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20代で経験してよかった3つのこと、残りの20代で経験したいこと。

4月になり年度が変わった。会話の中で「今何歳ですか?」と問いかけられたら、「29です。あ、今年度で30の代ですね」と自然と答えるようになって。そうか、もう30歳か。厳密にいえば誕生日は10月なので、まだまだ29歳の日々は続くのだけど。なんだか年度が変わって急に30歳が近づいてきたように思う。

20代、いろんなことがあったけれど、経験してよかったなぁと思うことがたくさん。一方で、まだやり切れていないぞ、ということも実はたくさんある。そこで、この、29歳も残りわずかのタイミングで20代の経験について振り返ってみたい、と思った。20代の私を語るうえで欠かせないもの、とは。

※このnoteは自己啓発的な意味合いで「20代に経験しておくべきこと」という発信ではありません。あくまで私の20代を振り返って「20代に経験してよかった」と私の人生の中で振り返っているものです。この「経験してよかったこと」を誰かに押し付けるために書いているわけではありません◎


旅/旅暮らしで”好き”を知ること

フィリピン/バンタヤン島

20代を語るうえで欠かせない経験は、やっぱり「旅」だ。19歳のときに行ったモロッコひとり旅を皮切りに、たくさんの場所にふらりふらりと旅をした。

カンボジア×4、イタリア、クロアチア、スペイン、ドイツ、フランス、ベルギー、ルクセンブルク、オランダ、フィリピン、タイ×3、マレーシア、ラオス、ベトナム×3、台湾、香港

20代で訪れた国

あいにく20代の後半は飛行機恐怖症&コロナ禍の影響で、5年は海外に行けていない。けれど、20代を思い出すハイライトはやっぱり、前半5年間でたくさんの旅をしたことだ。

クロアチア/ドブロブニク

しかも、そのほとんどがひとり旅。現地で仲良くなった人と一緒に観光をすることもあったけれど、それ以上にひとりで知らない世界を巡る時間が多かった。ひとりで異世界に居ることで、「私はこれが好きなんだ」「この街並み、なんだか落ち着くな」「こういう過ごし方が好きだ」など、“私が心地いいと感じること”を知るためのベースが育ったように今振り返ると感じる。

ラオス/ドンデット

また、世界には本当にさまざまな雰囲気の街があることに気づいた。そして純粋に、「私自身が好きだと思える街に住みたい」「単に生まれた場所だからと1ヶ所に留まるのは、なんだかもったいない」と、こんなにも素敵な街がたくさんあることに気づいたからこその気持ちが芽生えた。

ベトナム/ダナン

そんな気持ちから、26歳~27歳で旅をしながら暮らす多拠点生活を経て、28歳のときに好きだと心から思っていた京都へと移住を決めた。自分自身で世界中の街に足を運ぶことで「どこへだって行ける、好きな場所へ行ける」という軽やかな自由さを手に入れられたのは、20代の大きな経験のひとつだ。

”好き”を基準にキャリアについて考えること

会社員だった頃のわたし

大学生として4年、会社員として3年、フリーランスとして3年という道筋をたどってきた20代。旅が好きで、好きなことを仕事にしたいと思い就活をして、海外旅行専門の旅行業界に就職した。だけど、コロナの流行がきっかけで次のステップへ進まざるを得なかった。そこでそのまま転職してもよかったけれど、その時に一度立ち止まって「キャリアについて考える」時間を取れて心からよかったと思う。そして、フリーランスの道を選択した。

一貫して言えるのは、「私が心から大事だと思うものは何か」と問いかけていたこと。大学生の時は、大手や公務員に就職する人が多い中で(もちろんその選択を否定しているわけではない。たまたま私は旅行会社に入りたかったから、自分の気持ちを無視せずに進めたかどうかの軸で)、私は中堅の旅行会社に進んだ。「やりたいことができるか」と考えた結果だった。

旅をしながら仕事をしていた26~27歳

そして、フリーランスの道を選んだのも、その考えのもと。「好きな場所に住みたい、好きな場所で好きな人と働きたい」という考えがあったから、転職ではなくて、フリーランスという働き方を手段としてキャリアを選択した。

もしかすると、もう転職市場に戻ることは難しいかもしれない。一度手放してしまった安定を取り戻すのは容易くないだろう。だけど、私が一番に心地いいと思える働き方を選択して、それが続けられているのは何よりも豊かだなぁと思う。

世間や安定に流されず、まずは私の心に問いかけてみること。もちろんキャリアだけでなく、すべての選択において大切にしたい。

自分の言葉を持ち、発信すること

私がライターとしてのキャリアを歩み始めて、そしてジャーナリングや内省を好きになってから、より”言葉”を好きになった。こうやってnoteで気持ちを表現しているのもそう。手帳に感情を書き続けるのもそう。それを他の誰でもない「私だけ」の言葉として認識をして、それを大切にできたのはかけがえのない経験だ。

大学生の頃から、本を読む、ライブを見る、カフェに行く、など受動的な趣味しかないことが悩みだった。例えば、バンドを組んで音楽を作り出したり、コーヒーを淹れる側になったり。そういう「生み出す」趣味がないことが結構コンプレックスだった(し、今もまだ若干コンプレックスだ)。

だからこそ、noteでエッセイを書くのは、なんとも心地がいい。感情から言葉を生み出し、私だけのものに昇華していく、この過程。本を出してみたり、詩を書いてみたりして、さらに表現の幅を広げられた。

辛いことがあったときもnoteや手帳に感情を書き綴っていくと、自然と心が整う。心の拠り所となる場所を作ることができてよかったな。

そんな拠り所として使っているnoteも、今数えたら、公開しているnoteだけで(下書きにしちゃったのもたくさんある)280記事、フォローしていただいているのは1,850名以上。書くことを好きでいて、それを続けられているのは何よりも嬉しいことだとひしひしと感じている今日この頃だ。

残りの20代で経験したいこと。

あと5ヵ月ほどの残り20代で経験したいこと。

・飛行機恐怖症を克服して再び旅に出る
・文学フリマ出る(大阪申し込んでます!わくわく)
・あと2冊は本を作る
・noteを月10本書くのを続ける
・新しい仕事に挑戦する
・京都検定受ける(7月)
・新しい趣味に出会う
・20代の自分史を作る
・新しい友人を作る
・パーソナルカラー診断受ける
・本当にお気に入りの服/コスメ/アクセサリーに出会う

残りの20代で経験したいこと

最近いろいろあって落ち込んでいたけれど、こうやって経験したいことを書き出してみるとわくわくが止まらない。残り20代もゆるりと楽しんでいきます💐

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