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最長片道切符旅を決行しようとした理由とは・・・(2023最長片道切符編-2)

どうもこんにちは~

X(Twitter)を見ていると、やはりこの時期に最長片道切符で旅行される方が多いですね!

自分が旅行している間も、6人くらい旅行されているのを拝見しました。

中には、某有名鉄道系YouTuberの方の動画で話題になった、最長「往復」切符で旅行されている方もいるみたいで笑


本題ですが、なぜ最長片道切符の旅行を決行しようとしたのか。

その最大の理由は、来年の春に最長片道切符のルートが大きく変化するからです。


2022年9月23日、西九州新幹線の開業に伴って最長片道切符の終点駅が、肥前山口駅(現在の江北駅)から新大村駅へと変更されました。33年ぶりの終点駅変更でした。

(結局自分は駅名が改名されるまで、肥前山口駅には行けなかったんですけどね・・・)

また、現在の最長片道切符の起点駅である稚内駅は、1995年9月の深名線廃止以降変化はありませんでした。それ以前、現在は廃止された日高本線の様似駅が起点でした。


JR北海道は2023年3月31日、根室本線の富良野・新得間の鉄道事業廃止届を国交省に提出し、廃止日を2024年4月1日とすることを発表しました。これにより、同区間はバス路線に転換されることが決定しました。

当該区間のうち東鹿越・新得間は、2016年8月の台風による被災以降、2023年9月現在も代行バスでの運行が続けられています。

新得駅前に停車中の代行バス

ですが、輸送密度の減少等も相まって、沿線自治体との協議が重ねられた結果、バス転換することで合意され廃止が決定されました。

根室本線のこの区間は、現在の最長片道切符のルートに含まれていますが、廃止によりルートから除外されます。


これにより、北海道部分においては、前回紹介した自分の旅行経路では成立しなくなってしまいます。

この北海道部分を以下のように、追分→岩見沢→白石と来て、千歳線・室蘭本線で南下するというルート(①)にもなりそうですが…

営業キロ・実乗距離では、起点駅・竹松駅として終点駅・長万部駅のルートが最長になるとされています。

その終端である北海道部分は以下のルート(②)になります。

これらの流派においては、起点駅・終点駅ともに変更されるため、1995年以来大きなルートの変化が起こります。


運賃計算キロ最長派の経路では、起点駅・終点駅変わらず、北海道部分がルート(①)になるだけの変更となります。

つまり、運賃計算キロ最長派営業キロ・実乗キロ最長派でルートに大きな違いが誕生することになります。

運賃の計算には、運賃計算キロが適用されるのですが、地方交通線における運賃計算キロの適用方法が、流派によるルートの違いを生み出しています。

なぜ流派によって大きな違いが生まれることになるのか。また別の記事でお話します↓↓↓
(解説用の記事を出せたらリンク貼ります)

※今回自分は、営業キロ最長の最長片道切符で旅行しましたので、営業キロ最長派からの視点でお話を続けます。


来年の4月をもって、稚内駅を起点とする25年以上もの歴史のあるルートでは無くなってしまいます。

また、先日2023年8月28日に日田彦山線の夜明・添田間においても、BRTひこぼしラインへの転換による鉄道の廃止で、同区間を通るルートでもなくなってしまいました。

それらが出来なくなってしまう前に、時間を多く作る事のできる学生のうちに旅行をしておこうということで、今回最長片道切符の旅を決行するに至りました。

長期間の休暇を簡単に作る事ができるのが、学生の特権ですよね笑


では決意した心を胸に、最長片道切符の旅をやるにあたり、まず何をすれば良いか。

自分なりに行なった準備等の経験を次回に書いていきます!

次回↓↓↓

ご覧くださりありがとうございました!

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