なるせちゃん

肩肘はらなくてもいいんだと思い始めたOL

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ベストオブラーメン

私の趣味は全国のラーメンを食すことである。 仕事柄、全国に出張する機会が多い私は、出張すると必ず現地で話題だったり老舗なラーメン屋に訪れるようにしている。 だが、どんなに食べログの評価が高いお店のラーメンでも、ラーメン○○大会で金賞のラーメンでも 美味しくて叶わないと思うラーメン屋のラーメンがある。 それは、新卒の時に配属された職場から徒歩三分圏内にあるラーメン屋のとんこつ味玉ラーメンである。 一見なんの変哲のないとんこつさんだが、とても染みたのを覚えている。 私は

    • 歯車

      なんだかなあ、と思うことがあり、話題に出したところ、私より10年と少し上の先輩がそう言った。 この言葉を聞いて、心がさっと冷たくなった。 入社以来、自分に求められていることを察知して、どうやったら付加価値をつけることができるか愚直に考え、行動してきたつもりだ。 あまりアピールをする性分ではないが、成果をあげている(と、目に見える数値を以ってしても思う)。 ただ指示出しされたことをなぞるだけなんて、会議で何も発言しないなんて、気を利かせた報連相すらできないなんて、そんな

      • 複雑なお年頃

        アラサーというヤツになると、SNSで【ご報告】という題で婚約、結婚や出産した旨の投稿が散見される。 友人によっては子供のお食い初めをしたと、嬉々と投稿していて、ライフステージが先を行ってる様を突きつけられる。 本人達にとっては、今まで世話になった人へ感謝を伝えると共に近況を報告したいから周知しているのであろうが、こちら(※結婚の予定なし)側からするとお祝いしたい反面焦りの気持ちもあり複雑である。 この一年と少しはコロナ禍だったこともあり、友人と近況を報告する定例会がなく

        • お掃除のススメ

          コロナ禍になってから、おうちにいることが多くなった。 平日は在宅勤務(週2位出社)、お休みの日も前のように友人と遊んだりお買い物を楽しんだりする頻度は格段に減り、おうちじかんが大半を占める。 そんな中、あの掃除が苦手で床にホコリが溜まってお母さんに呆れられていた私が、 呆れられても「え〜違う部屋やるついでに私の部屋も掃除機かけてよ〜(一人っ子特有の甘え方)」と言っていた私が、 必ずお休みになると自分の部屋で掃除機をかけ、空気清浄機の水を交換・フィルターを干して乾燥、布団

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        ベストオブラーメン

          もやもや期

          いつも明るく朗らかにいることを心がけ、何でも貪欲に前向きに取り組む。だって、自分一人でできる仕事なんてなくて、日々直面する課題のPDCAをまわすためには沢山の人の協力が必要だから。 社会人になって、なるべく気をつけるようにしているが、たまにどんより気分が沈む時がある。 そうなると何もやる気がしないし、ちょっとしたことにも裏があるのか考えてしまったり、負のループに陥る。ため息の嵐。 急にひとりぼっちな気分になるし、味方はいないようにも思える。 今日がまさに、そんな日だっ

          うれしいことの積み重ね

          忙しない日々を送っていると、何気ない自分の感情をスルーしがちだ。 でも確実に、わたしはうれしい!たのしい!かなしい!等、様々な感情を巡らせている。周りの状況、自分の受け取り方、さまざまな要因を経て感情はコロコロ変わる。 社会と関わっていると悲しいこと、辛いと感じることはたくさんある。 マイナスな気持ちになると、思考もネガティブな方向になりがち。 でも、自分の受け取り方次第で、ささやかなうれしさ、楽しさを感じてちょっぴり心が踊ること、沢山あるはずだ。 朝起きたら7

          うれしいことの積み重ね

          やまとなでしこの桜子さんになるためには

          フジテレビで昔放送されていたドラマ、「やまとなでしこ」の再放送があったので観た。 私が学生の時は、夕方のニュースの前の番組枠で過去のドラマを再放送していて、一度観たことがあった。 実家が貧乏なのが嫌でCAになり、玉の輿を狙う桜子(高嶺の花と言うやつ)と、気が弱いけど優しくて一途な理系魚屋(貧乏)・欧介のラブストーリーである。 男をお金を持っているかという物差しのみで選別する桜子が、だんだん素朴で優しい欧介に惹かれていく。欧介は元カノに似ている桜子に一目惚れ・・・しかし桜

          やまとなでしこの桜子さんになるためには

          言葉は消えない

          最近、ネット上での誹謗中傷について話題になっている。 SNSは個人が自由に発信できる大変貴重な場だ。私もこのnoteを利用して、自由に思ったこと、誰か共感してくれたら嬉しいと思うこと、忘れたくない気持ちを発信している。 しかし、このSNSでの自由な発言は時として個人を苦しめることになると、多くの人がハッとしたのではないだろうか。 これは、SNSに限ったことではないと気づいている人はいるだろうか。 言葉は時として人を傷つける。そしてその言葉は、一生消えない。

