ミサニャンこと版画家の積山ミサです！

アーチストという言葉は、便利が良い！

ミサニャンはアーチスト！というのが自分でもぴったりとします⭐

分類

美術のジャンル分けはあまり意味のないことだと思うのですが
絵画、デザイン、彫刻、工芸、写真、などといった分類をしています。

絵画の中でも、
日本画、洋画、版画などとわかれ

版画の中でも、
木版画、銅版画、孔版画、石版画などと

細かく分類されていきます。

日本では1つだけに絞ってみるのが一般的

日本の大学や美術業界では
「1つの技法に精通することが本物だ！」
みたいな気概がありますので、

大学などでも、一つのことに取り組むほうが専門家として良しとされます。

それでしたら、版画家です(笑)　版画が専門ですから！

その中でも、「銅版画家です！」とか、「木版画家です！」とか
一つの版種にしぼって活動される方が多いように思いますね～☆

私が自己紹介をするときに、
「私は、木版画と銅版画をやっていまして、シルクスクリーンも得意です。
リトグラフの専門家でもあり、最近はウオーターレスリトグラフもしていて
大型版画も制作していますが、小さな版画や浮世絵などにも興味がある専門家です！」
って説明しても、たぶん？？？ってなりますよね～！

「で、キミは何がやりたいの～？」って絶対言われるツッコミどころ満載★
ぜんぜん専門家としての説得力がない～( ﾟДﾟ)ソウダネ～☆彡

ビシッと
「私は、版画家です！」って一言のほうが信用度が高い…
でも、油絵もアクリル画も描いているんだよね～
と心の中でこっそりツッコミ入れたりしてみる☆

あまり意味のない海外でのジャンル分け

でも、海外においてはタブロー(油絵とか）と版画とか、
アーチストは平面も作るし、空間造形などの立体も制作したりする。

あまりアートのジャンル分け明確にはされていないように感じる。

今日では、インスタレーションもあるし、映像なども含まれるし…

コンセプチャルなアートが多いので、平面作品はだんだんと少なくなってきているし…

なので、海外ではアーチスと名乗るのが一般的です。幅広いですね。

版画家の場合、Printer（プリンター）とは言わないです。
（注）：これでは印刷機になっちゃいますので、
　　　　正確には版画家＝Printmakerですよ！

版画家というジャンル分けは、専門的な場面でない限り
たぶん日本だけの感覚だと思われます！

海外で「私は版画家です！」というと、
版画を刷る職人さんのようなイメージを待たれます（たぶん…）

海外の版画工房では、刷りの専門の職人さんがアーチストのために
スタンバイしている場合が多いからです。

「私はアーチストです！」とはっきり言って当たり前の感覚で普通。

海外のアートの世界で謙遜はあまり通用しない。

自信たっぷりぐらいでちょうどよいし
それでも「Misanyanおとなしいんだね～！」って
言われてきたし( ﾟДﾟ)ソウナノカナ～エイゴデキナイダケダヨ？☆彡

日本人の感覚としての謙遜

ようするに…

ミサニャンは
油絵でも、アクリル画でも、水彩でも、テンペラでも、版画でも、
インスタレーションとかでも、
いろんなジャンルで幅広く描いているので
堂々と「アーチスト」って名乗りたい！

日本人の感覚としては、超恥ずかしいんだけど～☆

普通に謙遜しちゃうよね～私たち日本人は…
「私がアーチストだなんて、いえいえまだこれからですから～☆
死ぬまで精進します…」って感じで！

今は、SNSがあるので、
若い世代が、ほんと私の100分の1くらいの浅い経験で、
専門家を名乗って発信をしているのを見て、愕然とすることが多い！

最近は「えっ、たったこれだけで通用するの…？」と思ってしまう場面にたびたび遭遇する。
世の中どんだけちょろくなってしまったんだろうと思ってしまう。
ちょろい？＝これは昔？は恥だった？
ちょろいと思ってしまう考えこそ、自分の甘さであり、恥じるべき行為。

やはり、私は世の中はまだまだちょろくなんかないよと思いたい！
もう、ミサニャンはこれから頑固者婆ァになるしかないかにゃ～(=^・^=)☆

まあ、若い世代はある意味ビジネスの才能はあると思うのだけれど、
専門家としては本当に薄っぺらいと思う。

でも、世の中は専門家の知識の深さは、日常ではあまり必要とされず
関係ないのだな～とも思う。
薄っぺらい知識でも、日常では十分に通用するし、それで済んでしまう。

SNSで専門家を気取って、言った者勝ちになっているのは、
ある意味怖いことだなぁ～と考えてしまう。

本当にすごい方ほど、多くは語らない。

これも日本人気質ですね～( ´∀｀ )

まあ、でも若い世代って、
若いので当然経験は年寄りに比べると少ないハズなのだが、
そのため経験が浅はかな分、
新しい価値観を築いていけるものだということも理解できる。

人は今までの自分の経験したことに囚われる。

そして、ほんとにその道に精通している人ほど、
すぐに経験の有無の実態はすぐにばれちゃうしね～☆

本当に経験から学んで、
人から信用を得ていくのってムツカシイことだと思う( ﾟДﾟ)ソウダネ～☆

なので、
自分に自信はあるほうだけど
もっともっと自分に自信＆実力を兼ね備えたい～！

自信て、自分が結果出した分しかつかないんだよね～
何もしなくて、自信なんかつかない☆

なので、今日も前進あるのみです(*^^*)♡