2019.11.22 あましんアルカイックホール

公式HP https://osomatsusan-stage.com/

私が観劇した回は、映像トラブルが起こった。

開演してからの15分間、プロジェクションマッピングが上手く動いておらず、15分上演したところで、中断。

六つ子のおそ松(高崎翔太さん)・チョロ松(植田圭輔さん)が出てきて、｢30分程度休憩時間を設けた後、頭からもう1回上演します！｣というアナウンスが。この時のお2人のMCがとても素晴らしかった。

「誰か怪我とかしてると思った？違うよ～！映像トラブルで～す！」と明るく理由を説明し、「1.5倍増しで頑張るから、初めて見るようなリアクションよろしくね～！」で煽り、オープニングダンスで振り付けをミスしたおそ松に対してチョロ松が「2回目はちゃんとやれよ！」とハッパをかける。2回目見るの、楽しみになったもんね…！(ちなみに、2回目もおそ松はダンスを間違えていた。けれど、多分あれはワザとだと思う。2回とも間違えて、チョロ松に怒られるところまでが、ダメな奴・おそ松としての様式美なんだと思う。)

30分かけて機材の調整をされたのだが、会場内にいれば、徐々に修正されていく映像が見れた。直っていくにつれて客席からは拍手が起こり、少しでも状況が後退すると、客席から｢あ～…！｣｢がんばれ～！｣の声。

最初から完璧なものを観られることが基本、とはいえ、ある意味貴重な経験だった。最初の15分は2回観れたしね！お得！

内容は、いつも通りの松ステだった。松野家の六つ子によるいつものニート生活のお話と、顔が良すぎるF6のセレブリティでサティスファクションな寸劇(あるいはLIVE)が交互に展開される。ティッシュも空を舞う。いつも通り、いい意味で特に内容のない、カラッと笑える作品。

ただ1つ苦言を呈すならば

音響の不具合か、ホールだからこその反響が悪く作用したのか、セリフがとても聞き取り辛かった…

松ステは会話劇なので、セリフが聞き取りにくいと、笑いどころを逃してしまうこともあって…。

音響なのか、会場選びなのか…専門家でないため分からないけど、次作改善されているといいな。

喜劇＆F6ライブツアー、開催決定。おめでとうございます！