          言葉は消えない

          酷な話

          私はアラサーというやつである。 インスタのフォロワーを見てみると 彼氏持ち、彼氏持ち、婚約中、既婚、既婚、彼氏持ち、彼氏持ち、フリー、彼女持ち、既婚、妊娠中 と言った具合に構成されている。 SNSを開くと、結婚指輪やツーショットとともに 「結婚しました💓」 旨の投稿をよく目にする。 そんな中私には現在特定の相手はいない。 学生時代の仲良したちは、既に結婚していたり、学生時代から付き合っていた相手とあと何年したら結婚するか、まだ遊びたいな、なんて話をしたりし

          転職をして思うこと

          突然ですが、少し前に転職しました。 我慢すべきところ、やりたい仕事、興味があること、なりたい自分 現状を耐え忍ぶか(異動を待つ)、変えるか(転職や留学) 考えに考え、親でも友だちでも恋人でもなく、自分で次の会社を選定、やるからにはとその職種に必要な資格試験も合格、覚悟を決めて選考に臨み、内定。転職を決めた。 転職をした今、とても楽しい。 なにかの本で読んだが、自分の幸せを決めるのは自分なんだそうだ。 どうせ自分は、と全てを諦め自己肯定を下げるとそれに見合った環境に

          転職をして思うこと

          人生はタイミング

          会いたい人がいる。 じゃあ会いたいと連絡すればええやんと思うだろうが、それができないのだ。 その人とは、私の就職活動の相談で知人を介して出会った。5歳上。 パッと見、今流行りの塩顔で若者に人気の俳優にとても似ている。(つまりひとめぼれ) 背もそこそこ高く、一流とされる企業に勤めており、高学歴。いわゆる3Kというやつだ。 それだけ世間的にはモテる要素を持っているのに、まったく奢った感じがない。 自信満々なオーラ(商社マンとかにあるような←こら)もださず、お前は俺様

          人生はタイミング

          過去

          みなさんには消したい過去はありますか。 私はある。今思い出しただけでも胸がぎゅっと締め付けられる。 その原因の元凶となる組織に当時所属していたこと、関わった人間、SNSに残っている痕跡、 すべてを消してしまいたくなる。 しかし、街中でふとその当時関わっている人と会ってしまったり 色々な噂を人伝いで知ってしまった時など 当時のことが頭によぎり泣きたくなる。 過去の私あっての今の私、なんて言われてるけれど 過去の自分を認めたくない、なかったことにしたい、と思ってしま

          好きだと気づく金曜日の23時30分

          金曜日の夜は1週間の中でも特別な時間だと思う。 月曜日から金曜日、5日間の労働を経て開放される時間。最高だ。 1週間!お疲れ様!なんて自分に言いながらお酒やとびっっきり美味しいものを体内に取り込む。翌日を気にせず映画館に行ってレイトショーなんかを見たりする。 最高すぎる時間を楽しむ中、一旦落ち着くのが私的には23:30だと思っている。 カラオケルームからでてドリンクバーに向かっている時。これが最後の1杯と、ジンジャーハイボールを飲み干した時。電車に乗ってぼーっ

          好きだと気づく金曜日の23時30分

          もやもやしている話

          最近よく、パワハラセクハラなど○○ハラという言葉をよく目にする。現職でも「ハラスメント研修」があったり、来年法制化されるとかでなにかと社会的に無視できないワードだ。 私自身も「あれ、これって…………ハラってやつか?」とふと思う時がある。終わらない若手をおもちゃにする飲み会、不備があるととんでくるバインダー、頭を叩かれおしりを蹴られ…… ぐっと堪え、頑張ろう!と辞めたい!の狭間でもやもやしていた時に上司たちはよく 「若いやつはすぐハラスメント!って言うよな、耐えろよ」「

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          イケメンの方が好きになりやすいのか問題

          たまには恋愛系のことも書いてみよう。 先日友人Aと、吉沢亮様について盛り上がった。 目、鼻、口、輪郭、全ての造形美に万歳!イケメン最高!ずっと鑑賞してたい、、、最高、、 だが友人Aは急に真顔で言った。 「だけどイケメンと付き合うってあんま考えられないよね?本当に平凡女を好きになって貰えるなんてありえなくない?キモイって思っちゃう。」 うーんたしかに。この世にイケメンを好きと言う女性はごまんといるけど、 だからと言ってイケメンだから無条件に好き🐻💕 ってなる訳では無い

          イケメンの方が好きになりやすいのか問題

          崩れるのは、一瞬

          私は世間一般的には社会人としてひよっこだが、1つ実感していることがある。 それは、 信頼関係が崩れるのはほんの一瞬であること、一度崩れた信頼関係を元に戻すことは並大抵の努力では叶わないこと、である。 ある上司となかなかそりが合わず、私は毎日苦労していた。わからない業務について指導を申し出たり、仕事の進捗状況を報告することさえたまにためらってしまう。 話しかければ機嫌が悪そうな返事をされ、思うように話せない。言葉が詰まる。それにイライラされる、とんでもないミスをしてしま

          崩れるのは、一瞬