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NPO・ソーシャルスタートアップの「共感者をあつめるPR」

認知度を高めたい!
もっと私たちの取り組みを知ってほしい!
ファンを増やしたい!
寄付を集めたい!

そんな声が全国いろんなところから聞こえてきます。

NPOやソーシャルスタートアップのPRは、一般企業が新しくリリースしたりPRするときとはやはりちょっと違う。

むやみやたらにプレスリリースを打ったり、SNSで発信したり、お金をかけてデザインを発注すればいいというものではないのは、この記事を読んでいる大半の方が「実際にやってるけど上手くいっていない」からこそわかっているはず。

そして初めから言っておくと、

みんなとおおおおおおおおーーーっても素敵なことしているのに、
PRが下手くそ!!!もったいなすぎ!!!


・・・だから社会課題に特化したPRの会社を最近、立ち上げました。
(先に自分のPRを笑)


さて、余談はさておき、5年間運営してきたソーシャルスタートアップ「一般社団法人防災ガール」で実際にやって成果がでたPR方法を、自分の中だけに留めておいても意味がないと思いnoteにまとめることにしました。

今回は、いわばファンドレイジング・寄付者集めのためのPRではなく、「共感者をあつめる」「未来に連携する可能性のある人とつながる」ためのPRの方法を一部ご紹介します。

ここでなぜ「ファンドレイジングのため」ではないと事前にお伝えするかというと、資金調達のためのPRはそれはそれでいろいろあって、まとめてお伝えするとこんがらがってしまうので…今回は省いておきます。


目次

1、私はPRでこんな結果・成果を出したよ
2、これまで活用したPRに使えるサービス
3、想いよ届け!応援したくなるPRのコツ3つ
4、ファンとの関係を生む情報発信3段階
5、マジで取材してほしい時の荒技


1、私はPRでこんな結果・成果を出したよ

 (私のことを知らない方のための項目なので、知っている方は飛ばしてください。)

 私は「一般社団法人防災ガール」という非営利団体を2013年から現在に至るまで、創設者・代表理事として全国に滞在する総勢130名以上の仲間とともに運営しています。災害が多くなってきている今、日本の前時代的な防災対策だけでは事足りないと考えて防災そのものの再定義と防災の新しい価値を生み出し、プロジェクトやプロダクトの開発をはじめwebメディアを運営してきました。

 “PR”ということでいえば、事業のフェーズにより変化しつつありますが、成果と呼べそうなものがいくつかあります。以下その一部です。

特に「防災」というこれまでネガティブな情報でしかメディアにでないような内容で、海外からも注目され、「ファンがつく」という状況になったのは一つの成果なのではないかと考えています。

もちろん、全ては応援してくださる方々がいたからこそ、ここまでこれているし、防災以外のジャンルで同じことをしようと思うと難しかっただろうなとも思っています…!

2、これまで活用したPRに使えるサービス

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