さて、前回の続き。

私の中で何かがプチンと切れた結果・・・
「よし、それなら月曜日に休みをとって2泊3日にして、1泊目はホテル志摩スペイン村に宿泊してスペイン村にもいってやろうじゃないか。貯蓄が減少しようが知ったことか！」

ということで、土曜朝出発→名古屋で所要をすます→スペイン村へ移動→ホテル志摩スペイン村宿泊→パルケエスパーニャ→鳥羽に移動、宿泊→鳥羽水族館→帰路という、私が行きたかったところはなかったことにしたプランに変更。

初日に伊勢神宮によれるかなとちょっとだけ期待していたけど、名古屋といわれていた用事が名古屋から結構遠く、名古屋駅から近鉄特急に乗り込んだのは18時近くだった…
結局途中どこに立ち寄るでもなくスペイン村最寄り駅である「鵜方」についたのは20:30近くで、このままホテルに向かうと夕飯をとることができないという時間…駅周辺の飲食店も多くが19時ごろには閉店している…
車内でこの時間でも開いてそうな店をリサーチしたところ、駅前のビルにある「大家族」という居酒屋が開いてそう、かつ評判もなかなかだった。

薄暗いビルの中に入ると「大家族」の入り口に掲示されていたメニューの上に「満席のため、空き次第ご案内」と書かれていた…
どうしよう、他にあいているところもなさそうだが…
しばし途方に暮れた後、意を決して、入り口を開けて、どれくらいかかりそうか聞いてみたところ「あ、どうぞ～」って・・・満席札しまい忘れかよ。。。

この店はメニューが存在せず、基本的にお任せとなるらしい。
事前に予算を聞かれるのだけれど、相場がわからん。。。
飲み物は別だから、2名で4000円といってみた。
安すぎたか…

あと、ご飯出ますけど…？って言われたときに、二人して「いや、おなかいっぱいなので結構です…」って。
これに、お酒をそれなりに飲んで、2名で5800円。。。
ちなみに刺身は2名で一皿だったけど、他のものは2皿ずつ出てきた記憶が…
いや、安すぎるやろ…都内なら軽く1万は飛んでるはず。。。おかしな世界線だ。。。

すっかり満足して店を出て、やっぱりなーと思ったのが、駅前のロータリーにタクシーはいない。。。さっき一瞬外出た時には居たから、案外イケるかと思っていたのだけど。
しばしタクシー乗り場で待ってみたものの、タクシーが来る気配もなく、後から来たオジサン集団は何やらタクシー会社へ電話している様子。耳をそばだてて聞いていると、完全に出払っていて無理と断られたみたい。さらに電話するおじさんたち。何とか別会社で捕まえることができた様子。
仕方がないので、私も電話することに。まぁ、捕まらない。会社によっては、空いたら電話するねーといってくれたりもしたので、一応お願いしておく。駅から新たに人が出てきて、同じように途方に暮れている。
別の会社に電話してみると、あと2~30分くらいかかるかな~ロータリーにはいくはずだから待ってて～とか・・・

仕方ないのでダメもとでとある場所へ電話。かくかくしかじかと事情を話すと、「しゃーないな。いったるわー15分くらい待っとれ」というお達し。
かくして、足をゲットできたので、それを待っている間に来たタクシーは途方に暮れていたおじさまにお譲りして、さらに電話をかけてきてくれたタクシーはそのあとに来ていた若いお嬢さんへお譲りする旨伝えておき、マイクロバスでホテル志摩スペイン村へ連れて行ってもらえることとなりました。

ホテル志摩スペイン村では隣に併設されている「ひまわりの湯」が利用できるのだけど、ホテルについたときには終了していたので、あきらめて翌朝利用する計画を立てた。

妻はというと、朝に温泉に行く時間なんてない！と文句たらたらだったが、そんなこと言われてもどうしようもないので、好きにしてくださいということになった。

翌朝6時過ぎにお風呂に向かうのだが、妻は部屋のシャワーで済ませるとのこと。

ひまわりの湯はなかなかに広い温泉で、露天風呂もとてもよい眺望。

すっかり温泉を満喫し、部屋に戻るとイラついた妻が…
部屋に備え付けのドライヤーだと死ぬまで乾かないとか言ってる…
温泉においてあったらドライヤーはなかなかの風力でちゃんと乾かせれたけどなぁ。私の方が髪、多いうえに長いけど・・・

結局妻は髪を乾かすためだけに「ひまわりの湯」に行くことになった。

戻ってきたら戻ってきたで、また何やら切れ散らかしている。
部屋に戻る道を間違ったらしく、館内を一周したとか・・・知らんやん。

朝食バイキングが付いているプランにしていたので、会場に赴くと、会場前に人が溢れている。正直、何事？？っていうくらいの人の数。。。どこから出てきた？？？

案内に時間がかかるので、お待ちくださいとのことだったが…
こんなんだったら朝ご飯とかないほうがよかったとか、切れだす妻。
部屋に戻るとか言い出すから、ホントもう勝手にしろよと…

もう、帰りたい…

長くなったので、一旦ここまで。続きは次回…