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はじめてのデンマーク旅行(チボリ公園編)

2022年7月の終わり。
7月からコロナの新規感染者数がまた一気に増え始め、
高まる不安の中、那覇空港発・成田行きのLCCに搭乗しました。

成田空港に15時に到着。
成田発ドバイ経由コペンハーゲン行の私たちの飛行機は22時半発、乗り継ぎ含め約21時間の長時間フライトのため、ひとまず近くのカプセルホテルへ。

滞在できる時間は16時~18時のわずか2時間だけでしたが、
シャワー・お風呂大好き人間の私は、フライトの前には、絶対に絶対に
シャワーを浴びたかったのです。

シャワーを浴び、カプセルに入り、ちょっとひと眠りしよう…
SNSをちょっと見て、アラームを1時間半後にセットして、おやすみなさい…
……しかし、上のカプセルから、何やら音と振動が伝わってきます。

ぐごぉぉぉぉぉ… ズズッ (恐らく息を吸い込んでいる)
ぐごぉぉぉぉぉ… ズズズッ 

上の方の盛大ないびきでした。

『オォォ… これはこれで旅行っぽいか。まぁいい。寝よう。』

そう思い目を閉じますが、新しい場所だからかなかなか眠れません。

『……大学受験の前に、先生が
「横になって目を閉じるだけで、体は休まっている。」
って言ってたよね。じゃ、余裕余裕…。』

と気休めを考えながら、しかし結局眠りにはつけず、
わずか2時間の滞在時間はあっという間に過ぎて行ったのでした。


フロントで彼(以後、ミカエルと呼びます)と合流。
ミカエルはゆっくり寝られたようで、すっきりした面立ちに。


搭乗してドバイを経由し、コペンハーゲンに着くまで
まだまだ語り足りませんが、長いのでここは割愛します。


さてさて、コペンハーゲンに到着したのは13時ごろ。
スケジュールの都合上、コペンハーゲンに滞在できるのは2日間と短く、
到着した当日しか名所・チボリ公園に行く時間がなかったので、
エナジードリンクを流し込み、疲れた体を引きずりながらチボリ公園へ。


コペンハーゲン駅のすぐ近くにありました。
修学旅行で行った岡山県の倉敷チボリ公園とはまた違った、
花と緑いっぱいのステキな雰囲気に包まれたテーマパークでした。

そして、やはり北欧の国。
景色が日本と違うのはもちろんのこと、何といっても肌寒い…!
念のためカーディガンを持って来ていましたが、足りませんでした。

8月、沖縄は30~33℃。この日、コペンハーゲンは15℃。
ぶるぶる震える体で、

『せっかく来たんだから、楽しみ尽くしたい…!!』

と、ジェットコースターや観覧車などのアトラクションに乗り、
気がつくと、すでに19時過ぎに。

夏のデンマークは白夜で、19時過ぎでも夕方ぐらいの明るさだったので、
こんなに時間が経っていることに全く気づきませんでした。

とはいえ、長時間フライトや、何も食べず 肌寒さの中アトラクションに
乗りまわった疲れから、テンションは徐々に下がって行きます。


『何か食べたい…帰って寝たい…
でもまだアトラクションに乗りたい……せっかくここまで来たから…』

夜になるにつれ、気温はさらに下がり、歯をガチガチ鳴らしながら
険しい表情になっていく私。
次のアトラクションに乗るべく、長い列に並びます。

『さささささ寒い… 帰りたい… でもまだここにいたい……』

ここまで来たら意地です。食い意地ならぬ遊び意地?
しかし、そんな私を見かねて、ミカエルが「帰ろう。」と一言。

乗れなかったアトラクションは、またの機会に、と
惜しむ気持ちを抑え帰りました。

デンマーク初日から結局20時ぐらいまで遊んだ二人。
のちに、この無理が残りのデンマーク旅行に影を落とすことを、
そのとき私はまだ知りませんでした。


はじめてのデンマーク旅行(チボリ公園編)は、これにておしまいです!
最後まで読んでくださってありがとうごでいました。

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