MIND

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ノート

忘れていいよ。

娘のパンツデビューと祖母のオムツデビューは同じ頃だった。

娘が歩くようになった頃、祖母がアルツハイマー病になった。

娘がよく話すようになった頃、祖母は施設に引越しした。

私は、東京都の下町に生まれ育った。

集合住宅の4階に私たち、7階に祖母が住んでいた。

我が家は父子家庭だったので、毎日の夕飯の支度や日々の細々としたことは、祖母が世話をしてくれた。

私にとって祖母は、母親的存在であ

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辛さを人と比べてはいけない。

私は今、入院しています。
病室からこのブログを書いています。

総合病院には様々な人が、様々な理由で入院しています。

私は産科に入院していますが、お産で入院している人以外にも、手術をした人や、私のように切迫早産の方、切迫流産、妊娠悪阻などの方がいます。

隣は小児科です。

毎日、一日中と言ってもいいくらい、泣き声が聞こえます。
一番多いのは、「ママー!」と叫ぶ声です。
辛い治療もある上に、

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受け止めることと、表現することと。

現在、私は「写真家」を名乗っている。

もともとは小学校の保健室の先生だった。
去年は、高校の保健室の先生であり、写真家だった。

自分でも何がしたいのかよくわかっていなくて、
したいと思うことを全部やってみた結果、
余計わからなくなって、
ちょうど出産が近いということもあり、
今はほとんど何もしていない。

今日は、昔話をしようと思う。
誰も聞いてくれなくていい。
今回は、自分の整理のためにだけ

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なぜコンテストに応募するのか

私は今、
ちょっと変わった高校の保健室で働いている。

生徒たちのほとんどが、年間数回のコンテストに挑戦するような学校だ。

私は、写真家として活動しながら、
高校で養護教諭(いわゆる保健室の先生)をしている。

去年、コンテストに何度か落選し、

今年になって、応募する意味を見出せなくなっていた。

もちろん、入選すれば実績になる。
自分の力を試すいい機会にもなる。

しかし、
賞を取ること

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肩書きに価値はない話と、名乗ることの大切さの話。

以前、noteで、「肩書きを気にしなくなった」と言ったことがある。

今朝、
キングコングの西野さんのblog、
「肩書きには1ミリの価値もない」という話

を読んだら、私もまた肩書きについて想いをまとめたくなった。

私も西野さんとほぼ同意見で、肩書きと価値は違うとは思っている。

どんなにかっこいい肩書きがあっても、中身がともなっていなければ意味がないし、周りが認めるのは肩書きではなくて、その

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私のこと、忘れていいよ。

この写真が、昔から好きだ。

おばあちゃんの、若い頃の写真。

「きれいだな。」
「かっこいいな。」

って、子ども心に思っていた。

「誰が撮ったの?おじいちゃん?」
って聞いても、

「忘れちゃった。」
っておばあちゃんは、いつも同じ答え。

母は結婚してすぐ、父の両親と同居。
私は、産まれてしばらくは祖父母の家で育った。

同じマンションの下の階に越してからも、
祖父が死んでからも、
私は毎

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「SNSのいいね!数を気にしがち」な私の本当の欲求

「いいね!や、インスタのビックアカウントでのフィーチャーを気にしてるけれど、それが君の一番の目的なの?」

ここのところ「SNSのいいね!数を気にしがち」な私に投げかけられた、夫との会話の議題であります。

最近モヤモヤしていました。
すごく気に入っている写真にいいね!が少なかったりすると、「あれ?私のセンスってダメなのかな?」なんてこと思う時もありますし。
でも、なんで気にしてるのかわからない自

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はじめまして。
フォトグラファーの菊池操です。
写真・ことば・映画が大好きな32歳。

幸せなときも、孤独なときも、そっと寄り添ってくれる。
そんな作品をつくっていきたい。

心から好きなことを、心に正直に綴っていきます。

子どもが産まれてからとか、
30代になってからとか、
もう遅いと思っていた。

でも、仕事をやめて、出産して。
そしたら、ふと、これからは本当に好きなことをやろうと思った。

写真を撮っています。
ことばを綴っています。
映像も、撮っていきたいです。

毎日が、楽しくて愛しい。