家族法の改正案について
家族法関連の改正案が平成30年3月13日付けで国会に提出されました。
まだ法案として成立もしていないので,ざっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっくり内容を解説すると,
1 民法のうち,相続関連条文の改正
→ 配偶者に居住権が認められるようになったり,預貯金の一部を単独で
行使できるようになったり,自筆証書遺言の要件が緩和されたり,遺留
分の割合が変更されたりするようです。
2 家事事件手続法関連
→ 預貯金債権の仮分割の仮処分ができるようになったりするようです。
3 遺言書の保管関係
→ 申請をすると,法務局で遺言を保管してくれるようになりそうです。
遺言書情報証明書も出してくれるようになるとか・・・
4 民法のうち,成年年齢について
→ 18歳で成年になり,結婚は成年にならないと出来ないようになるよ
うです。ただし,養子は20歳になってから。
ということです。
細かいところは法務省のホームページでご確認ください。
http://www.moj.go.jp/hisho/kouhou/houan196.html
以上
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