ニュートラルの必要性

年末はなんだかザワザワする。
昨年と違い、今年は不完全ながら「いつもの年末感」が戻りつつある。

そのせいなのか最近、物騒な事件や悲しいニュースが多い。
それぞれに言及はしないが、そういえば年末はこういう暗い副産物を生む時期でもあった。

年末がザワザワするのは何故だろう。
年末年始は連休になるが、それだけが理由ではない。
年とか暦は人が勝手に決めただけで、月日の流れは何も変わらない。
それなのに、なぜか年の変わり目に「年」という概念を勝手に作った人間だけがザワザワする。
クリスマスだろうが年末だろうがマイペースな猫たちを見てると、つくづく人というのは不思議な生き物だなと思う。

昔は日を数え、区切りをつけて、そこに何か意味づけすることで、人は何かしら生きやすくなったのだろう。
自然を理解し、共に生きるために必要だったのかもしれない。

でも、もしこのザワザワのせいで心に余裕がなくなる人がいるとしたら。
暦に関係なく、いつも通りの場所や雰囲気も必要なのかもしれない。

いつ行っても同じ。
いつ会っても同じ。
そういう人や場所を必要としている誰かがいるのかもしれない。
そんなことを、少し思った。
ニュートラルであることは、誰かの救いになるのかもしれない。

豊かな人生のために、ファッションのスパイスを。 学びやコーチングで自分の深掘りを。 私の視点が、誰かのヒントになりますように。