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 我々からすれば、その政策の失敗は人間の発明と革新を推進しなかったことであります。第一に、人間には会話しなくてもコミュニケーションが取れます。口をあけない、例えば手話がありましょう、そういう方法を確立すべきでありました。第二に、ここを絶好のチャンスと捉えなかったことにあります。技術革新は常に境地の中から生まれます。機械や兵器などは常に敗北している側から湧き出てきたものです。ここで彼らは、人間を進化させる絶好の機会と考えるべきだったのです。しかし彼らはそうは捉えなかった。というよりも対して感染力が強くなかった。それで折衷案として出てきたのがマスクです。つまり、マスクは最初から最後まで、虚構の産物です。有効性云々という議論自体が、虚構の中での安穏としたパーティーに過ぎなかったわけです。結論としては誰一人本気でなかった、、、、そういうことになりましょう。 
『ピルダ星人の報告』

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