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初めての1人温泉旅.甲府の温泉銭湯へ

私の実家がある山形県は、
市町村全てに温泉が湧いているのが自慢です。

幼いころから地元の温泉銭湯に通い、
400円そこそこで日常的に温泉を堪能していました。

温泉が大好きな気持ちはずっと変わらない!
ですが、就職で東京に来てからは、中々温泉に行く機会を作れず。
温泉銭湯のような気軽な場所も少ないし、
ちゃんとした温泉に行こう!と思うと、どうしてもしっかりした旅を計画しなければと思っていました。

コロナ禍で職場が休業中
時間がたっぷり出来たので、ちょっぴり遠出にチャレンジ!
最初の旅先に選んだのは、山梨県甲府市です。

新宿から特急に乗って遊びに行ける甲府は、
私にとってはハードルが低く、初めての1人温泉旅には最高な場所でした。

(なぜ甲府が1番に思い浮かんだかというと、愛読しているバイブル的な本"女ひとり温泉をサイコーにする53の方法 永井千晴さん著作"の中で、甲府の温泉銭湯についておすすめされており、行きたい!と思っていたのです。)

初めての1人甲府旅のスタートは、それはもう最悪。
前日飲み過ぎてしまい、事前に予約していた特急には乗れず、しかも二日酔い、、、。
特急かいじの車内で気持ち悪さと戦いながら、甲府へ向かいました。

甲府は、今回が初めての訪問。
どうせなら名物も堪能したい!と食いしん坊精神が炸裂。
駅前のほうとうの有名店"小作"さんにお邪魔。
生まれてはじめて かぼちゃほうとう をいただきました。
二日酔いには汁物が沁みました、、、。

その後、狙っていた温泉銭湯"新遊亀温泉"へ腹ごなしに歩いて向かいます。
(徒歩20分以上はかかったかと思います。私は歩くのが大好きなので苦ではなかったです!)

住宅地の中に味のある佇まいの銭湯。
緊張しながら入店し、番台にいらっしゃるお姉さんに430円のお支払い。
オープン時間から30分も経っていなかったと思いますが、地元のお姉さんたちが数名汗を流しておりました。

初めての場所は勝手が分からないので、目立たぬよう、周りのお姉さんたちを見ながら体を洗い、念願の温泉へ!

新遊亀温泉は、茶色っぽいモール泉。
植物などが堆積し、それが温泉成分となって湧き出しています。
源泉がドバドバ!とあふれており、お湯も新鮮で最高!
トロッとした湯あたりで、とても気持ちがよかったです。

気持ちがよすぎて出たり入ったりを繰り返していると、
チャキチャキなお姉さんから声をかけられました。
東京から来た旨を伝え、年齢を答え、地元のお姉さんたちの中に入れて頂きました。みなさん若い!そして優しい!コロナ禍だったのですが東京モンにもとっても気さくにしてくださいました。

なんでもこの温泉は飲泉ができるようで、常連さんたちはみなさん空のペットボトルを持参し、源泉が流れ出るライオンの口から温泉を汲んで帰るんだそう。
このお湯で入れるコーヒーが絶品なんだとか。
お姉さんたちに、「次回はペットボトル持ってきなよ!またおいで!」と声をかけて頂き、あたたかい気持ちで銭湯を後にしました。

今回は宿泊はせず、甲府市内で夕飯を頂いてから帰宅を予定していました。

事前に美味しそうなごはん屋さんを数軒調べていましたが、
今回は "どて焼き下條" さんにお邪魔しました。

事前調査でも中々ディープなお店なようで、そういうお店大好き!な私は、
期待に胸を膨らませながら入店。

カウンター席で名物のどて焼きとたまごを堪能。
温泉に浸かって汗を流したので、1人大瓶をゴクゴク。
至福の時間でした、、、

なんでも下條さんは梅割りというお酒が有名らしく、テーブル席に6名ほどでいらっしゃったお兄さんたちは、みなさん梅割りを注文していました。

(梅割りは、特製の梅エキスで宝焼酎を割るというもの。私は今回頂きませんでしたが、パンチがありそう、、、)

カウンターの上に小さめに切られた新聞紙がぶら下がっていたり、とっても味のあるお店で最高でした。またお邪魔したいです!

甲府駅にてお土産の信玄餅を購入し、東京へ戻りました。

スタートには失敗しましたが、結果的には最高だった甲府旅。
とても大好きな場所になり、再訪を誓いました。

甲府の温泉銭湯はほんっとに最高!

新遊亀温泉さんは、有り難いことにタトゥー保有者の入浴が可能でした。
調べた甲府内の温泉銭湯の中でも、タトゥー入れ墨お断りの場所も多く、
私にとっては貴重な場所になりました。本当にありがとうざいました!

新遊亀温泉
14時~22時
木曜定休
入湯料430円

2022年6月26日 みさと


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