みさき

ものづくりが好きです。 心身共にゆたかに生きたいです🍵🍡🌿

みさき

ものづくりが好きです。 心身共にゆたかに生きたいです🍵🍡🌿

最近の記事

ちょっと寂しい隔離正月

ついにコロナに罹りまして、実家の部屋で隔離されたお正月を迎えようとしています。 喉に口内炎の出来物が30個近くあるような(気がする)遠慮のカケラもないような酷い疾患ですね。 口呼吸で寝た翌朝のことを思うと恐ろしすぎて、鼻だけは通っとくれと願えば願うほど、スースーと通りが良かった右の鼻までグジュグジュいいだし、今や両鼻とも鼻水の隙間から酸素を吸えるか吸えないかといった有様となったのです。 作為あるものはすべて失敗するよと、年明けて早々に教えられたような気がします。 寝る

    • 2022/12/13 ぜんぶ詰まってる秘密基地にて

      「旅に出るので当面の間教室を休みます」と大好きな場所を飛び出してから早くも1年。 無事戻りましたという報告と、また習わせほしいというお願いをしに敬愛する先生のいる陶芸教室へ。 以前記事にて少し紹介してました、ここです。 教室の近く以前空き地だった場所には小綺麗なマンションが建っていた。 その角を曲がると、すぐに私の愛する場所が見えて来た。 道に沿うようにある細長い小さなトタン屋根の工房。 本当に教室をやってるのだろうか?と思うほどひっそりと佇んでいる姿は以前と何も変わ

      • もうすぐあの人の誕生日

        去年、化け物みたいな人に出会った。 Nさんだ。 例えば、ある程度話を適当に聞くことは処世術のように日々をこなす為に自然とやってしまうことだと思う。 うんうん はいはい なるほど へぇ〜 こんな相槌を使いながら、無意識に言葉を流していく。 ふと、あれ?今なんて言ってたっけ?と思っても、まぁいいかもう言葉は遠くに流れてったしなぁって諦める。 本当はそこまで共感できてなくても、あぁわかるって口が先に発声をしていたり、そういうことは日常的にある。 別にいいんだ、わかってなく

        • 12/12 思考の整理

          文章にして綴ると、どうもロマンチックになるような気がする。 これまではあえてロマンチックに仕立て上げていたように思う。 自分の考えが儚く美しい響きを纏っていくのが快感だったのかもしれない。 でも今、まさに書きながら変に脚色しないように留めているような感覚がある。 この1年で、人は酔いたい生き物なんだと痛感させられた。 それはそれで悪くなくて、そんな風にロマンチックに脚色していく人生も素敵だと思う。 私もそのひとりで、ドラマを生きたかったし、無意識に脚色しちゃうくらいに

        ちょっと寂しい隔離正月

          痛く怖しい自己表現を諦めない

          言葉にすることを快感に思っていた時期がある。 ある概念を言葉にすることで、自分の中にえんえんとひろがるモヤモヤした霧を捕まえられた気がした。 これからこんな風にして、少しずつ霧を捕まえてはカタチにしていけるのかもしれないと安心した。 言葉が色んなものを切り分けて生きやすくしてくれると思った。 向こうの景色までクリアに見える日が来るような気がした。 だけどその幸せな感覚は長く続かなかった。 言葉にしていくほどに大事なものがぬるりと指の間から抜け落ちているような心許なさが

          痛く怖しい自己表現を諦めない

          夢からのメッセージ

          私にとっての”好き”とは何か。 今日夢で2人も大学教授の老夫婦と会った。 夢の中でも知らない人で、初対面。 格好いい2人に魅了されて話を聞かせて貰っていた。 お婆さんに「私はただ好きなことだけをやっていたの、貴方も好きなことだけをやればいいのよ」と言われたのが印象的だった。 それに対して私は「何が好きかがあんまり分かんなくて、何してもいいよって言われてもぼーっとしてしまう、考えるのは好きだけどそれ以外のことはもう何も別にいらないってなるんです」って答えてた。 夢の中で

          夢からのメッセージ

          「たられば」に終止符をうつ

          たらればを考えてしまう事って誰でもあるんじゃないかな。 あの時こうしていたら今頃は… もしかしたらあったかもしれない未来と今のこの毎日とを比較してしまう。 今あなたの立つその場所はやっぱり窮窟なのだろうか。 出口がみえない閉塞感、漠然とした物足りなさ、霧の中にいるような薄ぼやけた日々、何か面白いことないかな〜と心のどこかで何か、あるいは誰かを待っているのかもしれない。 ただ本当にそうなのだろうか。 あったかもしれない未来は、本当にあり得た可能性があるのだろうか。 この生

          「たられば」に終止符をうつ

          ずっと忘れてた感覚。

          温泉宿のアルバイトをしているけど、私はまだ入ったばかりのペーペーなので毎日掃除をしている。 拭き掃除、掃き掃除、掃除機、トイレ掃除。 働き出して3日目の間もない頃、客室3部屋の掃除を頼まれた。 その時は何故か妙に張り切っていかに効率よく作業をするかで頭がいっぱいだった。 早く掃除を終えて、女将さんに認めてもらおうという意気込みみたいなものも多少あった気がする。 一歩でも無駄な場所を歩かないよう効率よく動いて、コードを引っ張る時まごつかないよう掃除機の配置や向きまで意

