遅いのです……- v - ♪)

景福宮を挟んで東側のカフェから西側に移動!矢印の方向に歩いていると、景福宮の北側に70年余り大統領府として使用されてきた「ブルーハウス」こと「青瓦台」がありました。

ユン大統領が就任初日の2022年5月10日にこの「青瓦台」を市民に開放したそうで、私たちが通った際にも見学希望の観光客がたくさん並んでいました。

2022年「百想芸術大賞」で作品賞を受賞したドラマ「こうなった以上、青瓦台に行く」もみてみたい!

景福宮、青瓦台の周りは美しい銀杏並木でした。滞在している間、本当に天気が良くてよかった〜!!

3-4. ロケ地#4. 歴史チェッパン (역사책방)

散策しながらのんびり歩くと、シーズン2でユミが作家になるために会社を辞めた後アルバイトする書店「역사책방(歴史チェッパン)」が見えてきました!

こちらは書店ですが、中でカフェもできるようでした。しかし、静かに勉強や仕事をしている方達ばかりのようでしたので、おしゃべりしたい場合は別のカフェの方が良さそうです。ロケ地巡りはお店の方や住民の方に迷惑にならないように心がけましょう^^

この後、書店のすぐ近くの「土俗村参鶏湯」に行ってきました!
このカフェ〜景福宮〜青瓦台〜本屋さんのコースは、「ユミの細胞たち」を知らない方でもきっと楽しめるコースだと思うので、韓ドラファンでない同行者がいる旅にもおすすめです^^ カフェや食事や観光を挟みながら巡れば、1日この周辺で過ごせると思います。

4. 次回行ってみたいところ

4-1. 冨川市、坡州市

今回は大きく分けて2つの地域、4つのロケ地に足を運びましたが、まだまだ行きたかった場所はたくさんあります。ユミの自宅やその他カフェがある冨川市や、シーズン2でウンと再会するモールやバビとデートする図書館がある坡州市などなど。

一回の渡韓で全て制覇することは難しい!でもロケ地巡りは想像以上に興奮することがわかったので、今後も渡韓の度にどこか巡ってみたいと思います^^

▼今回参考にしたロケ地巡りの記事はこちらです

4-2. 世界遺産の街、水原市

ユミのロケ地ではないけど、ソウルから南に1時間ほど(高速鉄道KTXだと約30分)の「水原市」にも韓ドラのロケ地が多いらしい!「2521」や「その年、私たちは」のロケ地も水原市に多くあるようです^^

水原市は世界文化遺産にも登録されている史跡があり、世界遺産の街。「その年、私たちは」は街並みも綺麗でしたよね。ぜひ次回は水原市にも行ってみたい!

5. 初ロケ地巡りをしてみて

5-1. 訪れた場所のGoogle Mapまとめ

今回訪れた場所をGoogle Mapにまとめています。ロケ地以外に訪れた場所も含まれておりますのであしからず…^^; 今後渡韓される方の参考になれば嬉しいです。

▼みるのソウルTrip(Google Mapリンク)

https://goo.gl/maps/7oxKnanjStpDQS5V8

5-2. Naverに登録推奨

韓国はGoogle MapよりNaverが便利のようです。
(Naverを使うようにするためなのか、なぜか韓国では徒歩や車での交通情報がGoogle Mapでは検索できず……)でも自分の位置情報は反映されるし、私はNaverを登録していなかったのでGoogle Mapがあってよかったです。

Naverの登録は電話番号が必要なので、必ず日本にいる間に登録しましょう。

5-3. その他便利な交通アプリ

もしNaverに登録できなかった場合も落ち着いてください!
「コネスト地図」「Subway」「Google Map」で私は乗り切りました。渡韓される方はこちらも是非出発前にダウンロードしてみてくださいね^^
詳しくは別の記事でまとめます。

5-4. ロケ地巡りをもっと楽しむために

今回の渡韓は出発の2週間前に決まりましたコロナ後だったので、以前と違う書類の手続きもあり、無事に出国して韓国に入国できるのか、そして無事に日本に戻って来れるのか、とても心配でした。

私は渡韓準備のことで頭がいっぱいでロケ地巡りの準備をする余裕がなかったのですが、一緒に渡韓した旅仲間のなみさん(Twitter@purimama7676 / ナム・ジュヒョクペン)はロケ地巡りするシーンの写真も準備されていて、さすがだ!と思いました。
私も次回はもっと準備をして、もっとロケ地巡りを楽しむぞ!^^

また、あたりまえですが、ロケ地巡りはたくさんあるきます!!特に一山のモール〜公園を歩いた日は、1日の終わりには22,000歩歩いていました…笑
履き慣れたスニーカーを履いていきましょう。

次回の記事では、4泊5日の旅の詳細をレポします。
ではでは、アンニョン〜^^

みる


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