          ずっと忘れてた感覚。

          子供たちのゆたかな世界

          友達がどんどんお母さんなっていく。 私は結婚していない身だからお産や子育てがどんなものなのか想像すらままならないのに、独身の私から見てどう思うかを、それが誰かの励みになればいいなぁと思って残してみてる。 私はいつもただ、すごいなーって、母になった友達の子を見つめる愛溢れる眼差しに感動してる。 命を産み育てるってそれだけで偉業をやっている、もうそれだけで素晴らしい。 この地球に素晴らしい恵みをもたらしてくれて、どうもありがとう。 そんな気持ち。笑 みんな、母になる前と

          子供たちのゆたかな世界

          ただの日記「訪問先で起きたこと」

          最近、退職までの出社日をカウンドダウンしてる。 カウンドダウンするごとに運が良くなる! と謎の暗示をかけているせいか、最近ずっと機嫌が良くって自分でも驚くほどハッピー野郎になっている。 今日は企業訪問をした先がちょっと田舎でテンションが上がり、”この先行き止まり”と書いてある電信柱を無視して細い道に入った。 脇に小さいお地蔵さんがいて、綺麗な花がお供えされてた。ふふ、可愛いわね、なんて思いながら半ばステップを踏むように進んだ。 ちょろちょろ流れる小川の音に気分を良くして

          ただの日記「訪問先で起きたこと」

          不意に撮った赤

          この夏、汗疹に悩んだ。 掻き毟った両肘の内側は赤くなった。 身体はぽりぽり掻いたら赤くなる、なんてことない当たり前のこと。 爪をたてて薄い膜を破ると必ず赤い液体が滲み出る、そういう仕組みがすぐそばにある。 いつだって確認できることだ。 昔から嫌というほど知っている。 転んだら出てくる、引っ掻いても出てくる、潰しても出てくる、グジュグジュと鮮やかな赤は常にわたしの中にある。 だけど当たり前すぎて不思議に思うことすら忘れてた。 この間、手の中にあるiPhoneがそ

          不意に撮った赤

          転々としちゃう性質

          今年で社会人7年目の私。 3社目を退職しようとしている。 だけど、転々としてしまうということに一切の恥じらいを持たない。 だからといって、転々と出来る才能だ!などと無駄に誇っているわけでもない。 たまに「何かを決断できるのが凄いよ、私は状況を変えるのが怖くて…」という謙虚な人がいるけど、別に決断できるのが凄いことだとも思っていない。 全ては特徴なだけ、そこに優劣なんかない。 ただ、状況を動かすにはそれに伴うだけの納得感がなければいけなくて、その納得感を得るためにひ

          転々としちゃう性質

          死にたいなんて思わない

          だけどもっと最悪なのは、”生まれたくなかった”という思いだけは確かな手応えと共にあることだ。 例えば駅には、無数の矢印がある。無意識レベルで刷り込まれたそれの圧倒的な導きによって私は最短距離で電車の乗り換えが出来る。 私は顔中の筋肉を目と眉の間に集めては矢印に眼を飛ばし、知りうる限りの悪態を吐きながら矢印に従わざるを得ないのだ。 矢印が死ぬほど憎いが、それからは逃れられない。まさに現代人の人生そのもので笑えてくる。 気色悪い 何故ここを歩かなきゃならない? 何故皆

          死にたいなんて思わない

          +6

          【手作りポップたち】スーパーで働く母のお手伝い

          【手作りポップたち】スーパーで働く母のお手伝い

          +6

          頭が痛い時に思うこと。

          頭が痛い。 偏頭痛? 「ちょっと風邪気味で〜」って言葉生まれてこの方使ったことが無い。 風邪気味…とは? 熱が出てフラついて初めて風邪を自覚する この鈍感な身体に”気味”なんて、曖昧で繊細なニュアンス、わたしの世界に存在しない。 憧れだった。 「最近体調崩し気味で…」 「ちょっと今日調子悪くて…」 「風邪気味なんだよね…」 繊細な神経を持ってるという事実と、そういった発言から連想するひ弱さ、可憐さ、儚さに憧れた。 熱を出しても次の日にはすっかり治る、この鈍

          頭が痛い時に思うこと。

          今まで生きてて1番衝撃的だった出来事。

          色んな人が色んなことを言ってて、とても騒がしく愉快な世界だなぁと思う。 突然だけど、私の生きてて衝撃的だったランキング1位を発表しようと思う。 それは数年前のことだ。 私は最寄駅からの帰り道だった。 その日もいつも通り、大きめの川にかかっている橋を渡って歩いていた。 すると、目の前に後ろ姿が凄く綺麗な女性がいた。 歩き方もスタイルも髪型も全てに品があってパーフェクトだった。 モデルさんみたいに綺麗な人なその人はペットボトルのお茶を飲みほした。 あ、飲んだ。綺麗に

          今まで生きてて1番衝撃的だった出来事。